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BL要素なし❌
バッドエンド………?
🦅→アメリカ
🎩→イギリス
🎨→フランス
🍺→ドイツ
🍕→イタリア
❄️→ロシア
🌸→日本
これは、世界の国々に”特別な感情”を抱いてしまったヒーローの話。
🍺視点
🦅「お前らっ!大変だっ!!」
バンッ!!
と、勢いよくオフィスの扉が開いた。
何事だとそちらを見ると、アメリカが息を切らしながら入口の前に立っていた。
🎩「どうしたのです、バカ息子。そんなに慌てて、はしたないですよ。」
イギリスが煽るように言うが、アメリカの顔は変わらず、大きな声でこう言った。
🦅「緊急事態なんだっ!!」
そういうと、オフィスは静まり返り、全員がアメリカの話を真剣に聞く姿勢になった。
🎩「…どうしたのです?」
🎨「…アメリカがそんなになるなんて、珍しいじゃん…結構やばいことなの?」
🦅「…………が、……」
🍺「……?すまない、もう1回…」
🦅「エジプトがっ!っ誰かに……ころ、され…た…」
🍺「…はっ?」
その事実を聞いた俺たちは、衝撃を受けた。だって、国が死んだということは……
🌸「…私達の誰かが、殺したってことですか……?」
…こういうことになる。
国民が俺ら国の化身を殺せるわけが無い。だから、この考えにたどり着いてしまう。
🍕「ば、馬鹿なこと言わないでなんねっ!ioたち国の化身は国が仲良くなくても友達だったんねっ!そんなことする国がいるなんてっ…!」
🍕「信じ、られないんねっ……」
イタリアは、しゃがみこんで泣いてしまった。
…当然だ。友人は死んだと言われ、その友人を殺したのはこの中にいるとなれば、気持ちが渋滞してしまうだろう。
🎨「…一旦、各々気持ちの整理しない?今日はもう帰って、明日会議しよ…ね、」
静まり返った空気を破ったのはフランスで、俺たちはその言葉に頷き、帰路へとついた。
翌日。
また1人犠牲者が出た。
イタリアだった。
🍺「………な、…で…」
?「…ごめんな。」
パァンッ!!
数日後、俺も死んだ。
❄️視点
エジプトが殺害されたと情報が入った頃から数ヶ月が経った。
段々と俺の周りの国が死んでいって、その度に不安と恐怖、怒りが強くなっていった。
……そしてついに、この時が来た。
❄️「………お前だったのかよ…犯人は」
?「………あぁ、そうだ。」
❄️「…最後に、聞かせてくれないか。」
❄️「どうしてこんなことをした?」
?「………お前らが…お前らが、好きになっちゃったんだ、」
❄️「…はぁ…?」
?「いつかは戦わなくちゃいけないのに、離れていっちゃうのに、こんな感情をお前らに持って…」
?「…分からなくなったんだ。何をしていいのか。」
?「だから…リセットしようと思った。」
❄️「な…そんなことで殺したのかよっ!?」
?「………ごめん……本当にごめんなさい。」
?「お前を殺したら俺もそっちに行くから…」
❄️「…っ!おいっ!やめッ──」
パァンッ!!
🦅「……次はもう、友達になんてならないでくれよ………」
パァンッ!!!
国ノ化身、ゼンインノ死亡ガ確認サレマシタ。
コレヨリ、国ノ化身ヲ復活サセマス。
国の化身が復活して数日。
🇯🇵「………あ、すみませんドイツさん、この資料なのですが…」
🇩🇪「………あぁ、そこはこうだ。」
🇯🇵「な、なるほど…ぁ、ありがとうございます…」
🇬🇧「………フランスさん、次はEUの会議のはずでは?」
🇫🇷「…え、あ…そうだったかもしれないです、わざわざありがとうございます…EU抜けたのに…」
🇬🇧「いえ、逆に会議の時間が私がいた頃と同じでよかったです。」
普通の日常に戻りつつあった。
化身間の、関係を除いて。
1年後。
🇯🇵「どい”づざーん゛………助けてください…」
🇯🇵「私死んじゃいます…」
🇩🇪「俺に言われてもな………(苦笑)」
🇩🇪「俺も仕事終わってないんだ…お互い頑張ろうな。」
🇯🇵「嘘だぁぁぁぁぁっ!!!」
🇬🇧「…あらフラカス。今日は紅茶の気分なんですか?」
🇫🇷「…んー?なんか悪い?ブリカス。」
🇬🇧「いえ、紅茶を入れて差し上げようと思って。(笑)」
🇫🇷「…はぁ……君のところのはいいよ、毎日嫌という程飲んでるから。 」
🇬🇧「あら、そうですか?残念です……(笑)」
いつの間にか、関係は戻っていたようだ。
だが、1人だけ………
🇺🇸「………」
🦅「、失敗した。」
終