テラーノベル
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続きです
神野の激闘を経て始まった全寮制。A組の面々は、張り詰めた空気を打ち消すように
「部屋披露大会」で盛り上がっていた。
男子の個性的な部屋、女子の可愛らしい部屋が続き、いよいよ最後、
クラスの誰もがその私生活を想像できずにいた「永久」の部屋の前に一行は辿り着いた。
芦戸 「さあ、最後は永久ちゃんだね! いつも気だるげだし、案外、轟と一緒で和室で盆栽とかあったりして?」
永久 「目が痛くなっても知らないよ」
扉が開いた瞬間、一行を襲ったのは眩いばかりの「極彩色の光」だった。
上鳴 「うおっ!? まぶしっ!!」
そこには、普段の永久の無機質なイメージからは想像もつかない、重課金ゲーマーの聖域が広がっていた。
部屋の主役は、机の上に鎮座する巨大なトリプルモニター。PCケースの中では液体冷却のファンが虹色に明滅し、
壁に貼られたLEDパネルが音楽に同期して波打っている。プロ仕様のゲーミングチェア、
マクロが組まれた光るメカニカルキーボード、さらには防音材が敷き詰められた壁。
ここは雄英の寮ではなく、深夜の秋葉原の最深部だった。
上鳴 「マジかよ! 永久、お前、この『RTX 4090』積んでんのか!? 幻のグラボじゃねーか!」
瀬呂 「見ろよ、あの棚、全部エナジードリンクと高カロリーな海外製グミじゃん。永久、お前これ、いつ寝てんだ?」
永久 「夜、暇でしょ。外に出られないし、これくらいしかやることないから」
永久は慣れた手つきでゲーミングチェアに深く腰掛け、モニターの電源を入れる。
青白い光が彼女の白い肌を不気味に、けれどどこか幻想的に照らし出した。
クラスメイトたちが最新デバイスに群がる中、入り口付近で立ち尽くす一人の男がいた。
騒ぎを聞きつけてやってきた、、、
爆豪勝己である。彼は、あまりの「生活感の欠如」と「趣味への全振り」の融合に、額に青筋を浮かべていた。
爆豪 「、、、おい、クソ永久」
永久 「なに、勝己。あ、FPSで勝負する? ボコボコにしてあげてもいいけど」
爆豪 「誰がゲームの話してんだボケが!! てめぇ、あの部屋の隅にあるデカい箱は何だ!!」
爆豪が指差したのは、ベッドの横に置かれた中型の冷蔵庫。扉が透明になっており、
中にはキンキンに冷えたエナジードリンクと、夜食用と思われるプロテインバー、
そしてなぜか激辛のカップ麺がぎっしりと詰まっていた。
爆豪 「寮の飯食えっつっただろうが!! こんなもん(エナドリ)ばっか飲んでっから、
てめぇはいつまで経っても顔色が不健康なんだよ!!」
永久 「うるさいなぁ。これは『ガソリン』。あと、そこのゲーミングチェア、
勝己が座ってもいいよ。腰の負担が減るから、あんたのその爆破の反動にも効くんじゃない?」
爆豪 「座るかクソが!! 部屋の中がずっと七色に光ってて落ち着かねぇんだよ!! 寝る時は消せよな!!」
最初は引き気味だった女子たちも、実際に椅子に座ってみるとその快適さに驚き始めていた。
麗日 「あ、これ、すごい、吸い込まれるみたいやぁ、、、永久ちゃん、ここでいつも何してるん?」
永久 「チャットしたり、敵を撃ち抜いたり、あとは相澤先生の監視カメラを
ハッキングしようとして失敗したり、」
飯田 「ハッキング?!それは、」
永久 「冗談だよ、/ 嘘だけど、、、ボソッ」
殺風景だと思われていた永久の部屋は、彼女の「外の世界(現実)への無関心」と
「デジタルの海への逃避」が結晶化した、最高に尖った空間だった。
一行が去った後、永久は一人、虹色の光の中に残された。 爆豪が無理やり置いていった
「温かいほうじ茶(ペットボトル)」を冷蔵庫の横に置き、彼女は再びヘッドセットを装着する。
永久 「自由になっても、結局箱の中。ま、この箱の中なら、私が最強だからいいけどね。」
マウスをクリックする音が、静かな寮の夜に刻まれた。
3時間後、、、、
永久 「お前らのほうがうるさいよ、、」
上鳴 「キーボードとか、チャット音とか、ヘッドホンから漏れ出る音がうっさい!!」
瀬呂 「結構壁分厚いのに、、、」
爆豪 「お前耳壊れるつってんだろうが!長時間大音量で聞いてたら聴力失う可能性だってあんだよ!!」
永久 「うっさい、うっさい、帰れ帰れー」
緑谷 「、、、」プツン
永久 「、、、?」
ぁ、だめだ、このデクは、、
待って、逃げ、、
緑谷 「永久ちゃん。ちょっとお話ししようか。」
その後、永久を見た者はいなかったという、、、
訳ではない。
はい、どうでしたか。
先生に呼び出されて最終下校を45分超えてやっと家に帰された所存です。
もうね、先生信用できません。
わかりやすくまとめてくれてありがとう。■■さんは賢いな。って言われたんですけど、
(自分が話した中には嘘情報もあり)
実は全部知ってたり、なんか、笑顔で嘘つく先生が学校にいっぱいいて、
せっかく中学受験して入った中高一貫校なのに、こんな、、、ね。
2148文字、終わります。
コメント
13件
面白かったです♪ 隣の部屋(防音材を敷き詰めていて)まで音がするのは、耳が絶対壊れる… こっちの先生は話をほとんど聞かずに謝らせて終わりです… 続き楽しみです!
待ってます
続き