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偶然ドラッグストアで
猛と会ってエッチしてから
あたし達は毎日会うようになっていた
土木建設の仕事の猛は
夕方までには
仕事が終わる・・・・・
あたしも学校が終わると
待ち合わせて
毎日二人で遊んだ
猛は何かとあたしを
食べさせてくれた
といっても近所の王将でラーメンとか
コンビニでからあげくんとかだけど
猛は働いてお金をためて
車を買うといつも言っていた
よく二人で自転車に乗って
中古車センターに
車を見に行ったりもした
「俺の助手席はゆかの席やな 」
「 うん 」
という二人はいつも
チャリンコで二人乗りで
猛はいつも
「大きな家を建てる」 とか
「高い車に乗る」 とか
「夜間学校にいく」 とか
空想の話をするのが好きだった
そうこうしてるうちに
猛は原付バイクを盗むことを覚えた
いつもあたしは猛の後ろに乗る
ノーヘルで歩道を二人乗りで
走っている時にフト目に留まる
信号待ちの車の中のカップル・・・・
猛が車を買ったら
あたし達もああなるのかな・・・・
早く車買ってくれないかな
そして猛の家で彼のお父さんがいない合間をぬって
彼の部屋でSEXをする
「ユカと俺はSえっちの
相性いいな・・・・ 」
いつものごとく
猛は自分のやっていることに深く没頭し
迫りくる絶頂の波に
目を閉じて顔を歪めて言う
そうだろうか?
相性はいいのだろうか?
疑問に思ったが気持ち良いフリをした
牟田さんの方が
舐めてくれたり色々してくれた
猛は初めは避妊をしなかったけど
次からはコンドームを付けてくれた
そしてあたしは毎月の自分の
生理日を気にするようになった
ときどき猛の不良仲間が猛の家に集まる
タバコの煙と
シンナーの匂い・・・・・
そんな時あたしは必ず部屋の隅っこで
意識を薄めていくみんなを眺めていた
「ユカ・・・・やるか? 」
猛があたしに〇ンナーを
進めてきたのは一度だけ
あたしは恐くて首を横に降った
それ以来猛は自分がやっても
あたしには言ってこなかった
悪いことをしてると思う・・・・・
でも・・・・
悪いと決めてるのはいったい誰?
誰がいつ?
どのように決めたの?
そんな毎日が過ぎた時
フイにあたしは猛に聞いた
「ねぇ あたし達
つきあってるのかな? 」
一瞬間があいた
「さぁ どうかな? 」
「・・・どうかなって・・・
どういうこと? 」
「まぁ・・・・
どうでもいいじゃんそんなこと
お前が彼女と思えば
彼女なんじゃね~の? 」
今日の猛はシラフだラリってない
そんな言葉が帰ってくるなんて
びっくりした
てっきり猛は結婚とか
考えてくれてると思っていた
彼女じゃないのに
車の助手席に乗れというの?
しばらく忘れていたのに
牟田さんを思い出した
SEXの後の牟田さんのつれない
態度が脳裏に横切る・・・・・
猛もそうなの?・・・・・・・
あたしが知りたいのは
自分が猛にとって少しは
大切な存在であり
シンナーの缶のようにポイッと
捨てられるような物じゃないって
ことだ
「今日は帰る」
と言って
そのままフラフラ
猛の家をあとにした
猛は引き止めなかった
たぶん あたしがいなくなってからまた
ラリるんだろうと思った
聴かなければなよかったと思った
今は何も考えられない
寂しかった・・・・・
またあのどうしようもない
不安にとりつかれた
思いを振り払うように身震いした
いったい
あたしはどうしたいのだろう?
