「もう死のう…」
私はそう呟いた。
何もかもが辛くなった。
何もかもが憎くなった。
だから、そう呟いた。
だが私の中の善意は言った。
「ここで死んだら人に迷惑がかかるよ。」
そんなの聞えもしなかった。
ーーーーーーーーーこれは「僕」の夢ーーーーーーーーー
朝。目が覚めた。
やっぱり僕は「男」で、
いつも使い慣れた「僕」や「俺」を使う。
起き上がると、そこには男物の制服がかかってる。
母親に「おはよう、お母さん。」
いつも通り親の目を気にして
男の子っぽい部屋。
男の子っぽい口調。
男の子っぽい仕草。
別に。男の子になりたい訳では無かったし、
出来れば女の子でありたかった。
部屋いっぱいの可愛いもの。
甘い香りのする香水。
甘いスイーツ。
男の子が沢山持ってると変な物でも、
女の子が持ってると可愛い。
それが辛くて仕方がない。
かと言って体を作り変える程の「勇気」は僕には無い。
だから、ああ言う夢を沢山見る。
あの夢では僕は女の子で。
でも人間関係で悩んでて夢の先でも辛くて
死んでしまおうとする。
そんな夢だ。
でも、彼女の部屋は僕の理想で。
だから狡(ずる)くて仕方がない。
ーーーーーーーーこれは「僕」のユメ。ーーーーーーーー
コメント
1件
読んで下さりありがとうございます。 まぁ、 次回くらいからは真面目に……ね?((( やりますやります。() てことでありがとうございました(✿︎´ ꒳ ` )