そういえばkntb単体のを書いてないなと思いやけくそで書きます。
もう思い付きで書くのでネタがあっちいったりこっちいったりしちゃってます
「カニくん!」
珍しく銀行強盗の事件対応をしていると突然中から名前を呼ばれ、姿は見えないが俺のことをカニだなんでいう人なんて一人しかいないし予想はつく。
「なに捕まってんすかつぼ浦さぁん!!」
「すまーん!助けてくれー!」
予想通りつぼ浦さんが出てきて、一緒にジョーカーもでてきた。
「くそー!人質を解放しろー!」
「うるせー!つぼ浦はロケランをしまえ!あくまで人質だろうが!!」
「人質が攻撃しちゃいけないなんてルールないぜ?」
「穴をつくな!人質が襲ってきたら怖いだろ!」
「ちくしょう埒が明かねぇな」
「こっちの台詞だわ!(笑)」
人質と犯人で漫才してんですけど…..てかさっきから思ってたんだけどつぼ浦さんの胸さわってねぇか?セクハラ罪もつけてやろうか?
一人で罰金を増やせる方法を考えてたらいつの間にかいろんな人が来ており、犯人とのチェイスが始まるらしい。
「えーとじゃあ、成瀬はつぼ浦のメンケア頼める?」
俺も殺ろうと準備をしていると、突然らだおが後ろから話しかけてきた
「あ?んなもんなくても大丈夫っすよ。」
「いや、人質にはこれをする決まりだから、おとなしくメンケアされてて」
「ぅっす、、」
「めっちゃ嫌そう(笑)」
この通り見るからに嫌そうなつぼ浦さんのメンタルケアをしながら本署へと向かった
「あー、大丈夫っすか?」
「大丈夫だぞ。慣れてるからな」
「人質には慣れない方がいいと思うっすけど….」
「そうなのか?教えてくれてありがとな。気を付けるぜ」
そういいながらニコニコ笑っているつぼ浦さんはちょっと危機感が無さすぎると思う。まじで。俺がこのまま襲ったらどうすんだよ。
「まぁ今さらだとは思いますが…(笑)てかさっき胸触られてそうだったんすけど大丈夫でした?」
「あぇっ?そ、そんなことないとオモウゼ……」
「ほんとっすか?めちゃくちゃ触ってましたよ。セクハラ罪つけましょうか?」
「いや、大丈夫だ….」
本当っすかぁ?といおうとしてつぼ浦さんの方を見ると顔を真っ赤にして下を向いていた。そういえばこの人下ネタ苦手だったわ。
「っそんなことより!!カニメイト今日いっても大丈夫か!?久しぶりにカニメイトの飯食べたくなっちまってな!」
この話を無理矢理終わらせたいのか急に全然関係ないことを話し出した。そんなところも可愛いなぁ。とか呑気に考えながらOKをだすと、嬉しそうにじゃあ退勤してからすぐいくな!といわれて、そのまま少し雑談をしていると、また違う銀行強盗が起きたらしく、別れることになった。
カニメイトにつぼ浦さんが来るから、いつもより早めに退勤して準備をしていると、思ったよりも早くつぼ浦さんが来た。
「よー、カニくん」
「お疲れっす~。なに頼みます?」
「んー、おすすめとかあるか?」
「おすすめっすか~?んー、、あっそうだ!」
「んぁ?どうしたんだ?」
「俺が特別にまだ誰も食べてないメニューを作ってきてあげますよ!」
「まじかよ!!頼む!!」
「んじゃあ50万で」
「金とんのかよ!」
まぁ言うて試作品だけど、、金もらえるのはラッキーだし、何よりつぼ浦さんに食べてほしくて作ったやつだから一番に食べてほしい。
いつもは賑やかなカニメイトも、今は大型が行われているのか来る客が少なく、そんな中料理をしていると暇になったのかつぼ浦さんが小声で歌い出した。
「アリエルの歌っすか?」
「えっ、聞こえてるなら言ってくれよ。」
キッチンの方から問いかけると、問いに答えずに恥ずかしいのか黙ってしまった。
しかし、また数分たつと歌い出したので次は指摘せずに黙って聞いておくことにした。
「できましたよ。俺特製、カニランチっす!」
「おー!かわいい見た目してんなぁ!」
おにぎりをペンギン見たくアレンジし、他にもおかずなど、まぁ簡単に言うといわゆるお子さまランチのようなものだ。
早速おにぎりを手に取ると、どこから食べようか迷うこともなく、勢いよく頭からいかれた。びとい!!