でも今は一人でいたくない
このどうしようもない
自分が取るに足らない
存在になってしまわないように
フラフラと・・・・
人を・・・・・
温かさを求めた
久しぶりにあたしは
麻美の家のチャイムを鳴らした
喘息で学校をずっと休んでいた麻美は
思ったより元気そうだった
「学校なんてズルだよ♪ズル~♪」
そう強がっていたけど
相変わらず汚い台所のテーブルの上には
病院の薬の紙袋がおいてあった
「なんかしばらく会わないうちに
ユカちゃん髪のびたね~ 」
ニコッと笑う麻美が本当に懐かしくて
あたし達は話に花が咲いた
そして 久しぶりに週末の
今日はあさみの家に泊まることにした
麻美がいてよかった
いろんなことを話した もちろん猛のことも
麻美はそんなヤツ別れちゃえといった
「やっぱ ナンパだよ!
同じ歳って金持ってないっしょ!
ナンパだといろんな
年上の男にあえるしね~♪
もう一回マッチングアプリする?
前回の二人は美味しいもん食べさせてくれたしね!
今度のヤツは服買わそうよ 」
麻美の話だと あたしが猛と遊んでいる間に
いろんな学校裏サイトで他の中学の子と仲良くなって
顔が広がったそうだ
新しい不良仲間と沢山ナンパされて遊んだりして
暴走族と言う人達とも仲好くなったらしい
あたしはその麻美の話を羨ましそうに聞き入った
「そうだ!
今からナンパされにいこうよ♪」
ことわる理由なんてなかった
あたしは麻美の話を
聞いて興奮していたし
何より二人とも楽しい事を求めていた
「どうせならおもいっきり
おしゃれしていこうよ 」
麻美が言う
「でも・・・・あたしこんな
カッコだしお金ないし 」
「へ~き♪ へ~き♪
全然へ~き♪ 」
そう麻美に連れらるままあたし達は近くに出来た
大型ショッピングモールに来ていた
ギャル向けのファッションショップをのぞくと
店内は明るくて流行の音楽が流れる
店員の
「いらっしゃいませ~♪」
というかん高い声
服を物色している同年代の女の子達・・・
まぶしすぎてクラクラした
「き~めた!
ユカちゃんあたしコレ試着する~」
そういうと麻美は
かわいいカットソーを
持って試着室に入って行った
いいなぁ~・・・・・
麻美は・・・・・
あたしはこんな所に来ても
洋服を買うお金なんか持っていない
余計に惨めになるだけだった
みじめで途端に
腐った気分になる・・・・
服には流行があると理解しだしたのは最近
棚に所狭しと陳列されている
商品はまさに今年の流行そのもの
最新のファッションを
見につけたショップ店員は
まるで雑誌から抜け出てきたよう
あの店員の
着ているワンピース・・・・
なんてかわいいの・・・・
フと鏡に写る自分の服装を
眺めて見る・・・・・
ブカブカのジーパンに
首の伸びきったトレーナー
血も涙もないデザインだ
学園で支給される服は
いつも誰かのお古だった
学園を卒業した誰かが
あたしの歳に着ていたものとか
倉庫にはそんな服が山ほど置いてあった
あたしはその中からでも
すごく時間をかけて
可愛いものを選別する・・・
しかしここに並んでいる
新品の可愛いものとは
とうてい比べ物にはならない
せめて服装が最新のオシャレな物を
身につけていれば冴えない所も
上手く隠れてもっと自分に自信が出るのに
手持ち無沙汰でしばらく服を眺めていると
麻美が試着室から戻ってきた
「あれ?買わないの?
麻美ちゃん? 」
「うん 気に入らないから
もどしちゃった
行こ!ユカちゃん 」
「う・・・・うん・・・」
不思議に思ってトイレに
向かう麻美についていった
麻美は一番奥のトイレに入り
誰もいないのを確認してから
あたしの目の前でコートのボタンを外した
驚いた
「じゃーん!
全然わかんなかったでしょう~♪」
コートの中を見て
あたしはびっくりした!!
なんと!
コートの中はさっきショップで
試着したかわいいカットソーを麻美は着ていた
「 パクッてきちゃった♪ 」
「すごい!
全然わかんなかった 」
万引きしてきた服のタグを口で噛みちぎっている
麻美には何の悪気もなかった
その麻美を見て不思議な気持ちになった
悪いことだと分かるけど・・・・・
友達もやってるからという
安心感・・・・
それにこんなにあっさり
欲しい物が手に入るの?・・・
いったい どうやって?
