きんとき視点
nk「今日のこと話すね」
kn「…バレてたんだ、笑」
nk「ぁ、うん、笑」
「まあ何となくそうかなって。起きた時不安がってたし」
Nakamuはそう言うと、今日のあったことについて話してくれた
どうやら転校生が来たらしい
名前は覚えてないらしいけど…
nk「…転校生と仲良くしちゃダメだよ…」
…なんで…?
そんな事言えなかった
Nakamuが言うならダメなことがあるんだろう
Nakamuの言うことは絶対。
事故が起きるから通っちゃダメだよと言われ、他の道から行った時、本当にその道で事故が起きた
それ以外にも何個もある
だから、きっとNakamuが言うなら良くなことが起きたりするのかもしれない。
kn「わかった」
…ズキ
──────
次の日
あの後俺は自分の家へ帰りいつも通り過ごした
最近頭痛が多い
薬を飲んでも治らない
…なんでだろうな…
そんな事を思いながら登校していた
? 「きーんときっ!」
kn「わっ、!?」
急に後ろから誰かに抱きつかれた
振り返ると高身長の知らない男だった
kn「え…だれ…?」
? 「…あー…」
戸惑いを隠せていない俺に自己紹介をしてくれた
br「…僕はBroooock!きんときと同じクラスに転校してきたんだ!昨日あんなに仲良くしたのにもう忘れちゃったの?」
kn「あー…笑 そうだったね、笑」
「ごめん。記憶力無さすぎてさ、笑」
そうだったねなんて言ったけど本当は覚えていない
Broooockさんとは仲良くしちゃダメってNakamuに言われてるしあんまり関わりたくないんだけどな。
…昨日あんなに仲良くしたのにってことは仲良かったのかな…?
br「…きんときはさー」
kn「うん?」
br「自分の前世ってどんな感じだと思う?」
…前世?
kn「んー…?」
「別に普通に過ごしてたんじゃないかな…今みたいに」
br「記憶とかあったりする?僕はあるんだよね」
えっ、!?
前世の記憶がある人間なんているの?
てか、そもそもほんとに前世なんてあるの?
kn「…すごいね」
br「あー!信じてないでしょ!」
kn「まー…笑」
なんて笑いながら流していたら
br「きんときの前世も教えてあげるよ」
そう言われ耳元で何か囁かれたかと思うと急に眠気が襲ってきた
kn「ぇ…?」
br「ニコ おやすみ!きんとき」
Broooockさんは俺の目元に手を置いた