翌日の翌日~
隊「愛衣ちゃーん起きて~」
愛衣「ぃや…」
隊「起きてってば~」
隊「約束の時間に遅れちゃうよ?」
愛衣「んぇ…?やくそく…?」
愛衣「あ!!国ちゃん達!!」
愛衣「おじいちゃんごめんありがとー!」
隊「もう朝ご飯できてるよ~」
愛衣「ほんと!?食べる食べる!」
数十分後
愛衣「それじゃあ行ってきまーす!」
隊「いってらっしゃ~い」
パタン
愛衣「~♪」
愛衣「みっずぎみっずぎみんなのみっずぎ~♪」
数十分後
駅
愛衣「おまたせ~!」
歌川「愛衣ちゃん!」
愛衣「ごめん待った?」
蓮浄「いいえ、私達も今来たところですわ」
愛衣「ほんと?よかった~」
愛衣「あれ、紅ちゃんまだ来てない?」
座敷「来てるぞ」
愛衣「わ!ごめん気づかなかったや」
愛衣「いつもと髪型違うんだね」
座敷「おう、出かけるって言ったら泥田にやられた」
愛衣「もしかして服も?」
座敷「そうだぞ」
愛衣「ひじたんって意外と女子力あるよね笑」
間もなく電車が参ります
桃山「!ホームの方行こ」
3人「あ、うん!/そうですわね」
プシュー
歌川「あら、席が空いてない」
愛衣「ほんとだ…」
桃山「あ、あそこ二つ空いてるよ」
愛衣「ん~じゃあ3人立つことになるね」
愛衣「私いいから4人の誰か座りな!」
歌川「え、いいの?」
愛衣「いいよいいよ!若い乙女たちに立たせるわけにはいかないし」
連浄「若い乙女って愛衣も同い年でしょう?」
愛衣「あ、そうだった」
愛衣「まあまあ誰座る?」
歌川「私立つから3人は座って!」
連浄「いえ、私が立ちますわ」
連浄「国子と桃山さんと紅子さんは座ってくださいまし」
桃山「いや、3人が座って」
座敷「私はどっちでもいいぞ」
愛衣「このままじゃ一行に決まんなそうだしジャン負けが立つことにしよ!」
愛衣「ほら、じゃんけんぽん」
歌川(ぐー
連浄(ぐー
座敷(ぐー
桃山(ちょき
愛衣「それじゃあ3人は座って桃ちゃんは私の隣おいで~」
連浄(国子と距離が近い…)
まもなく発車いたします
プシュー
ガタン
桃山「わっ」
愛衣「よっと」(桃山さんを抱きとめる
愛衣「大丈夫?」
桃山「ご、ごめんありがとう」
愛衣「桃ちゃんつり革届かない?」
桃山「うん…」
愛衣「じゃあ私に捕まっときな!」
愛衣「電車結構揺れるし」
桃山「ありがとう」
きゅ(愛衣の服を掴む
愛衣(やばい、桃ちゃんめっちゃ可愛い…!)
愛衣(唯人の気持ちがわかる気がするよ…)
数十分後
愛衣「ついた~!」
歌川(ぐ~
歌川「っあ…!」
歌川「ご、ごめんなさい!///」
連浄「もうお昼ですし先に食事をしてからにしましょうか」
3人「賛成~」
フードコート
愛衣「なに食べよっかな~♪」
愛衣「あ!あれ美味しそう~!」
歌川「え、あれすごく量多くないかしら」
愛衣「そう?大丈夫だよ!こう見えて私結構食べるから!」
歌川「そうなの?」
連浄「あら?愛衣前ダイエットしてるって言ってませんでした?」
愛衣「ギクッ」
桃山(自分で言った…)
愛衣「いや~おじいちゃんに学園長のタイプ聞いたんだけどがりがりな子はやっぱ好きじゃないらしいから!」
連浄「あら、そうでしたの?」
紅子「じゃあどんな奴がタイプなんだ?」
愛衣「え~っとぉ…」
愛衣(下半身太めの子って言ったら多分変態扱いされちゃうよなぁ、私は全然いいけど)
座敷「なんだ?人に言えないような好みなのか?」(にや
愛衣「いや、そういうわけじゃないんだけど…」
愛衣「ん~…ちょっと太めの子?」
歌川「なんで疑問形?」
愛衣「まあまあ、恋バナは食べながらしましょ!」
愛衣「てことで買って来るね~!」
数分後
愛衣「みんな買えたし食べよ~!」
5人「いただきます/!」
愛衣「んー!これ美味しい!」
歌川「実物を見ると余計にすごい量ね…隣ににあるから余計に…」
席はこんな感じだよ!
