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い つ も の 電車 … ??

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い つ も の 電車 … ??

1 - い つ も の 電車 … ??

♥

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2024年09月07日

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今日もいつも通り出勤

朝7時代の満員電車

やはり社会人であり、もうこの満員電車には

慣れたが … 、

やはりきつすぎる 。

隣には綺麗な20歳のお姉さん、

そして右隣には30後半の社会人男性 。

電車が揺れる度 、 「ぁ ごめんなさい 」と

声が聞こえてくる 。 今日もいつも通りだ



無心で電車に揺れるのも暇なので

スマホを開く 。

旧Twitterを開き 、スマホに視線を向ける

いつも通りの風景 …

の 、はずだった 。

あの如何マシい風景を見るまでは 、…





( う わ 、 で っ か … 。 )


ふと隣に物凄い気配を感じた気がして

スマホから視線の方向を変える

そこには180cm越えの男が立っていた

髪はワックスでガチガチに固められており 、

エナメルバックを背負っていた 。

何らかの運動部に入っているのか

身体全体がデカく 、迫力があった すっげえ 。

中身がしっかり詰まってそうなバックを

足元に置く

マスクを付けていてよく顔が見えなかったが 、

鋭い目つき

きりっとした太眉

そして泣きぼくろ

最近の高校生はこんなに色気があるのか … ?

ちょっとアウトな気がするんだけど 、!?

しばらくその男子高校生を観察していたら

奥から背の低い男子高校生がひょこっと出てきた

白髪に緑のメッシュが入っており 、

ちょっとチャラかった 。

こちらはマスクをしておらず良く見える

こちらもとても顔立ちが良い

細長い猫目

小さい口

サラっサラの髪

カッコイイというより少し幼いイメージ

黒髪の男子高校生と同じエナメルバックを

持っていたので恐らく同じ高校だと思う 。

2人は親しい友人なのか 、

ゲラゲラと何かを話しながら私の隣を立っていた


( 私はここの子達の隣にいていいのか … ?? )


と思いつつ 、引き続き観察をしていると

電車が大きく揺れた 。


が た ん っ 、!!”


と大きく電車が揺れる 。


「うわっ、!」


最悪だ 。今日に限って満員電車なのに 、

人が沢山居るのにずっこけてしまった

早く立て直さないと … ん 、?

なんか柔らかい 。 ??

と思っておそるおそる目を開けたら




「 … え 、 ? 」


そう 、よりによって黒髪の男子高校生の胸に

飛び込んでしまったのだ 。


「え 、 ぁ ごめんなさい !!」


私はあまりにも驚き過ぎてすぐに立ち直した

やばすぎる 。

20代後半独身女がこんな 、男子高校生の胸に

ずっこけて飛び込んでしまうなんて

私はあまりにも恥ずかしく酷く動揺してした

すると白髪の男子高校生が口を開いた 。


「大丈夫?お姉さん 、顔赤いよ?」


なんとその子は心配をしてくれた

え、こんなに優しいの?今の男子高校生って


「大丈夫!!ごめんね転けちゃって💦」

「そう ?なら良かった。せっかくの機会だし、LINE交換しない?」

「ぁ 、いいよ!!全然!」


私はとりあえず恋の予感がしたのでLINEを

交換した 。ないす 、 電車


「おい 、2人で勝手に話進めんな “

何LINE交換しとんねん展開早すぎやろ 。」


白髪の子とLINE交換していると

黒髪の子が口を開いた 。


( 関西弁 … !?私のどタイプ … !!)


「なに 、嫉妬ですか ? 烏クン w」


そう思っていると白髪の子は軽く煽った


「違うわ 、はよ降りるでボケが 。」


黒髪の子は否定し 、電車降りていった


「ぁ 、ちょ待ってよ ー じゃね 。ボブのお姉さん」


そう別れを告げ白髪の子は黒髪の子の後を追い

電車を下りってった


(白髪の子イケメンだったな … 。

わんちゃんチャンスある 、?)


と淡い希望を抱いて後ろから2人を見ていると

なんと白髪の子が黒髪の子にマスク越しで

口付けをしていた 。


(え 、ん ? は ? へ ?)


私は見た途端固まる


( まって 、そういう感じ ? 聞いてないんですけど は ? )


すると黒髪の子は顔がトマトのように赤く染まり 、下を向いていた 。


( えやっぱりそういう感じ ? まじで ? )


私はとりあえず凄く興奮した

今の男子高校生ってあーいう感じなの 。 ??

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