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君の特別。

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君の特別。

1 - 第1話 知ってる。

♥

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2024年09月08日

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今日は久しぶりにknkzをかきました。



attention

・nmmn注意

・付き合ってはない。

・自己満

・苦手な方は今すぐ見るのやめた方がいいかも!

・学パロ

・喧嘩あり




あんまネタバレしたくないので

すたーと










kn side



部活終わり。すっかりと暗くなってしまった空を眺めながら校舎を出ると、少し遠くに見覚えのあるシルエットとそれよりいくらか小さいシルエットが見えた。

どうやら葛葉と女の子が話をしているらしい。

葛葉が女の子と話すなんて珍しいな、なんて思いながらも特に深くは考えず真っ直ぐに自宅へと向かった。




次の日、




今日葛葉は学校を休んだ。僕は葛葉と仲がいいから皆は僕に休んだ理由を聞いてくる。実の所を言うと僕は葛葉が休んだ理由を知らない。みんなには「風邪じゃない?最近急に冷えてきたしね」なんて話したが、僕は昨日の女の子が関係するんじゃないかと思っている。

だから僕は放課後その女の子に葛葉との関係性を聞いた。



kn「急に呼び出しちゃってごめんね?」


mb「ううん!大丈夫だよ?でも急に呼び出すなんてどうしたの?」


kn「実は今日葛葉が休んだことは知ってる?」


mb「…いや、知らなかったよ。」


kn「…そっか、」


mb「うん、でももしかしたら私が原因かも。」


kn「…えっ?」


mb「叶くん、葛葉くんと仲がいいから話すね」


kn「わかった、ありがとう」


mb「..私が葛葉くんとちょっと前から付き合ってたのは知ってるよね」


kn「えっ、」


mb「も、もしかして叶くん知らなかった、?てっきり知ってるものだと思って私、!!」


kn「だ、大丈夫。続けて。」


mb「わかった、」

「それで告白は葛葉くんからしてきてくれて」

「私嬉しくってつい付き合っちゃったの」


kn「…。」


mb「だけどその後友達からもそんなにノリで付き合っちゃって大丈夫なの?って言われて私もこんな軽い気持ちで付き合っちゃって葛葉くんに申し訳ないなって思っちゃって、昨日別れようって思って話をしたんだ。」


kn「…なるほど、」

「話してくれてありがとう。」


mb「いえいえ!こんな話でよかったのかな、」


kn「逆に沢山聞かせてもらっちゃってごめんね。もう遅いし家まで送っていこうか?」


mb「ほんとに?良かった!大丈夫!私家すぐそこだからさ!」


kn「そうなんだ。わかった。じゃあ今日はありがとう。またねー」


mb「うん!またねー!」




僕は女の子と別れると、自分の家ではなく葛葉の家に向かった。





kz宅


ピンポーン



何回もチャイムを押してみるが全く反応はない。

さすがに心配になり、お前になら、と貰っていた合鍵を使って中に入る。


ガチャ



kn「葛葉ー?勝手に入るよー?」


シーン



リビングを覗いてみるも葛葉は見当たらない。

それからトイレ、風呂、配信部屋など様々な部屋を覗くがどこにもいない。となると残った部屋は一つだけ。 寝室だ。




僕は少し開けていいものかと戸惑ったが、ここまで来てしまったのだから、と勇気をだして扉に手を置く。



ガチャ



kn「葛葉…、?」


kz「…。」


そこには布団に潜り込んでいる葛葉が居た。


kn「…大丈夫なの、?」


kz「…。」


kn「……風邪、とか?最近はやってるもんね、」


kz「…。」


僕は何も知らないフリをして葛葉に話しかける。反応はない。


kn「なんか、買ってきて欲しいものとか、ある?」


kz「…。」


kn「あ!もしかして勝手に入ってきたことに怒ってるとか?いやー葛葉ったらピンポン押してるのに全然開けてくれないからさー!…」


kz「…。」


kn「なんでそんなに無視するの、?」


さすがに僕もここまで無視されると苛立ってきた。そもそもどうして僕に付き合ったこととか話してくれなかったんだとか誰かが好きだとかそういう素振りも見せなかったくせに振られたら一丁前に凹んでやがるとことか。


