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スバおかの直接的な絡みはございません
「ねえスバルちゃん、おかゆの甘えてる姿、みたくない?」
控室でころねとふたり
あまりにも突然の言葉に一瞬理解ができなかった
「おかゆの甘えてる姿?は、なにどゆこと?」
「そのままだでな、ころねの前でのおかゆは甘々子猫ちゃんって話したでしょ?」
「うんしたね」
「その姿スバルちゃんに見せてあげようと思って」
「いらねえよ、見たくねえよ」
「いーや、かわいいって思うよ?」
「いや大丈夫だから」
「まあころねが取ってくるけどー」
「いらねえってころね!!」
「じゃーねー!たのしみにしてて!」
「あっ」
ころねはそう言ってるんるんで楽しそうに帰ったいった。
友達の甘えてる姿なんてだれがみたいんだよ…
数日経ってスバルが部屋でゴロゴロしてたとき、一通の連絡が来た。ころねからだった。
“ スバルちゃん約束のおかゆの動画 “
” はー?約束なんてしてないでしょーー “
” でもせっかく撮ってきたんだからさ! “
” たのんでねえよ!! “
” また数秒しかないし見てみてよ、感想まってるでな “
たしかに動画は6秒と短いものだった。
6秒だけなら、と思い渋々みることに
動画の中のカメラを持ったころねは、壁にもたれて、座ってんのか寝転んでんのか、みたいな中途半端な体勢でいるんだろう。
足を伸ばすころねの上におかゆがうつ伏せで寝転び、ころねの腰に抱きついて、顔をころねに埋めてる状態だった。
「ころさぁん…」
「なあにおかゆ」
「ん、あ、なにとってんだよおお」
顔をあげたおかゆがカメラに気付きスマホを取られて終了、というなんとも簡潔な内容だった。
…かわいい
気付きたくなかったおかゆのかわいさに気づいたような気がした。
このあところねに「ふたりは付き合ってないんだよね?」と確認の連絡をとったのはまた別のお話。