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うーん…あれ?なんで木の天井が見えるんだろう?……あ!そうか。ベリーと別れた後、カゼシオの街の宿屋で泊まったんだった。とりあえず、この街で今日一日だけ手伝える場所を探そうかな。
港町なだけあって、潮風が気持ちいい!今日働いたら明日にでも、船でどこかに行くのもいいかな…?あ、働けるところを探すんだった。あそこのお店とかどうかな?まだ営業前みたいだし、働かせてもらえるかも!
「失礼しまーす…」
「あ、お客さんすみません。まだ営業前なんですよ。」
「いえ、もしよかったらこの店で一日だけ働かせてもらえればと…」
「それは嬉しいけど、うちはけっこう忙しくなるけど、いいの?」
「もちろん、ちゃんと働かせてもらいます!」
「いい心意気だ!ちょうど営業時間になったから、しっかり働いてもらうからね!」
「はい!」
…ふう。思ったより忙しかったな。やっとお昼休憩に入らせてもらったし、さっき買ったパンでも食べようかな…?
「だ、誰か助けてー!」
!?う、後ろから声が…?
「そ、そこのあなた!助けてください!」
ええ…魔法を使うか…あんまり使いたくないけど、しょうがないよね。
「ウィンド」
「!?お、覚えておけよ…!」
…よかった、多分上手くいった…あ、それどころじゃないんだった
「だ、大丈夫だった?」
「はい!ありがとうございます!お姉さんの名前はなんていうんですか?
「私はリリ、旅人だよ。」
「自分はギル!船の船員をしてます!リリさんよろしくです!」
「よろしくギル。今船がここに留まっているの?」
「はい!明日出発します!」
明日…もしかしたら…
「あのね、良かったならんだけど、ギルの船に乗せてもらうことって可能かな…?」
「わ、自分の船ですか!?せ、船長に聞いてみます…」
「ありがとうギル。ついていったほうがいいかな?」
「いえ、リリさんもお仕事があるので…」
「あ、そうだった。ギルじゃあね。」
「はい!お仕事頑張ってください!」
あー疲れた!チップも割と貰えたし、けっこう儲けれたな〜船の結果は、明日早く起きて聞こうっと。…ん?あそこにいるのは…
「ギル!」
「あ、リリさん…」
「どうしたの?」
「いや、船の結果すぐ伝えようと思いまして…」
「ああ!ありがとう!結果はどうだった?」
「はい!明日4時半、リリさんと船で一緒に行けることになりました!」
「やった!じゃあ明日行くね!」
「はい!おやすみなさい!」
やったー!船で旅できることになった!あ、寝る前に長持ちする食べ物を買いだめておこうかな。何が起きるかわからないし。
今日は忙しい一日だったなあ。でもギルと一緒に船で行けることになったし、いい一日でもあったな。明日は早いし、もう寝よう…