ラウール 「 美羽 」
『 ら、く、泣 』
ラウール 「 大丈夫だよ 」
ラウール 「 落ち着いて? 」
『 やだッ、 』
『 暗いとこ、泣 』
『 水もッ、 』
ラウール 「 美羽 」
ラウール 「 大丈夫 」
彼女の話を聞く限り、
多分迷惑めめファンに虐められてたんだと思う
それも結構な。
先輩 「 ラウ~! 」
ラウール 「 あ、先輩、! 」
先輩 「 ちょっと来て~ 」
ラウール 「 あ、今ちょっと、 」
先輩 「 何~? 」
『 大丈夫 』
『 ごめんねらうくん 』
この時一緒にいてやれたら、
あんなことにならなかったのに。
僕の判断ミスだった。
高校生の子供には、真菜さんが先輩まで使って虐めようとしてるなんて、
気づきもしなかったんだ。
ラウール 「 どうしたんですか、? 」
先輩 「 これ運んで欲しくてさ 」
ラウール 「 …分かりました 」
ここで断って美羽のところに行くより、
早く終わらせて美羽のところの行く方が早く済むと思ったんだ。
‘ ボンッ ’
嫌な音が聞こえたあと、
悲鳴が聞こえた。
なんだと思っていると、警報がなった。
先輩 「 合宿のキッチンが萌えてる! 」
一人の先輩がそう叫んだ。
ラウール 「 美羽ッ、! 」
渡辺 「 ラウール! 」
渡辺 「 逃げるぞ! 」
ラウール 「 コーチ! 」
ラウール 「 美羽がッ! 」
渡辺 「 ッ、 」
渡辺 「 俺がなんとかするから! 」
渡辺 「 康二! 」
渡辺 「 ラウール連れて行って! 」
先輩 「 美羽ちゃんなら真菜と一緒に居ました! 」
僕を呼んだ先輩。
真菜さんといたから心配なんだ。
ラウール 「 けほッ、げほッ 」
康二 「 こっちまで煙が回っとるッ、 」
康二 「 ラウールはしょっぴーに任せよう? 」
普通の人よりも肺が弱い僕は、そのまま康二くんに連れていかれた。
ラウール 「 美羽…ッ、 」
next … 500
コメント
4件
なんだろう…この私には生み出せない世界観が大好物です…!
あー、なんか視界が水?みたいなのでぼやぼやすんだけど あ、鼻水か