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━━━━━━━僕は、人間なんて嫌いだ。

何を考えているのか上手に隠せるし何をしてくるか分からない。


母親が嫌いだ。父親もみんなみんなみんな嫌いだ。


誰も僕に関わらないで誰も僕の世界に入ってこないで!!!


そう願っていたのに。


あいつが現れてもう2ヶ月も経つ。

無神経に僕に質問攻めしてきたりしてくる事は減ったからまだマシだ。




「ねえ未央。何考えてんの?またぼーっとしてる。」


「…何も考えてない。」


二度と話しかけないで欲しい。そう考えてたんだよ。なんて言える訳がない。


こいつに話しかけれられると頭がおかしくなりそう。


懐かしい気持ちと苦しい気持ちが混ざった黒い気持ちが溢れてくる。

この気持ちが溢れ続けたら厄介な事になりそうだから。


「そうだ。今日俺の家くる?親いないんだよね。前話したマリノカートやらない?」


ドクッ。


また黒い気持ち。この気持ちがなければ行きたかった。素直になれた。


「…行かない。」


「用事あるとか? それとも普通に嫌?俺、結構仲良くなったって思ってたけど勘違いだった?」


そんなの…知らないよ。

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