Nakamu視点
(昼休み)
…ん…
今何時だろ…
ドタバタガラガラ!!
?「Nakamu!!!」
?
きりやん?
nk「どーした?」
kr「っ…きんときが…Broooockに連れられちゃった、!」
ぇ…?
──────
はぁ、はぁ、はぁ、
苦しい、走りすぎて心臓が痛い
kr「今、シャークんとスマイルがきんときの所にいるから絶対大丈夫…!!」
そう言っているきりやんの手と声はすごく震えていた
俺を落ち着かせるためと、自分が落ち着くためにそう言ってくれたんだろう
…Broooockときんときが接触するのはまずい
もしかしたら記憶を掘り出されるかもしれない
っ…そうなったらまた…
きんときが死んじゃうかもしれない、!!
kr「!いた、!」
っ!きんとき!!!
シャークんがきんときを守ってくれてる、!
kr「Nakamuっ、!」
nk「分かってる!」
俺は急いできんときの元へ向かい、意識を飛ばした
nk「ぅおっと…はぁ、はぁ、」
sm「ありがとう、」
br「あっ、きんとき、」
nk「お前…!」
「何しようとしてんだ!」
俺は怒りを抑えられず、Broooockの元へ行き、1発入れた
br「っ、、」
「、何って、笑 思い出させようとしただけだよ」
nk「お前分かってんのか、!?またあいつが死ぬかもしれないんだぞ!?」
br「…?それの何がダメなの…?」
nk「は…?」
俺は言葉を疑った
何がダメ…?
分からないのか…?
br「きんときが死ねばまた僕のところに来てくれるもん」
「それなら殺した方がいいかなって!」
っ、!
kr「Nakamu!!」
俺はBroooockに襲いかかろうとした時、きりやんに止められた
nk「っ、きりやん!解除して、!」
kr「お前Broooock殺すだろ!?」
nk「何がダメなんだよ!!!」
kr「ダメに決まってるだろ!!」
「人殺しになりたいのか!!?」
「っ、きんとき連れて早く逃げるぞ!!」
そう言い、きりやんはきんときを抱えた
そのとき俺の方だけ解除してもらい、殺したい気持ちを抑えきりやん達と共に逃げた
──────
(きんときが目覚めきりやんに呼び出された後)
パン
nk「っ、」
kr「お前何しようとしてたか分かってんの?」
きりやんは俺の頬を叩き胸ぐらを掴んできた
怒りに満ちた声
nk「っ…ごめん、」
kr「はぁ…お前まで人殺しになってどうすんだよ」
…そうだ。俺はBroooockと違う。
人殺しになんてなりたくない。ならない。
kr「…どこからどこまでを消した…?」
nk「… 考える時間なんてなかったから今日の全部消えちゃったと思う。」
消したとはきんときの記憶のこと
きんときが記憶を失うのは俺のせい
俺がきんときの記憶を消している
半年に数回、きんときがBroooockの名前や、誰かが何かを伝えてくるなどを話してくることがある
…きんときにBroooockの事を思い出させてはいけない
これはきんときを守るため
こうしなきゃダメなんだ、
じゃないと…
きんときが死んじゃう…
──────
ガチャ
kn「あ、!Nakamu!」
っ、眩しい笑顔
安心したような、そんな優しい顔
…絶対きんときを死なせちゃダメだ、
きんときは絶対Broooockを思い出す
これはもう逃れられない運命なのかもしれない
でも、思い出してもきんときが死ぬ理由がわからない
Broooockが殺す場合は分かる
…きんときを傍に置くため。
でも、Broooockが殺さなければ、自殺…もしくは事故に遭う
必ず
…だからきんときを死なせないよう守らなくちゃ…
記憶が戻るまでは死なない。死ぬのは必ず記憶が戻ってから。
…絶対守る。絶対思い出させない。
nk「…今日のこと話すね」
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