ギャグ集
今回水さん以外だいぶキャラ崩壊してます!
昼休み。教室の片隅に集まる6人。
テーブルの上にはお弁当やパンが並ぶ。
「……あ、りうら。俺のプリン食うなよ」
ないこが釘を刺す。
「は? 別に食べねぇし!」
りうらはぷいっと顔をそむける。
(※実際はもうスプーンでひと口食べてる)
「うわぁぁぁ!! 俺の弟がぁぁ!!」
ないこが机に突っ伏して号泣。
「弟って言うても同い年やろ……」
ほとけは呆れながらも箸を進める。
「てか、りうらくんが食べたのはプリンの表面だけだし、まあセーフじゃない?」
「セーフちゃうわぁぁぁ!!」
ないこ、さらに泣く。
「……りうら。僕の弁当食べたら、ずっと一緒にいられるように、転校手続きまで出すからな」
初兎がにっこりと笑う。
笑顔なのに背筋が寒い。
「こっわ!? いやいらねぇから!!」
りうらは全力でツッコミ。
「なぁなぁ、みんな~」
いふが箸をくわえたまま、無邪気に声をあげる。
「いふ、もうスプーン持てへん……ご飯あーんして!」
「お前、外見どう見ても成人男性やんけ!!」
悠佑が母親のように即ツッコミ。
しかし、手慣れた様子でスプーンを取り、いふの口にご飯を運ぶ。
「わーい! 悠佑ママ、だいすきっ!」
いふはにっこり。
「……俺はママじゃなくてパパや!!」
悠佑は真っ赤になりながら叫んだ。
その横で、ほとけは冷静にお茶をすすり、
「……相変わらずカオスだなぁ」
と、いつものようにまとめ役に徹するのだった。
放課後の教室。
テストが近いということで、6人は机を並べて勉強会を始めた。
「はい、じゃあ数学からやるで。ノート広げぇや」
悠佑が先生ポジションで仕切る。
「えー、やだー! 勉強よりお絵描きしたいー!」
いふはクレヨンを取り出して机に落書きを始める。
「小学生か!!」
悠佑が頭を抱える。
「ほらいふくん、まずは九九から復習しようか」
ほとけが優しく声をかけると、
「いちいちが……にゅん!」
いふはドヤ顔で答える。
「にゅん!?!?!?」
全員のツッコミが教室に響いた。
「……りうら。僕と一緒に勉強すれば、答案用紙の名前欄を“夫婦”に書き換えてあげる」
初兎がうっとりとした目でノートを差し出す。
「バカか!? 教師に殺されるわ!!」
りうらは顔を真っ赤にして怒鳴る。
「赤くなってんの……かわいいなぁ」
初兎がさらににじり寄る。
「来んなぁぁぁぁ!!!」
りうらが全力で突っ込む。
「……りうら、弟。俺が横について教えるからな」
ないこは満面の笑みで腕を組む。
「は? お前にだけは教わらねぇよ!」
りうらはぷいっとそっぽを向く。
「うぅ……俺の弟が反抗期だぁ……」
ないこは涙目で壁に頭を打ち付けた。
「ほらもう! 集中せぇ! ノート貸して! いふ、鉛筆逆さや! 初兎はストーカー目やめろ! ないこは壁に頭ぶつけるな! りうらは机蹴るな!」
悠佑が完全にオカン化して叫ぶ。
その横でほとけは冷静にノートをめくり、
「……結局、僕が一番点数取るんだよね」
と、常識人の貫禄を見せつけるのであった。
コメント
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1×1はにゅん...いいね!!!これから九九聞かれたらにゅんってこたえるわ!!(?)