一次創作 関西弁 百合 短編集

ある日 ひとつの指輪をくれた

「 何これ 、どしたん 」

『 給料三ヶ月分 ♡ 』

「 あんたの一ヶ月の給料 110円なんやな 」

『 値札 取るん忘れとったわ 』

酒の空き缶が 机の上に並ぶ中に

またひとつ 、ふたつと 空き缶が足されていく

『 ちょい待ち 片付けるわ 』

からから と空き缶を手に取り台所に運ぶ

スペースの開いた机にコツン と音を立てて置かれたのは 、綺麗なリボンに飾られた小さな箱

「 はぁ … また変なもんやないよな 」

『 そこまで信用ないん ？ 悲しいわぁ 笑 』

『 まぁまぁ 、開けてみ 』

恐る恐る開けたなかに見えたのは

綺麗な指輪だった

「 まじのやつ ？ 」

『 これはマジのやつ 』

『 まぁ 、三ヶ月分やないけど 』

『 受け取ってくれる ？ 』

「 しっかたないな 受け取ったる 」

まっすぐ見つめていうてくるから

なぁんか 恥ずかしなってもうて

『 そんな上から目線やったらあげへんよ 』

「 あ ~ 、めっちゃ嬉しいです 」

「 貰わせてください ~ … 」

『 嘘やって はい 』

「 ありがと 、またなんか返すわな 」

「 んで 、なんでサイズぴったりなん ？ 笑 」

『 魔法 ！ 』

「 そう言うことにしといたる 」

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ネラです 。

最近 Bluetooth で繋げるキーボードを買いまして タイピングとか結構好きなので 打つのが楽しくて 一日中打ち込んでます 。

この短編集にいいねをつけてくださる方もいまして 、自分の努力が少しでも認められてる感じがして とても嬉しいです 。

少しでも皆様に気に入っていただけるように 私のペースで頑張っていこうと思っています 。

こんなシチュエーション見てみたいな 等

有りましたら 私でよければ書かせていただきますので コメントにお願いします 。