だが、大の大人で、普段は荒々しい人が今はお子さまランチのようなものを幸せそうな笑顔で食べているのが可愛らしく、許してしまう。
「美味しいっすか?」
「ん!!」
「ふは(笑)そりゃよかったっす」
頬に詰め込みながら元気に返事をして、ほんとに美味しそうに食べてくれるから作ってよかったなぁなど思っていたら、大型が終わったのか警察が集まってきた
「成瀬~?」
「はーい!すみませんつぼ浦さん。ちょっといってくるんで待っててください」
「おう!」
呼ばれたので行くと、少しとかで終わらず結構忙しくなってしまった。
遅くなってもずっと同じ席にいてくれたつぼ浦さんにときめきながら向かうとお疲れと声をかけてくれた。
「すいません遅くなっちゃって」
「全然大丈夫だぜ?でもカニくんも少し休憩した方がいいと思うが….」
「んー、、さすがに疲れたんでちょっと寝ますわ。」
「おう。俺もそれがいいと思うぜ」
寝やすいように、でもつぼ浦さんに警戒されないようにちゃんと目の前で、見せつけるようにマスクをはずし、店の賑わいの声と、小さく歌うつぼ浦さんの歌声をBGMにして浅い眠りについた。
どんくらい時間がたったのかはわからないが、頭を撫でられている感覚があり、うっすらと目を開けると明るいアロハシャツが見えた。
「ほんと、そういうとこも好きなんだけどよ….」
「…..え?」
呟くような、誰にも言う気のない声量で急に告白されたから寝たふりしようとしたのに声を出してしまった。
「えっ。起きて……俺はなにもいってないぜ?」
「いやいやいや無理がありますって」
「いや、俺はなにもいってないぜ。他に誰かいたんじゃねぇか?」
「残念でしたねつぼ浦さん、カニくんって呼ぶのはつぼ浦さんだけですよ」
「……ちくしょうやられたぜ…..」
焦ったように無理矢理過ぎるいいわけをしだしたつぼ浦さんが、逃げられないと悟ったのか、下を向いて顔を隠した。真っ赤な顔を隠したかったのかもしれないが、耳が真っ赤だから正直あんま意味ないと思う。
「俺のこと好きなんすか?」
「…….」
「つぼ浦さ~ん?つぼ~ら~?つぼちゃーん?」
「……….っ、そうだよ……//」
わぉ顔真っ赤。
恥ずかしそうに目元ぐらいだけ見せてくれたけどそこだけでもわかるほど顔が真っ赤だった。
「嘘じゃないんすよね?」
「あ、あぁ、」
「罰ゲームじゃないっすよね?」
「おぅ…..」
「誰かに脅されたとか」
「ちげぇっつってんだろうが!!誰かの言いなりとかじゃなくて、ちゃんと俺の意見でカニくんが好きなんだよ!!満足かこれで!!」
開き直ったのか、俺の不安を読み取ったのか、真っ赤な顔飲まんまで勢いよく告白してくれた。うれし。
でも、その声は当たり前に店にいる他の客にも聞こえており、それに気づいたつぼ浦さんが元々真っ赤な顔をもっと真っ赤にして、また顔を隠して座り込んでしまった。
「つぼ浦さん。俺めっちゃ嬉しいっす」
「そうかよ…」
「俺もつぼ浦さんのこと大好きっす。」
「え?」
「え?」
あれ?俺変なこといったかな?
普通にOKをしたはずなのにすごく不思議そうに、悲しそうな顔でこっち見てくるんだけど。実は罰ゲームだった?え、まじ?泣くよ??
「いや、でしたか?」
「ちがっ、!嫌じゃなくて!カニくんこそ罰ゲームじゃねぇのか、?」
「は?な分けないでしょう?」
「でもっ、だって、」
いつもよく回る口は、パニックになってるのか全然言葉をはっさない。
てかわかったわ。この人変なところで自己肯定感低いから俺が好きって言っても俺なんか…とか思ってんだわ。この人ほんとにそういうところこそ自信もてよ。みんなに好かれてるんだからよ。
そんなどうしようもない、でもかわいらしい先輩のおでこにキスすると、バッと顔をあげられて頭がぶつかっちゃったけど、そんなのもお構いなしに次は口にキスしてやった。ようやく叶ったのに信じないからこれはつぼ浦さんへの罰だ。
「カニくん!?//」
「罰ゲームなわけないでしょう??俺がどれだけ貴方のことを思い続けていたか分かってます??好きですよ。どうしようもないくらい、ずっと、」
精一杯愛を伝えた。これで信じてもらえなかったらさすがに泣くぞ??
まぁそんな心配はいらず、顔を真っ赤にしながらぷるぷる震え出した。何してても可愛いなこの人。
「信じてくれました?」
「ぉう……..」
普段の声とは全く違い、ものすっごく小さい声で返事をしてくれたのが嬉しすぎて思わず手を引いて店を出た。すると、びっくりしたようについてきたけど後々幸せそうに笑ってくれたのでそのまま二人でデートを楽しんだ。
そしてデート中、手を繋ぐだけでもキャパオーバー気味なつぼ浦さんをいとおしく思いながらもヤったらどうなるんだろうと考えていたのはまた別の話。
最後らへん雑になっちゃうのほんとに治したい、、、。
2/20にこれを書き初め気づいたら3月です。時の流れは不思議ですね。
kntbはお互いがお互いに甘いのが大好物です、、、
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