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今日は死神たちのランクを決める会があった。人間に愛情を抱いた私は一番下のランクになった。そうなるよね。人を愛してしまったんだから。今日も礼央さまのところに行こう。
「あっ、アルトちゃん。来てくれたんだね…あれ?なんか悲しそうな顔してるな。何かあった?」
「今日、死神をランクづけする会があって、それで人間を愛したから一番下のランクに入れられたんです…」
「死神って人のこと愛しちゃいけないんだね。そんなルール、破っちゃえばいいのに。」
「私は死神の王様からとても愛されていたので…」
「アルトちゃんの気持ち、なぜかわかる気がする。僕はアルトちゃんを応援してるからね。気にしないでいいよ、ルールなんて。これから人間界で過ごせばいいじゃん。アルトちゃんは何で死神になったの?」
「何でって言われても…」
「理由もなく死神になるのは楽しくないよね。だからこれからは人間界で一緒に過ごそう。」
「はい…!」
なんということでしょう?礼央さまと一緒に暮らせるなんて…