紅 机
愛 机 桃
歌 机 連
桃山「どこから見てもすごい量だよ…」
愛衣「まあこのくらいならぺろりだよ」
愛衣「それより恋バナしよ!」
愛衣「ここに居る人紅ちゃん以外好きな子いるんだからさ!」
歌川「えっそうなの!?」
歌川「ゆりちゃん好きな人いるの!?」
連浄「わ、私だって思い人くらいいますわ」
歌川「誰!?もしかして私の知ってる人!?」(立ち上がり勢いよく距離をつめる
連浄「っ~///」
連浄「い、言えませんわ!///」
座敷「ほぉ」(にやにや
愛衣「ちなみに私はちょっと前から知ってるよ」
座敷「私も分かったな」
歌川「え!?知らないの私だけ!?」(ガーン
連浄「私誰にも言っておりませんわよ」
連浄「なんでお二人は知っておりますの?」
愛衣「私そういうのには敏感でね~それにゆりちゃん案外分かりやすかったよ笑」
座敷「私もそんな感じだな」
連浄「なっなるべく出さないようにしていましたのに…!」
座敷「まあ連浄のことはこのくらいにして愛衣に聞きたいことがあるんだよ」
愛衣「およ、私?」
座敷「なんであんなじじくさい学園長に惚れたんだ?なんかきっかけでもあったのか?」
桃山「それ私も気になってた…!」
愛衣「え~?聞いちゃう~?」
愛衣「そりゃもう一目惚れよ」
4人「…え?/は?」
歌川「が、学園長先生って顔隠してるわよね?」
連浄「もしかして愛衣は学園長先生の素顔を見たことがありますの?」
愛衣「え?ないよ?」
桃山「じゃあ一目惚れってあの見た目のどこが好きなの?」
愛衣「え~?学園長の全部好きだけど…強いて言うなら」
愛衣「雰囲気かな」
座敷「雰囲気?」
愛衣「うん」
愛衣「会った瞬間からなんか昔会ったことあるような気がするの」
愛衣「あ、これマジだからね?決してイタいやつとかじゃないからね?」
座敷「昔って言ったってせいぜい十数年前とかだろ?」
座敷「小さい頃とかにちらっと見かけたことがあるとかじゃないか?」
座敷「あんな個性的な見た目してたらちょっとは記憶に残ってるかもだし」
愛衣「ん~そんな感じじゃないんだよね~」
愛衣「もっと昔の生まれる前とか?」
歌川「生まれる前って、前世ってこと?」
愛衣「多分そんな感じだと思う」
愛衣「私もよく分かんないんだよね~」
愛衣「学園長が初恋だし」
桃山「え、初恋なの!?」
愛衣「え、うん」
桃山「じゃあ高校生になるまで好きな人できたことなかったの!?」
愛衣「そうだよ~」
愛衣「なぜかどんなイケメンにも惹かれなかったんだよね」
愛衣「昔から唯人とずっと一緒にいたからかな?」
連浄「たしかに龍神さんのお顔整ってますわよね」
愛衣「やっぱりそうだよね!顔だけならモテると思うんだよな~」
愛衣「桃ちゃんはどう思う?唯人のこと」
桃山「え、私?」
愛衣「うん、唯人のこと異性としてどう思う?」
桃山「えっと、かっこいいとは思う」
愛衣「え!?まじ!?」
桃山「あ、見た目だよ」
愛衣「あ、なるほど」
愛衣「性格とかは?あり?」
桃山「私もう好きな人いるから…」
愛衣「そうだけどさ~!」
愛衣「じゃあ好きか嫌いかだったら?」
桃山「え…嫌いではないよ」
愛衣「おお!」
歌川「なんでそんな桃山さんに龍神くんをうるの?」
愛衣「えっ!?べ、別になんもないよー?」
愛衣「ただちょっときになっただけ!」
4人(絶対嘘だ/ですわね)
愛衣「もうみんな食べ終わったし水着見に行こ!」
連浄「まあそうですわね」
愛衣「私がみんなに似合う水着選んであげるよ!」
歌川「本当?楽しみだわ!」
コメント
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やば ー い .. めっちゃ好きですぅ .. 。 続きまってます ッ !