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個人的に一番好きなシチュでふ
急に小説文っぽくなるけど許容範囲許容範囲。
⚠
・出来てない春竜
・薬盛られてる春竜存在
・箱詰め(ロッカー)
・隠れて致してる
これらが大丈夫な方はお進み下さい
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竜「…さん」
春「シッ…」
春「静かにしろ、マジでぶっ込むぞ」
竜「……」
なんでこうなったんだろうか
数十分前────
竜「あ”ー…つっかれたぁ…」
春「表情筋無駄に使わせやがって」
商談を終えた俺らはいつも通り愚痴を吐きながらソファにドカッと座る、そう言えば喉乾いてたななんて思うと三途に問い掛ける
竜「つか喉乾いた、何かねぇの三途」
春「知るかテメェ買ってこい」
竜「なんで俺なんだよ年下だろ」
春「あぁ”?スクラップにすんぞ」
竜「短気すぎ、脳みそ腐ってんじゃねぇの」
春「スクラップ」
竜「冗談だって、すぐチャカ向けんな」
勝手にイラつき出してチャカを向けてくるコイツにスクラップにされるのも御免なのでとりあえずまぁまぁと宥めておく。ふと視線を横に移すと丁度よさそうな飲み物?があったのでそれを三途に突き出す
竜「…あ、ほら飲みモンあったぜ」
竜「これやるから機嫌治せよ」
春「…チッ、」
そう言うとイラつきながらも喉が渇いていたのか俺の手から乱暴に奪い取っていく
春「…つかこれ何の飲みモンだよ」
竜「しらね、そこに置いてあった」
竜「おっさん達(武臣、モッチー)のパチの賞品じゃね」
自分から聞いたくせに俺の話に聞く耳を持った様子はなくジッとその飲み物を見つめている。人の話を聞けよヤク中なんて思っているとコイツの口は開かれた、と同時にムカつく言葉が飛んでくる
春「…テメェ毒味しろ」
竜「は??何でだよ」
春「変なモン入ってたらどーすンだよ」
春「流石にNo.2より幹部が1人いなくなる方がいいだろ」
という訳の分からない事を言い終えるとソレを俺に目掛けて投げつけてくる。「危ねぇな」なんて言いながらもなんとかキャッチするとコイツを睨みつける
竜「何で毒が入ってる前提なんだよ無理」
春「…もし入ってなかったら1日有給やるよ」
その言葉にピクリと反応する
竜「…言ったな?」
そういうと俺は警戒しつつもその飲み物のフタを開け少量を1口飲んだ
春「どーだよ」
竜「…ゲロ甘」
春「ンだよそれ」
正直炭酸の抜けたコーラかよってくらい甘かった。つまりはクソ不味い
竜「変なモン入ってる感じ無さそうだし飲んでみろよ」
春「……」
しばらく黙った後、再び俺から飲み物を奪い取り三途も少量を1口飲む
春「…うわ、ゲロ甘ぇ」
竜「だろ?」
春「炭酸抜けたコーラ思い出したわ」
竜「きも」
春「あぁ!?」
コイツと思考回路が同じなんて死んでもごめんなのに思っていたことがそのまま帰ってきた気色悪さからくる反射的に出た言葉だった
───────
数十分後、報告書を書かないと銭ゲバ(九井)に減給されるので面倒臭いが一応書いておくことにする。ミスってる部分あっても九井が直してくれるだろう。
竜「あー…ねむ、報告書書くのだる…」
春「喋ってねぇでさっさと手ェ動かせ」
竜「テメェもな」
俺は先程飲んだ飲み物の事など報告書をまとめるのに精一杯で少し記憶から消えかけていた
竜「なんだっけこれ」
うーんと悩み筆を止めていた時、その時は突然来た
ドクン─
竜「っ…!?」
ガクッ…
竜「な、っ…!?」
ドクン…と心臓が大きく脈を打つ、それと同時に段々と体に熱がこもっていくのを感じられる
春「!何してんだよお前」
竜「はっ…は、」