思わず言った
「いいなぁ~・・・あたしも欲しい 」
「簡単だよ!じゃあ次の店で
ユカちゃんの服見ようか! 」
「ほんと? 麻美ちゃん! 」
あたし達は再び
ショップに向かった
麻美の教え・・・その1
一度パクッた店では2回は行かない
あたしはスーパーの婦人服売り場で
ウロウロしていた
そのすぐ近くで麻美が帽子を見ていた
ときどき麻美と目が合う・・・
「 しっかり! 」
と麻美が親指を立てる
心臓がドキドキする・・・・・・
麻美の教え・・・・その2
試着室はレジから遠い所で必ず中に
防犯カメラがないかチェックする
ちょうどレジの死角の所に
ポツンと試着室があった
中をのぞいて見る・・・・
防犯カメラはない
そしてここは都合の
良いことに定員の数も少ない
色々物色しているうちにフトかわいい
ワンピースに目がとまった
かわいい・・・・・
さっきのショップで
店員が着ていたのと似ている
体の線がピタッと出る
ミニワンピースだった
スカートの裾には
スパンコールがキラキラしてる
ひと目惚れした!
これならごわつかないし
大人っぽく見える
これにしよう!
体が興奮しているのがわかる
震えを抑えようと深呼吸した
麻美の教え・・・・その3
同じ服を2枚分からないように
試着室に持ち込む
じっとワンピースを掴んで見つめる・・・・
間が開けば開くほどヘンなひと目について
誰かに
怪しまれるかもしれない・・・
あたしは同じ服のハンガーを2ツ掴み服に巻き込んで
ハンガーが隠れるように持って試着室に入った
真冬なのにヘンな汗が出て心臓は飛び出しそうな
ほど高鳴っている
SEXした時でもこうはならない
ワンピを素肌に着る
新品の服の匂いがする・・・・
その上からトレーナーと
Gパンを履いてジャンパーを着込んだ
そしていかにも気に入ら
なかったようなフリをして
空のハンガーと一緒に
服をもとの場所に戻した
今や心臓の音しかしなかった
店員はこっちをみていない
麻美が入り口で待っていた
あたしは平静を装ってレジの横を通りすぎた
早足にならないように・・・
何もなかったように・・・・
一歩、一歩慎重に出口に向かう
胃が締め付けられる
ような吐き気と戦う
唾を飲み込もうとしたが口が渇いていた
震える唇をギュッとかみ締めた
とうとうあたしは麻美が立って
いる店の出口にたどり着いた
「 どうだった? 」
外に足早に一緒に出ると
麻美がいたずら顔で聞いてきた
あたしもニヤッと
笑って親指を立てた
二人は一緒に笑った
「すっごい堂々としてたよ~
ユカちゃん!! 」
「 本当? 」
こんなにハイな気分になったことはなかった
振り向いてさっき万引きした店を眺めると
少し罪悪感がこみ上げて落ち着かない気分になった
でも すぐに頭をふってかき消した
この勢いで麻美と一緒にドラッグストアに行き
化粧品もいただいた
2個手にとって一個はジャンバーの袖口に隠し
一個は戻すという手口は気に入った
数時間もしないうちに
あたしはすっかりマスターした
麻美の家に戻り
きたないテーブルに並べられた
さまざまな化粧品と
お気に入りのワンピース
「今日のうちらの戦利品♪」
麻美は笑って言った
あたしはブルッと身震いした
あたし達は雑誌を見ながら
新しい化粧品でメイクをしたり
ファッションショーをして暫く遊んだ
メイクは濃くならないように
気をつけながらも
チークパウダーを付けると
顔立ちがハッキリして
高い頬骨が際立った
まっすぐでボウボウの眉は
優雅な弧を描くように
雑誌で書かれている通りに整え
顔が明るくなった
口紅を塗ってアイシャドウで
まぶたをキラキラにしたら
目がパッチリと大きくなった
麻美はお母さんのつけまつげまで付けていた
そして新品のワンピを着て
