ある日1人の男の子、みっくんが森に遊びにきました
みっくんは「きつねくん!!あそぼー!」と
きつねくんを呼びました。ですが
きつねくんはいくら呼んでも来ません。
みっくんは心配になってきつねくんを探しに行くことにしました。
しばらく歩いていると、りすさんに会いました
みっくんは「ねぇそこのりすさん、きつねくんしらない?」と聞くと
りすさんは「きつねくんのことは見てない。だけどあそこにきつねくんの足跡があるよ」と言いました
みっくんはりすさんに「ありがとう!」とお礼を言い、走っていきました。
足跡を辿ってきつねくんを探しました。すると雪が降ってきました。
みっくんは寒くなる前に急いで足跡を辿りました。
ですがみっくんは「あれ?!」と驚きました
なんと!雪で足跡が消えてしまいました
みっくんは「どうしよう、どうしよう」と焦っていると
うさぎさんに会いました
みっくんは「そこのうさぎさん、きつねくんしらない?」と聞くと
うさぎさんは「えぇ、見てないわ、けど雪が降る前あちらの方に足跡がありましたよ」と言い、森の奥を指さしました。
みっくんは「ありがとう!」とお礼を言い走り去っていきました。
ずっと走っていると、どこからかきつねさんの声が聞こえました
でも、どこから聞こえるのかわかりません。
すると、悪いねずみさんに会いました。
みっくんは「ねぇそこのねずみさん、きつねくんしらない?」と聞きました。
すると悪いねずみさんは「知ってますよ、あちらの方に走っていったのを見ました」と嘘をつきました。
みっくんは「ありがとう!」とお礼を言い、走り去っていきました。
ですが、きつねくんを探しているとまた、きつねくんの声が聞こえました。ですがさっきよりも声が遠く感じます。
みっくんは不安になりながら悪いねずみさんの言うことを信じて進んでいきました。
しばらく走っていると、暗闇の洞窟につきました。
みっくんは近くにいたこうもりさんに聞きました。
「ねぇそこのこうもりさん、きつねくんみてない?」と聞くと
こうもりさんは「みてないよ。誰の話を信じてここに来たのかね」とみっくんに聞き返すと
みっくんは「黒い体してるねずみさん!!」と言いました。
するとこうもりさんは「そのねずみさんは巷で嘘つきと有名な悪いねずみだ」と言いました
みっくんは驚いた顔で「え?!じゃあきつねくんはどこにいるの?」と言うと
こうもりさんは「雪は止んだ、足跡を見つければきつねくんに会えると思うぞ」と言い、暗闇に消えていきました。
みっくんは「ありがとう!」と言い、走り去っていきました。
みっくんはきつねくんの足跡を見つけて、辿っていると
きつねくんの「みっくん!」と呼ぶ声が聞こえました
辺りを見渡すと木の上にきつねくんがいるのが見つかりました。
すると木の下には悪いおおかみさん達がいました
おおかみさん達はきつねくんをいじめているようです
すると、みっくんは悪いおおかみさん達に言いました「きつねくんは大切なお友達なんだ!僕のお友達をいじめるやつは許さないぞ!」と叫びました。
すると、悪いおおかみさん達は森の奥深くに逃げていきました。
きつねくんはみっくんに飛び乗って言いました。
「みっくん!ありがとう!僕達ずっとお友達だよ!!」
みっくんは「うん!ずっとお友達!約束!」と言い
2人の仲がもっと良くなるのでした。
めでたし。めでたし。
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