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何話まで続くか見通しが立ってないアメーバボルボックスです。第9話、なんとか完成しました。楽しんでください。


私は梨々愛。訳あって前世でハマっていた乙女ゲームの悪役として過ごしている。

「おはようございます!梨々愛ちゃん!」

この子は普通の可愛い子に見えるけど、実は男の子で、詳しくは知らないけど家の事情で女装している乙女ゲームのヒーローポジション。今は私と同じ寮で暮らしている。

「おはよう蓮ちゃん。そろそろ筆記の試験だね。」

「そうですね〜。勉強がんばりましょうね!」

うーん目覚めのいい朝。今日はいい日になる気がするなあ。穏やかでトラブルのない日に…


「あ、梨々愛さん、おはよう!」

「……おはようございます秀一様。今日は天気がいいですね…」

この人は乙女ゲームのメインヒーローで私の婚約者の鳥ノ和秀一様。それよりなんでここにいるんだ一個学年が上のはずなのに

「ごめんね急に来てしまって。いくら経っても手紙とか来ないからなにかトラブルとかあったのかと思って…」

「…すみません挨拶が遅れて……することが多くて…」

「いいんだよトラブルがなくてよかった。」

そして私の用心するべき人物の中で最も危険…なぜなら彼は一番攻略がしやすいから、出会わせてしまったら多分速攻で付き合ってしまう!そして私は原作通り死ぬ!それだけは避けたい。…とりあえずまだ希望はある。私はヒロイン兼メイドの一華を寮に置いてきている。だから会うことはないはず…

「お嬢様ー!バッグ忘れてましたよ。なんでバッグ忘れるんですか。一番重要でしょ、う?」

「あっ…一華…これは…」

しまった!二人を合わせるとイベントが始まってしまう…!

「秀一様。おはようございます。」

「おはようメイドさん。」

…あれ…?何も起こらない?…さすがに危惧しすぎたか!よかったー!やっぱり今日はいい日だ!

「あ、そうだ梨々愛さん。今日のお昼一緒にお茶でも行きましょう。」

「……はい。」

やっぱ悪い日かもしれない。

第9話 おわり

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