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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ラーメンを完食し、店を出て車に戻る。車の中で、柴田は【飲むヨーグルト】を一口飲む。

勝「自転車で愛知県名古屋市に行った後は、数日はそこら辺をブラブラと・・・」

柴田「へぇ。危ないことするねぇ。」

勝「お小遣いにも限界が来たから、とある作戦を取ったんだ。」

柴田「作戦?どんな?」

勝「従兄弟の家です。」

柴田「え!?親族の!?大丈夫だったのか・・・?」

  「あ、大丈夫だったからここに居るのか・・・」

勝「家に着いて、事情を説明したら、全然行けましたね。」

柴田「すごいなぁ。従兄弟も凄いなぁ。」

勝「そこで、全く外に出ずに家で勉強とかしてました。」

柴田「まあ、警察官に慣れるぐらいだしな。」

勝「従兄弟には本当に感謝しかないですね。」

そして、柴田のヨーグルトは無くなった。

柴田「そこから、大学に行って、警察学校に、そして・・・」

勝「無事、警察官になれました、と・・・。」

柴田「そこに関しては誉めどころだよね。おめでとう。」

勝「貴方の元につけて、光栄でしたよ。そして、これからも・・・」

柴田「勝・・・」

少しの沈黙が続き、勝が口を開く。

勝「父は精神異常者です。脱獄なんて意味がわからない。」

 「早いところ、とっとと捕まえましょう!」

柴田「そうだな!よし、行くぞ!」

勝「はいっ!」

勢いよく車が発進される。

車を運転する柴田、隣に座る勝、

どちらも明るい未来を想像するかのように目を輝かさせていた。






飯盛「さて、いただきます!」

全員「いただきます!!」

敦「ハヤシライス美味しい!」

芽衣「作るの上手ね!」

飯盛「お父さんの、大好物だったんだ。だから、一応作れるんだよ。」

彰人「そうなんだ・・・隠し味何?」

飯盛「いや言わないわ!」

咲良「はは!面白い!」

笑い声に包まれながら、龍鬼は思う。

この子達は本当にいじめの加害者なのか?

確かに悪いところもある。でも・・・

何故か兄と似たような雰囲気を感じる。

一体、何が真実、何が嘘・・・?

それを知るのは、まだ先になりそうだ。






Season1、完結。

次回、Season2 「九州脱出・誘拐事件編」

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