別に怖がられてもいい

今回は市華です

ヤンデレ注意です

それではどうぞ

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小刻みに震えてて可愛い…

本当に怖いんだなぁ

「か〜ぶ〜と」

「な、なに…」

「俺のこと怖い？」

「え…」

「怖いって聞いてんだよ」

「……」

困ってるなぁ

「こ、こわ、い…」

「やっぱりそうだよなぁ」

「急に俺なんかに拐われて」

「………」

「でも、俺はこれで良いと思うんだよ」

「…！？」

驚いてんなぁ

「お前がいることで俺は幸せなんだよ。俺以外にお前を見せることないしな」

「…でも…でも…」

「ん？」

「い、家にか、帰りたい……」

またかぁ

「家はここだろ？それ以外なんかあるかぁ？」

「でも…」

「あ”‘ぁ？」

「ﾋｯ…」

また、泣きそうな顔になった

「ごめん、ごめん。怖がらせるつもりは無かったんだよ」

ﾁｭ

少しキスした。相変わらず柔らかくて可愛い口だ

「でも、俺の気持ちも分かってくれ」

抱きしめてやるとすすり泣く声が耳元で聞こえた

俺はこいつのこと一生離さねぇだろうなぁ

まぁ、別にいいか