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〜 mtk side 〜
さっきから、若井がおかしい。
いきなり僕にキスしてくるし、明らかにいつもと雰囲気が違う。
でも、さっきのキス、すごいきもちよかったな。
若井のことはずっと前から、それこそバンドを組む前から好きだった。もちろん、友達としてだけじゃなく、1人の男性として。
でもこの気持ちは到底本人に言えるはずもなかった。隠し通さなきゃいけない、封じ込めなきゃいけない想い。
だって、そもそも俺は男だし、若井だってきっと俺のことはただの友達としてしか思ってないに決まってる。
でも、若井に唇を奪われたその瞬間だけは少しだけ勘違いしてしまった。
若井ももしかしたら俺のこと、って。そんなはずないのに。
「続き、いい?」
息を荒くしながら尋ねる若井に、抵抗する気は起きなかった。やっと若井に抱いて貰える。ずっと思い描いてたことが、やっと。
俺はこくっと頷いてみせた。
「ちょっと、触るからね。じっとしてて」
若井の手が滑るようにシャツの中へ入ってくる。
くすぐったいような、気持ちいいような。若井が触れた箇所が熱を持っていく。
「っ、くすぐったいよ」
何か喋っていないと、神経が肌に集中してしまう気がして声をかけてみたけれど若井はぎこちなくにこっとするだけで何も返してくれなかった。
若井の指先は、俺の片方の突起に辿り着いた。緊張しているのか、真剣な顔でその周りをくるくるとなぞり始めた。
「んっ、あ」
「わ、かいっ、そこだめかも」
「だめ、じゃなくて、イイんでしょ?」
若井は完全に雄の顔をしてる。初めて見る友人のその表情に、酷く興奮した。
はやく、はやく、もっと触って、もっといじめてほしい。
若井の親指は、周りを何周かした後、かりっ、と僕の突起を弾いた。
「あ、っ♡」
「きもちいいね?元貴」
目の前の若井は口角を上げながら、親指の腹で先っぽをくにくに、と押してくる。
俺、触られちゃってる。 大好きな若井に、絶対だめなのに、俺の触っちゃいけないとこ触られちゃってる、
その事実と、目の前にいる完全に雄になっている若井、そして抗えない物理的な快感に、俺の興奮は限界を超えて、抑えていた気持ちが吐露してしまった。
「わかいっ、もっとしてぇ、」
〜 wki side 〜
その言葉が、完全に俺の歯止めを壊した。
元貴のこんな、何も考えずに素直な気持ちを言うところを見たのはいつぶりだろう。
顔は赤く火照り、口は少し開いて熱い吐息と可愛らしい声が漏れている。
『もっとしてぇ、』
「いいのね?笑」
元貴の返事を待たずに俺は、彼のシャツのボタンを一つずつ開けていった。
そうして、シャツをはだけさせるとピンク色に染まった2つの突起が見えた。
「乳首、たっちゃってんじゃん笑」
「うるさいから」
耳まで真っ赤にして恥ずかしそうに言う元貴を他所に、俺はその先端をぺろぺろ、と舐め始めた。
「ふ、っあ、♡」
舌先で刺激する度にぴくっ、と跳ねる身体が愛おしい。
もう片方が寂しそうだったので、左は指で、右は舌で刺激してやった。
元貴は耐えるように必死で声を抑えていたけれど、油断すると声が出てしまっているのが可愛らしかった。
「気持ちよさそうだね?」
「んぅ、♡わかいぃ、♡」
もはや、質問に答える気力も残っていないのか、とろんとした目で俺の名前を呼んでくる。
「元貴のこんな顔見れるのは、
俺だけだからね?笑」
元貴の限界が近そうだったので、俺はズボンと下着に手をかけて一気に脱がしてあげる。
中心には、大きくなった元貴のモノ。まだ乳首しか触っていないのに、今にも爆発してしまいそうな程に勃っていて、血管が浮き出て、先端は透明な汁で濡れていた。
「もう、限界そうじゃん笑」
「あんま、みんなよ」
弱々しく抵抗する元貴に俺は言った。
「じゃ、一旦自分でイっとく?」
「え、?」
元貴は心底驚いた様子だった。
「だって俺、元貴が普段どんな感じでしてんのかめっちゃ見てみたいし笑、興味ある」
「国民的アーティストのもっくんは、どんな風にするのかなー?、笑」
「ふざけんなよ、笑やだよ」
少しからかっただけで元貴のモノは明らかに反応している。心の底から嫌がってるわけではないみたいだ。
「お願いっ、だってそのままイけないの辛いでしょ?」
元貴は、何かを決心したかのように息を吐いて起き上がった。
「わかったよ、やるって」
そう言って彼は震える手で渋々自分のモノに手を伸ばした。
「別に、特別なこと、しないけど」
なんて、喋りながらゆっくり手を動かし始める。
ちゅこ、ちゅこっ、と元貴のモノから音が漏れる。
左手を後ろについて、膝を曲げてM字に開いたような体制で、ゆっくりと手を動かす。
「お願いだから、じっくり見ないで、はずかしいからっ」
そっぽを向いてそう言う元貴の息は少しずつ荒くなっていった。
元貴の声が聞きたくて、質問なんかしてみる。
「元貴さ、最近忙しいけどちゃんと処理出来てんの?」
「最近はあんま。っ、
お前らいると、出来ないし 」
「やっぱそうだよねー。つらいでしょ?」
「まあ。そういう気分になっちゃう時は曲作るか作業して、紛らわすようにしてるから、」
淡々と答えているように見せてるつもりだろうけど、さっきより確実に元貴の手の動きが速い。
「先っぽ、触ってみてよ」
「いまは、むりっ、」
「だめ、早く」
苦しそうな声で呟く元貴に少しだけ指示をしてみた。これが多分、オナ指示ってやつ、なんだろう。
元貴は上下に動かしていた手を止めて、モノの先端をくるくると親指で撫で始めた。
「あ”っ、♡きもち、♡」
くちゅ、くちゅ、といやらしい音が聞こえてくる。やっぱり先っぽ弱いんだなあ。
「っ、あぁ、わかいっ、♡」
俺の名前を呼びながら必死で先っぽを弄る元貴に、俺は酷く興奮した。
「イきそうなの、?笑」
気持ちよさそうな表情で、力なく何度も頷く元貴に俺は言った。
「いいよ、イきな」
途端に、元貴の手は根元から先端まで素早く動き、辛そうに息を荒らげながら身体を丸め始めた。
「っあ”ぁ、いく”っ、いっち”ゃう、♡」
「わか”ぃ、っ、すきぃ、すきっ♡」
「い”っ、く”っ♡」
その瞬間、びくんっ、と身体が跳ねたかと思うと元貴のモノから白濁液が俺の足に勢いよく飛んできた。太ももをがくがくっ、と震わせながら3回程出して、ようやっと震えが落ち着くと、元貴のモノは少し元気を失くしていたが周りは白く汚れ、恥ずかしさで混乱した表情の元貴は今までに見たことがない程の色気を放っていた。
息を荒げる元貴に俺は言う。
「イッちゃったね、笑」
「俺の足にかかったんだけど笑、
どうしてくれんの」
元貴の方にじりじりと迫る俺は、もう我慢の限界だった。
「もう、挿れちゃうね?笑」