麻美のお母さんのドレッサーの
鏡の前に立った
自分を美人だと思ったことはなかった
でもこの時に気付いた
決して美人ではなくても
「 あかぬける 」
ことは出来る
服とメイクと自分が出してる
オーラで変われるということを・・・・
V字の黒のワンピースは
今まで気付かなった
自分の小顔も発見させてくれた
麻美もメイクをすませ
新しい服に着替えた
二人ともとても
大人っぽく見える・・・・
すばらしい優越感・・・・・・
欲しいものが
手に入る満足感・・・・・
新しい服とメイクは自分達を
変身させてくれて引き立たせてくれる
変わった自分を誰かに見せたかった
そしてあたし達は夜の街にくりだした
「こんな時間でも
けっこう電車いるんだねぇ・・」
麻美が横のシートに座ってポツリという
あたし達は終電に乗って夜の繁華街を
目指していた
会社帰りの酔っ払ったサラリーマン達や
疲れたOL達に囲まれて
幼い顔に厚化粧をしたあたし達は
あきらかに浮いていた
以前マッチングアプリで知り合った
牟田さん達に連れていかれた
繁華街のゲームセンターを目指す
お金なんか帰りの
電車賃ぐらいしかなかった
でも なにも恐くなかった
大阪は難波でも有名な
「心斎橋」というものがあった
別名 「 ナンパ橋 」
あたし達には好都合の橋・・・・
以前牟田さんが
「あそこは危険だから近づいちゃダメだ」
と言っていたのを思い出した
だから二人してそこを目指した
深夜12時過ぎ
もう終電はなくなっていた
家に帰るには始発に乗るしかない
それまでのこの数時間
いったい何がおこるんだろう?
どんな人に声を掛けられて
どんな出会いが
あるのだろう・・・・
そして
今のあたし達は派手な
服装とメイクで自分でもイケてると思う
大阪のナンパ橋の手すりに
もたれてただ二人で街行く人を見る
行くあてもない
あたし達はドキドキしていた
本当に不思議・・・・
夜も12時を過ぎたのに
心斎橋にはこんなに人が溢れてる
あたし達は時間だけはあった
大きなビルのグリコの看板LEDライトに照られて
麻美の顔もあたしも顔もピンクになる
通りでダンスパフォーマンスを
している人達を見る
その横であやしい
外国人が出店をだしている
なんて賑やかなの
「安いよ~♪
ロレックスいちまんえんよ~♪ 」
出店に沢山積み上げられている
シャネルのバッグ・・・・
グッチ・・・・
あたしと麻美はその
出店にたむろしている
いかにも水商売風の
おねえさん達を眺めていた
いろんな人に声をかけられた
おこずかいをくれるという
サラリーマン風のおじさん
ちょっと恐そうなヤクザ風の二人づれ
大学生の酔っ払い
なかには露骨に
「下着を売ってくれ」
という紙袋をもった長髪の男性
「一緒にパキらないか?」
と白い錠剤を売ってくる外人
「きもいっつーの!
いこ!ユカちゃん! 」
麻美がキレて言った
あんまりしつこいと
いったんその場を離れる・・・
そしてゲームセンターなどをブラブラして
またナンパ橋に戻ってくる
なぜって?
ここが一番人が多いからだ
いったい何がそんなに
楽しかったのだろう?
とにかくいろんな人に
声をかけられるのが楽しかった
でも 誰にも付いて
行く気にはなれなかった
それは麻美も同じだと思った
この広い街の喧騒・・・・
ざわめき・・・
人ゴミにまざっていると
忘れられる
学園で一人部屋にいる時
のあの孤独な感覚・・・・
暗闇に
押し潰されそうな・・・・・
フトンをかぶり
膝をかかえて
ただひたすら朝が来るのを
待ちわびるあの焦燥感・・・
あれと
つきあわなくてすむ・・・・
そう
今あたし達は寂しくなかった
深夜も2時を過ぎた頃
ナンパ橋は相変わらず
人ごみでごった返していた
少し疲れてきた・・・・・・
「何してるの?
