TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

余はイリスに求婚した。

彼女が言うには、余は変わり者らしい。


「余が変わっているだと? なぜそう思う?」


「だってそうでしょう? 普通なら、竜種であるわたしなんか選ばないはずですよ? 今は変化の魔法で魔族の女の子のような姿になっていますが……。わたしの本当の姿はディノス陛下もご存知ですよね?」


彼女の本来の姿は、巨大なドラゴンである。


「それは当然知っている。イリス……。お前は、魔王というものをよくわかっていないようだ」


「どういうことです?」


「魔王とは、全てを掌握する絶対強者だ。余の前では、外見が魔族か竜種かどうかなど、些細なことよ。余はお前の本質に惚れているのだ」


「本質……ですか」


「ああ。イリス。お前は強い。お前ほどの強さを持つ者はなかなかいない。だが、それゆえに孤独だったはずだ。余は、そんなイリスを放っておけない。イリスを幸せにしてやりたいと思う」


「……」


イリスは黙り込む。

そしてしばらく経って、口を開いた。


「……わかりました。ディノス陛下のお気持ちはよく理解しました。……わたしも、あなたのことをとても信頼しています。ディノス陛下の傍にいると安心できますし、心が温かくなって幸せな気分になります」


「ふむ。それなら……」


「ただ、1つだけ。わたしの本当の姿を、愛してくれますか?」


イリスが真剣な眼差しを向ける。


「……うむ。もちろんだ。イリスならば、どんな姿をしていても愛する自信があるぞ」


「では、改めてお見せします。わたしの真の姿を……」


次の瞬間、彼女の体が光に包まれる。

光が収まったあとに現れたのは……。


「これは……」


赤い瞳をした黒い竜だ。

フレアやシンカに見せた半竜形態ではない。

正真正銘の本来の姿である。


体長は数十メートル以上。

そこらの魔族や人族が束になって掛かっても、到底敵わぬであろう。

生物としての格が異なるのだ。


レッドアイズ・ブラックドラゴン。

それが彼女の種族名である。

彼女は世界にただ一竜しかいない、同族最後の生き残りだ。


「これがわたしの真の姿です。……どうでしょうか? 怖くはないのですか?」


恐々と尋ねるイリス。

声帯が変化しているので声質も変わっているが、魔力に意思を乗せているので意思疎通は問題なくできる。


「何を言う。余が恐れるものは何もない。美しいではないか」


余はそう言って笑いかける。


「ディノス陛下……!」


イリスが感極まった様子でそう声を漏らす。


「……これが最後の確認です。わたしの真の姿に対しても、変わらず愛してくださると約束していただけますか?」


「無論。余はお前を愛し続ける。誓うとも」


「では、この状態のわたしを抱いてください……」


イリスが腹を天に晒した。


「イリスよ。その姿のまま抱けというのか?」


「はい。ディノス陛下の愛をわたしに見せてください。わたしはこの世界で一人ぼっちではないのだと、示してください」


竜種としての本来の姿のイリスを抱く……。

少々想定外ではあるが、この程度の事態に対処できない余ではない。

むしろ望むところだ。


「竜化(ドラゴノイア)」


余は竜化する。

イリスと同じ、赤い目の黒い竜である。

余はそのまま、イリスに覆い被さった。


「ああっ! ディノス陛下ぁっ!!」


イリスの叫びにも似た歓喜の声が上がる。


「ん……、ちゅ……、れろ……。ディノス陛下……。もっと強く抱きしめてぇ……」


イリスの望み通り、彼女を力一杯抱き締めた。


「ああああああ!!!」


イリスが大きな悲鳴を上げる。

余たち2人の影が1つになる。


……だが。

ドゴーン!!!

