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もう凄すぎて…言葉が出ないよ… 凄いよ…ほんとに…凄すぎるよ…
お母さんとか友達(他人)とか、悪い人じゃなさそうなところがリアル感あって怖い⋯
【壊れる前に…】
苦痛だ
毎日が嫌いだ
親も友達も…世界すら…嫌い
生きづらい
なんども楽になりたいと願った
その勇気すら…神様はくれなかった…
母「ねぇ、あんた、あのアプリ大丈夫?」
「なんのこと?」
母「前、開いてたじゃない」
「読んでるだけだよ」
母「空が言ってたわ、何か隠してるの?」
「何も隠してないよ」
母「でも…」
「うるさいなぁ」
母「あ、ちよっと!待ちなさい!!」
うるさいなぁ……
階段を駆けて、私は部屋に引きこもった
本当に、ここは楽だ。不自由なく生きれる
液晶画面の裏側には私のそんな想いが募った
あぁ、もう深夜
時間が経つのは早いな
明日はテストが返される日か…やだな
他人「ねぇねぇ!███!テスト何点だった?」
「教えないよ〜」
他人「えー!つまんなーい!!」
「つまんなくて結構です」
他人「もぉー」
どうせ自慢したくて来たんでしょ
自己満足の為に私に話しかけてきて
お前はたくさん友達がいるんだから私なんかに構わなくていいのに…
ほら、
くだらない、こんな紙切れ
雨のように落ちてく紙の切れ端は何故か濡れていた
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数週間後
母「テスト返ってきた?」
「…まだ」
母「え!?もう結構経ってるわよね?」
「忙しいんだって」
母「そう…」
どうせ、色々言われる
あんなの捨てたから無いのは事実だよ
あ、お父さんが帰ってきた
ごめんね、弟
今日はもう寝るから
ごめんね…
他人「ねぇ〜聞いてる〜?」
「」
他人「最近大丈夫?目のくま…酷いよ?」
「ぁ、うん、大丈夫だよ」
他人「そぉ?」
母「ねぇ、テストまだ?」
「まだだよ」
母「嘘つかないで!」
「本当だよ」
母「本当はあるんでしょ!見せなさい!」
「無いってば!!」
あぁ、お父さんが起きちゃった
疲れた後、布団の中に潜る
手に触れたのは希望の光
プツンと何かが切れた
他人「ねぇ、最近元気ないよ」
「ごめん」
他人「なにが?」
私なんかと一緒に居させて
ごめん
なんだ…こういう日は雨ってお約束でしょ
なんで晴れてるの……
神様は私に味方してくれたみたい
やっと楽になれる
勇気をくれた