三途の声が遠くなって呼吸も少しづつ浅くなっていく、と同時に腰が抜けてしまったのか途端に足に力が入らなくなり立てなくなってしまった
春「おい、何だよ…」
心臓が脈を打つのが早くなっていくのを感じる、顔にも熱がこもっているのだろう。熱い…熱い熱い熱い
竜「さん、っ…やば、、」
目線を下げるとスラックス越しに強調している自身のものが目に入り思わず顔を逸らしてしまった
春「っ…」
春「とりあえず場所移動…」
ドクン──
春「ッ!?」
三途が一歩進むと動きが固まり、そのままよろけ壁に手を付いた
竜「…っさんず、?」
春「あ”ー…っ、なるほどなぁ…」
きっと三途にも同じことが起こったのだろう、そのまま壁にもたれ掛かると右手で顔を覆ってしまった。その隣で未だ状況が飲み込めていない俺が三途に問い掛ける
竜「さん、何…これっ」
春「さっきの…飲みモンだろ、っ」
その言葉を聞いて直ぐに俺はハッとする、先程のただの炭酸の抜けたコーラかと思っていたものが記憶の片隅から戻ってくる。まずい、なんて思っていると三途がゆら、とこちらに近づいてくる
春「つーか、テメェ…」
春「なんつー顔してんだよ…」
竜「っ、は…?」
三途は口の両端の傷を歪ませてと笑うと舌舐めずりをしながら顔をずいっと近づけてくる、俺はその顔を見ると防衛本能なのか背筋がゾクッとしたのが分かると抜けた腰を必死に持ち上げるように後退りをする
竜「まっ、こっちくんな…ッ」
春「うるせぇ」
ドガッ…
竜「い”っ、」
獲物を完全に捉えた肉食獣のような目付きで近づいてくる三途に肩を蹴られると抵抗することも出来ず体制を崩し床に倒れ込んでしまった
春「安心しろよ、今からオレがたぁっぷり犯してやっから♡」
竜「や、まてってば…」
カツ、カツ─────
涙目の俺を見つめながら三途が俺のネクタイに手をかけた時、外から多数の足音が聞こえてきた。聞き覚えしかない独特の笑い声や怒り声が段々と近づいてくる、きっと兄貴達だろう。こんな姿を見られてしまっては俺の将来が詰んだも同然だし三途も兄貴に間違いなく殺されるだろう。
春「チッ」
三途もそれに勘づいたのか小さく舌打ちをすると俺を抱き抱え、近くにあったロッカーの中へと連れ込んだ。その十数秒後事務所のドアはガチャりと開かれ兄貴たちが入ってくる、そうすると事務所内は一気に騒がしくなる
蘭「んなキレんなってココちゃん」
九「だぁから!その呼び方やめろつってんだろ!」
いつも通りの会話をしながら兄貴はソファへ、九井はパソコンの方へと向かっていく。その間にも言い合い(蘭が一方的に揶揄っているだけ)が続いていた、その会話をずっと聞かされていたであろう鶴蝶がさすがに呆れて止めに入る
鶴「…お前らその辺にしとけ」
鶴「所で三途達はまだ帰ってきてないのか?」
その言葉で俺は一瞬肩を竦める、もしこの状態で見つかってしまえば明日からどんな顔をして.仕事をすればよいのだろうか。そんなことがあってはまずい、何とかして音を立てないようにしなければ。
なんて思考を巡らせていると急に耳の裏にぬるっとした感覚が伝った、その瞬間ゾクッとした感覚が体の底か全身に流れる。目線を後ろにやると目を細め舌を出しながらニヤついてる三途が目に入った
竜「っ…おい、今はやめろって…バレる…!」
春「オレは別にバレてもいーぜ…?」
竜「俺がダメなんだって…ッぁ!?」
言葉を言い終わる前に突然襲ってきた快感に思わず小さな悲鳴のような甲高い声をあげてしまう、咄嗟に口元を手で覆い睨みつけるがその行動は三途春千夜という男にとってはただの興奮材料にしかならなかった。
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大変お久しぶりです
下書きがあったので投稿しておきます