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奈々視点
あの日寝ていると
ウゥウゥと警報が鳴った
いち早く気がついたのは私だった
「お母さん?!お父さん?!」
部屋に行こうとしたけど火が邪魔をする
私は泣きながら家を飛び出した
(お母さん、お父さんごめん)
お母さんとお父さんは焼け死んだ
私が助けていれば生きていたかもしれない
そう思った
学校の人にも色々言われた
子「こいつは親を見捨てたらしいよ笑」
そんな噂が飛び回った
本当の火災に遭わないとわからない怖さ
それなのに軽々しく言ってくる…
その頃の私はいっそのこと消えてしまえば…と思った
ある大雨の日私は外に出た
ひたすら走っていまにも決壊しそうな橋の上に立った
「お母さん、お父さん、もうすぐいくからね」
?「待て!」
「えっ」
私は涙を拭った(誰?誰なの?)
「海斗…?」
海斗「あっそうだ」
「どうしてここに?」
海斗「お前がいなくなったって言われてな探したんだぞ」
私は訳の分からないまま泣きじゃくった
ああそうだ私には海斗がいるって思いながら…
ありがとう…海斗…