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父「桜、蘆屋殿の件だがどちらの家に住むかを決めておいてくれないか?」
桜「分かりました」
桜「ってことでどっちの家に住みたい?」
道「俺が今住んでるところ」
桜「私もそっちがいいわずっと素でいられるしね」
桜「じゃあ決定」
道「これだけのために呼ばれたのかよ」
桜「いいじゃない私と同居できるのよ」
道「そうだなー」
桜「もっと喜びなさいよ」
桜「まあせっかくだし何か食べていこうかしら」
道「奢ってくれるのか?」
桜「はあ?奢るわけないでしょ」
道「お貴族様(金持ち)なんだからちょっとぐらいいいだろ」
桜「かっこの中が丸見えよ」
桜「すみませーん」
桜「団子四つくださーい」
女将「はいよ!」
道「お前一人で団子四つも食ったら太るぞ」
桜「あんたほんとに失礼ね」
桜「もう忘れたの?あなたの人生は私の手の中だってこと」
道「腹黒」
桜「うっさいわね」
女将「おまちどお」
桜「ありがとうございます」(にこ
道「切り替え早」
桜「おいしそ~!✨」(無視
桜(ぱく
桜(もぐもぐ
桜「ん~おいひ~」
桜(ゴクン
桜「あ、そうだ遊郭や覗きは控えてね」
桜「バレるとやばいから」
道「まじかよ…」
桜「女遊びをやめるいい機会じゃない」
桜「女遊びなんてやってもいいことないし」
道「じゃあお前が相手してくれよ?」(にや
桜「は?無理に決まってるでしょ子供を作るのはちゃんと好きになれてから」
道「わかってるよ」
道「ほんとに好きになれるのか?こんなに暴言ばっか言ってるのに」
桜「そんなの知らないわよ」
桜「あんたも私の事好きになれるようにしなさいよ」
道「あ?なんでだよ」
桜「は?そんなの私だけが報われない片思いなんていやよ婚約までしてるのに」
道「そうかよ」
桜「じゃあ要件もすんだし戻るわね」
桜「いつ晴明様の家に行くかは文を送るわ」
道「ん」
夜
晴「道満、桜さんから手紙が届いてるよ」
道「あーそれ晴明も見といた方が良いやつ」
晴「そうなの?」
道「ああ」
文の内容
道満と晴明様へ
明後日の昼にそちらの家にまいります
これから同居することになりましたのでよろしくおねがいします
桜より
晴「明日の昼か、早いね笑」
道「そうだな」
晴「そうと決まったらさっそく準備するよ!」
次の日
昼
桜「それではお父様、行ってまいります」
父「元気でな」
桜「はい」(にこ
側近「桜様、牛車の用意ができました」
桜「わかりました」
コンコン
晴「お、来たみたいだね」
晴「道満出てあげな」
道「命令するな」
がら
側近「失礼します」
桜「これからお世話になります」
桜「改めてよろしくお願いします」
晴「ああ、よろしくね」
道「よろしく」
晴「桜さんの部屋はこちらです」
側近「ありがとうございます」
側近「それでは」
桜「…」(にこ
桜「っは~やっとあの堅苦しい家から出られた~」
道「良かったな」
桜「ありがとね」(にこ
道「!//」
桜「なにあんた照れてんの?」
道「照れてねぇ!!///」
晴「ふふ」
桜「じゃあ私は部屋で荷物の整理してきます」
晴「わかった」
道「おい、晩飯できたぞ」
桜「今ちょうど終わったとこ~」
がら
桜「よし!行こ!」
道「ん」
桜「わぁ~!めっちゃおいしそう!」
晴「お貴族様のご飯よりは豪華じゃないけどね」
桜「豪華じゃなくていいですよ!」
桜「あんな無駄に量が多いだけのよりこっちの方がおいしそうです!」
晴「それならよかった」(にこ
3人「いただきます/!」
桜(もぐもぐ
桜「ん~!✨」(ゴクン
桜「めっちゃ美味しいです!」
晴「ふふっよかったよ」
道「お前ほんとに食いもん食う時美味そうに食うよな」
桜「だって美味しいんだもん」
道「お前嫌いな食いもんあんのか?」
桜「ん~、思いつかない」
道「だろうな」
晴「それじゃあおやすみ」
桜「おやすみです!」
道「おやすみ」
ぱたん
桜「はぁ~疲れた~」
桜(明日からほんとにあいつと同じ家に住むんだな)
桜(まあ好きにならなきゃいけないわけではないけど好きでもない奴と子作りとか絶対に嫌だし)
桜(好きになるいい機会ね)
桜(あいつは好きでもない女とも余裕でやれそうだけど)
桜「ふぁ」
桜「そろそろ寝るか」