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葵と怜央

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葵と怜央

1 - 葵と怜央

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2026年02月11日

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怜央「ねえ、起きて」


朝7時。

私たちの一日は、彼のくすぐったい声から始まる。


葵「……あと5分」


毛布にくるまる私を、彼は容赦なく引き寄せる。


怜央「だめ。ルールでしょ?」


そう。

私たちには“付き合ってからできたルーティン”がある。


① 朝は必ず一緒にコーヒーを飲む

② 出かける前にハグ

③ そして――


怜央「おはようのキスは必須です」


にやっと笑う彼。


怜央「はい、口あけて」


葵「子ども扱いしないで!」


文句を言いながらも、結局負けるのはいつも私。


ちゅ、と軽く触れるだけのキスなのに、

朝から心臓がうるさい。


怜央「今日もかわいい」


葵「朝からそれ言うの禁止!」


怜央「なんで?」


葵「慣れないから…」


そう言うと、彼は嬉しそうに笑う。


怜央「慣れなくていいよ。一生照れてて」


ずるい。

そんなこと言われたら、好きが溢れちゃう。


バタバタしながら支度をして、玄関へ。


怜央「ハグ忘れてる」


後ろからぎゅっと抱きしめられる。


背中に回る腕があったかくて、

このまま時間が止まればいいのにって毎回思う。


怜央「今日も頑張れそう?」


耳元で小さく聞かれる。


葵「うん。怜央がいるから」


彼は満足そうにうなずいて、最後にもう一度だけ軽くキスをした。


怜央「いってらっしゃい、俺の彼女」


葵「いってきます、私の彼氏」


ただそれだけ。


でも、この何気ないルーティンがあるから、

どんな一日もちゃんと頑張れる。


明日の朝も、その次の朝も。


きっと私はまた照れて、

彼はまた嬉しそうに笑う。


――おはようのキスは、これからも必須です。

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