kn「はぁ…。葛葉って誰かと付き合ってたの?」


kz「…は?」


kn「やっぱり起きてたんだ。」


kz「いや、お前に話したっけ、」


kn「せめて付き合ったんなら教えてくれても良かったのにー笑」


今の葛葉にこんなこと言ったって喧嘩にしかならないなんてこと分かってるのに。


kz「…もう別れたし。」


知ってるよ。知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる知ってる。


kn「へー。葛葉の対応がダメだったんじゃない?」


何言ってんの僕



kz「は?何お前。」


kn「彼女さんも大変だっただろうね笑」


こんなこと言いたいわけじゃないのに。


kz「…マジで何?さっきからうぜぇんだけど。”お前には関係ねーじゃん。”」


kn「!」


kz「別にお前に言おうが言わなかろうが俺の自由じゃん。お前は俺の保護者かなんか?笑」


「俺だって別に彼女には自分なりにちゃんとした対応してたし、迷惑だってかけたつもりないけど?」


「”関係ねぇのに”口挟むのやめてくんね?」


kn「…関係無くないよ!!!」


kz「…は?」


kn「今日学校行ったらお前が休みで!皆から俺とお前が仲良いから休んだ理由を知ってて当然みたいな顔で声かけられて、…迷惑、だったし…。」


こういう時こそ素直に伝えるべきなのに。


kz「迷惑、」

「そーですか。迷惑でしたか。そりゃすみませんでしたね。」

「じゃあこれからも迷惑かけると思うしもう関わるのやめるか。」


kn「…は?」

「いや、なんでそーなんの?」


kz「はいもー他人です。不法侵入ですよー。でてってくださーい。」


kn「いや、ちょ、葛葉!」


kz「はやくどっかいけよ!!」


kn「…!!!」


「…ごめん、」


kz「……謝っても変わんねぇから。」




僕は寝室の扉を閉めると、玄関に向かう。

葛葉は追いかけてきてはくれなかった。









____________________




それから僕達は関わることはなくなった。

初めのうちはいつも一緒にいた僕達が全く話さなくなったことに皆困惑していたが、ある程度したら慣れてきたのかみんなもすんなりとその状況を受け入れられるようになっていた。あるひとりを除いて。







kn「それでさ〜ー!」


mb「なんだそれ笑」


前から僕と仲良くしてくれていたmbとお昼ご飯を食べている。mbは葛葉と僕のことを特に深堀してくることも無く本当に良い奴だ。



そんなこんなでもう時期お昼休みが終わるという頃。

突然教室のドアが壊れるんじゃないかと思うくらい大きな音を立てて開いた。


mc「叶くん!!!!ちょっと!!!!」


kn「え、?ちょ、もちさん、?!」


もちさん、こと剣持刀也が突然教室に来たかと思えば僕を引きずりながらどこかへ連れていく。


ついた場所は保健室。

一体保健室になんの用が?


mc「はぁっ、はぁ、」


kn「保健室、?」


mc「そこのっ、ベット、見て、」


kn「?」


剣持が指を指したベットの側へ行き、カーテンを開けると、そこには 葛葉がいた。



kn「え、?」


mc「保健の先生によると栄養失調で倒れたっぽいって言ってたよ、」


kn「いや、え?」


mc「お昼なのに葛葉がなんも食べてなかったから、購買に一緒に買いに行こうって言ってる最中に倒れたからびっくりしたよほんとに。」


kn「あのー、僕関係なくない?」


mc「はー。何言ってるんですか。」

「葛葉くんといったら叶くんでしょう?」


あれ、もちさんって僕と葛葉の仲が悪くなったこと知らないのかな。


kn「もちさんって僕と葛葉がn」


mc「知ってますよ。」


kn 「え?」






疲れたので続きはまたいつかに投稿するはずです。結構長めな1話ですね😄😄

あ、喧嘩中にknが俺って言ってるのは誤字ではなく、なんかそういう時に俺になってたらいいよね的な妄想です

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