あたりに轟音が響いた。

敵襲ではない。

これは……。


「しまった。余とイリスの交わりに、大地が耐えられぬか」


体長数十メートルのドラゴン同士の交わりともなると、周囲の地形が大きく変動する。

自然も破壊してしまうだろう。


「ディノス陛下……。ここは竜種の作法でいきましょう」


「うむ。そうだな」


余たちは交じりあったまま、大空へと飛翔した。

竜種は、空を飛びながら交わるのである。

強大すぎる力で、周囲を傷つけないように。


村のはるか上空まで達した余とイリスは、あてもなく高速飛翔を始める。

周囲への被害を気にしないで済むようになった今、今度こそ余はイリスを力いっぱい抱きしめる。

彼女も、余を抱きしめ返してくる。


「ディノス陛下!! わたしは今、幸せを感じています……!! あなたのおかげです……!!!」


イリスが涙を流しながらそう叫ぶ。


「余も幸せだ。イリスよ。お前が魔王の側近になってくれなければ、今の余はなかっただろう。余はお前に感謝している」


「わたしも感謝しています。わたしは、孤独だったから……。ずっとずっと寂しかったから……。ディノス陛下がいてくださって本当に良かった……。ディノス陛下に出会えて、わたしは救われました……!」


イリスが余の体に手を回す。


「ディノス陛下……。大好き……。一生あなたの傍にいます……。だから、離さないで……。もう独りは嫌なんです……!」


「ああ。余もお前のことを決して手放さん。2人で……いや、フレアとシンカも含めて4人で共に歩んでいこう。これから先、どんな苦難があっても乗り越えられる。余にはお前がいるのだから」


「はい……。わたしも、ディノス陛下を支えていきます……。いつまでも一緒です……」


「イリス……。愛してるぞ……」


「ディノス陛下……。わたしも愛しています……」


2人は互いを求め合い、口づけを交わす。


「くはは。変化状態のイリスもなかなか可愛げがあったが……。今のイリスの方が可愛いな」


余は竜であるイリスの柔らかいところを刺激しつつ、そんな感想を述べる。


「ディノス陛下……、あんまりそんなところばかり揉まないでください……」


「なぜだ? 余はイリスの体にとても愛着があるのだが。柔らかくて気持ちいいし、触っているだけで幸せな気分になれるのだ。もっとよく見せてくれないか?」


「えっと、その……。恥ずかしいですけど、ディノス陛下が喜んでくれるなら……、はい……、どうぞ……」


余は竜化したイリスの体を堪能する。

イリスの体がビクンと跳ね上がる。


「くふぅ……! ひゃうん……!」


イリスが切なげに喘ぐ。

彼女が感じているのがわかる。


「イリス。少し激しくするぞ」


余はそう宣言して、イリスに自分のあれを押しつけた。


「ディノス陛下ぁっ!! 漏れちゃいますぅっ!」


イリスが余の名前を呼びながら、一際大きな反応を見せる。


「構わぬ。余とイリスの愛の結晶だ。存分に漏らすがよい。世界に愛が満ちるようにな」


「んああああっ!!」


イリスは大きな声を上げ、そのまま果ててしまった。

彼女の秘所からは、大量の愛液が流れ出ている。


改めて言うが、今の余とイリスは数十メートルを超える巨竜の姿となっている。

そして、世界を飛翔しつつ交わっているのだ。

イリスが吹いた潮は、人々ににわか雨だとでも認識されるかもしれない。


今のこの場所は……。

砂漠地帯の上空か。

イリスの芳醇な魔力を含んだ愛液が降り注げば、砂漠地帯にも緑が芽吹くかも知れんな。


その後も、余とイリスは飛翔しつつ交わり続けた。

魔族の港湾都市や人族の元最後の都市ノースウェリアの上空にも訪れた。

世界にはまだまだ完全な安寧は訪れていない。

余とイリスの愛で、そしてフレアとシンカとも協力して、世界の人々に安心と笑顔を届けていかなければならぬ。

余はそんなことを考えつつ、イリスの体を堪能する。


「イリス……」


「ディノス陛下ぁ……」


イリスが甘えた声を上げる。

可愛い奴だ。

度重なる絶頂で、少々疲弊気味のようではあるが。


……おっと。

余もそろそろ限界のようだ。


「イリス。行くぞ」


「はい、ディノス陛下……! 一緒に……!」


余はイリスとともに、空中にて絶頂を迎えたのだった。

最強魔王の学園無双 ~世界を平定したチート魔王は学園で無双し花嫁を探す~

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