危ないよこんな時間に
かわいい子がブラブラしてちゃ」
心配しているフリをして
どうせナンパだろうと振り向くと
そこに二人若い男の子達が立っていた
わぁ!カッコイイ・・・・・
あたしは初めて頬がポ~ッとなった
こんなにカッコイイ
男の人を見たのは初めてだった
どこかの制服らしいものを着ている
でも二人とも恐ろしくハンサムだ
一人は金髪の長身で耳にピアスをしていた
もう一人初めに声をかけてきた人は
身長はそんなに高くないけど
顔はジャニーズ顔負けのハンサムで
少し前髪が長くスプレーで
高くあげて固めていた
そしてカラーコンタクトの
青い目にあたしはドキドキしていた
長身の金髪の人が優しい声で言う
「俺らそこの「ゼビアス」っていう
ホストクラブのもんだけど
さっきから君達をずっと見てたんだ
マジこんな所にいたら危ないよ! 」
隣の好みのカラコンの
彼も心配そうな顔で言う
「マジ!マジ!本当は俺ら今から
キャッチに行くつもりだったんだけど
君ら危なすぎるよ!
未成年でしょ?
電車なくなっちゃったの?
この間もここでナンパされて
女の子が殺されて新聞に載ったんだぜ! 」
「 それ 本当? 」
麻美がブリッコして聞く・・・
どうやらこの二人が気に入ったらしい
むしろあたしももっと話がしたかった
「本当!本当!この時間帯は本物の
〇クザもうろついてるから
君達なんかつかまったら(
強姦)まわされて箱詰めにされて
明日には南港に浮かんでるぜ」
長身のピアス君が首が絞まる
フリをしてふざける
あたし達はそれにキャハハハと笑う
「もしよかったら始発まで俺らの店で
時間つぶしたらいいよ
ここにいるよりずっとマシだって!」
「でもぉ~・・・・
あたし達お金ないしぃ~
高いんでしょ?
そういう所・・・・ 」
麻美がモジモジして言う
そう・・・・・本当に帰りの電車賃
しかないあたし達には
到底そんな店に行くなんてムリな話しだ
「う~ん・・・
本当ならご新規一人飲み放題で
¥5000のチケットを客に渡す所
なんだけど・・・・ 」
長身のピアス君が何か悩んでいる
そこにハンサムなカラコン君が言った
「先輩!ここはこの二人の分
俺らがだしてあげましょうよ!
もうこの時間帯だから
どうせ今日は客つかまんないし
この二人ここに放っておくのも
かわいそうですよ 」
あたしは期待に胸が膨らんだ
もしかしておごってくれるの?
麻美も同じように顔に出ていた
ただでさえこんなにカッコイイ
二人と店に行くともっと
カッコイイ人が沢山いるのだろうか?
それにもうそろそろここでずっと
立ちんぼしているのも飽きてきた
「そのお店いきたぁ~い
おごって~~~☆☆」
麻美が猫なで声で
長身のピアス君に擦り寄った
「行きたぁ~い」
あたしも上目遣いで言った
「しょうがないなぁ~!!
ただしワンドリンクだけだよ!
それで朝までいていいからね」
あたし達はキャァとはしゃいだ
きっと楽しいに違いない!
ワクワクしたホストクラブってどんな所?
「よっしゃ!じゃ!こっち!」
カラコン君がいきなりあたしの
手を掴んで足早に歩きだした
引っ張られるように
前につんのめりそうになりながら
あたしは彼に必死でついていった
喧騒の
ミナミのナンパ橋・・・・・・
出会ったのはホストの男の子
でもその男の子は芸能人顔負けの
ハンサムで
あたしは感じたことのない
ときめきをその胸に感じながら
目の前を行く
彼の背中と・・・・
肩の向こうに見える
ネオンを眺めていた・・・・・・