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lrfw - 🗝️💸 × 🥂✨
START
fwside
翌朝。
「は?…しゃちょ…の家やないのよな……まじかぁ…」
なんで俺ロレん家おんの?は!? 待って待って!俺着てるのロレの服やんこれ!で!?そのロレはどこ!?
目を覚ましたらローレンの家で。寝室で。ベッドで。ロレの服を着ていた。
「アイツもアイツで元カレ家にあげんなよ!」
ヤったんかな……ロレの服着とるし……やっぱヤッたんか?……あー、社長と二軒目行ったとこまでしか覚えとらん!!絶対社長にも迷惑かけたよなぁ…社長に別れたこと話してなかったから、ロレ呼んじゃった…的なアレだよな多分…。
戸惑いと、申し訳なさと、気まずさと、『なんで家にあげてんだよ!ベッドに寝かせてんだよ!元カレの服着せてんだよ!』なんて怒りと、でも本当は少しだけ嬉しいのと、色々で頭がおかしくなりそうだ。
やっぱ俺、ちゃんと引きずってたんだなぁ。昨日は多分酒しか飲んでない。でも寝れた。きっとローレンの匂いに包まれたこの場所だから。
「……ムカつくんやけど」
深呼吸をしてからドアノブを引く。ローレンを見つけるため、平静を装ってリビングを見渡した。ソファに眠るローレンを見つけると、なんだか肩の力が抜けた。
「なんだ、ヤっとらんのか」
「……そういうところが嫌いやったわ。ホンマに好きなんやったら襲えや。理性が勝ってんじゃねぇよ、意気地なし」
口の悪さとは裏腹に、ソファで眠るローレンの髪を撫でる手は、そこから離れることを知らない。
途端にその腕を掴まれる感触がして、ビクッと体が跳ねた。
「……なぁに、もう終わった奴の頭なんか撫でてんの?こっちは酔っ払いの介護で寝不足なのにさ。好き好きって目線がうるさくて、起きちゃったんだけど?」
「っ…お、まえ…起きとったやろ!」
「いやいや、こんな雑に頭触られてたら起きるて!てかなに、抱いてほしかったの?それはそれはごめんなさいね?ご期待に添えず」
「……お前こそ、お持ち帰りしてんじゃねぇよ。そのくせ手は出せないとか、童貞かよ」
「はぁ!?いやいや、好きだからこそだけど!?大切にしたいんだけど!?」
「……彼氏面すんな!」
「えぇ?なんだろう、この流れ的にそれは理不尽じゃない?」
なんかこいつ余裕そうでムカつく。やっぱり、俺とこいつとの矢印の数はきっと二桁は違う。俺ばっかり、お前のこと考えて…ほんま馬鹿やわ。こいつ、この間事務所であったとき、俺とまた恋人になりたいとか抜かしてなかったか?嘘だったん?その時の勢いで…とかだったらホンマに許さん。
「ロレさ、俺のこと、好きなんやろ?……でも、よく大切にしたいとか言うじゃん……俺、そういうのわからんのやけど。好きなんやったら、そういうの抑えられないもんやないの?」
「……湊はさ、相手のこと考えて優しくされるより、愛の大きさをそのままぶつけてほしい人だよね。ちゃんと想われてるって実感したいんでしょ。俺はさ、好きだから傷つけたくないし、優しくしたいし、束縛とかもしたくない。それがよくなかったんでしょ?俺のやり方を湊も嬉しいもんだと勘違いして、結局不安にさせてた。って、最近になって気づいた」
「っ…俺は、優しくされると、素を曝け出してもらえてないんだとか、理性が勝つ=それほど好きじゃないのかとか、面倒くさい方に考えちゃって……そのくせ、自分は隠してばっかりで……ロレは絶対、俺のこと受け入れられないって思ってて、全部見せるのが怖くて…それ、で……」
「……ねぇ湊、俺ね、意外としっかり欲あったよ。キスマとかわざと湊からは見えないけど、他人からは見える位置とかに余裕で付けてたし。寝てる隙に指輪のサイズ測らせてもらったし。甲斐田さんに乗っかってんの見たときは、普通に抱き潰そうって思ったしな。こういうの全部、言って、行動に移してほしかったんでしょ?俺は、引かれるかなとか、重荷になるかなとか、そんな事ばかり考えてたけどさ」
「え、いや…は?お前、そんな感じやないやろ?もっと軽い感じで、俺がセフレとヤったって知った後も、問い詰めるばかりで、そんな仕草なかったやんか」
「うん、そうだね。湊ほど完璧じゃないけど、俺も一応そういう職業ではあるから顔には出さないよ。それは湊もだからお互い様じゃない?まぁでも、確かに湊が思ってるほど、俺の頭ん中平和じゃないかもね?昨日とか、湊、普通に抱いてとか言ってくるから、起きて意識はっきりしてから抱き潰そうって思ってたんよなぁ。湊、酔ったら記憶無くなること、たまにあるし」
「お、きたらって……お前なぁ!……っ…や、俺が誘ったんやっけ?…すまん……てかロレ、もしかして結構俺のこと好きだった?」
「やっと伝わった?てか湊こそ、俺のこと好きすぎでしょ。普通は、元カレの寝顔見て撫でたくなるもんじゃないからね?」
「っ〜〜…だって、忘れたくても、忘れられんくて…お前俺の家で煙草吸いすぎなんよ!」
「へぇ?その匂いで思い出しちゃう的な?可愛いやん?」
「おまっ、他人事やからって!」
「いやいや、ちゃんと可愛いって思ったら言っとかないと!湊には伝わんないからさ?これも学びよ?」
「っ…なに、なんなん、ほんま……わからん、わかんないから……いや、んぇ?お前、俺のこと、可愛いとか思ったことあるん?そういうの、ノリ…で…言っとったんやないの?」
だって、だって!利用していいって。捨てていいって。そんな、好きだから付き合おう、みたいな感じやなかったやん、俺ら。こいつだって、俺のこと放っといて遊びに行くような奴で、俺のことを可愛い?とかそんなん今まで本気で思ってたん?指輪ってなに?俺の知ってるやつで合っとる?あの、恋人とか結婚とかの…あれ?よな?てか俺、キスマつけられてたん?全然知らないんやけど!なにこれ、今もノリ?勢い?遊ばれてる?
「っ…あぇぇ…頭おかし、なるぅ…」
「湊さ、俺が好きでもない奴に利用させて、恋人ごっこしよーって言う奴だと思ってたの?ありえないでしょ、普通に。好きだからほっとけなかった。利用されて、結果捨てられても、湊の救いになるならって思ってた。でも、湊は俺とは違うから。今まで通り、なるべく友達の感じでいこうって決めた。本当は、毎日ドロドロに抱いてやりたかったし、泣かせて善がらせてやりたいって、俺がいないと生きていけないくらいに依存させたいって思ってた。薬とか酒とかそんなもんより、俺にって。その結果、このザマだけど。……俺、ちゃんと湊のことそういう意味で好きだったよ。今もな」
そんな言い方、まるで、ずっと前から俺を好きだったみたいやんか。ホンマにそうなら、本当にそんなふうに思ってたなら、俺も、ローレンを傷つけてたってことになるやん。
「っ…ごめん。ロレ、ごめん。俺、お前のことなんもわかっとらんかった…」
俺なんかのこと、好きになったばかりに、俺の拗らせた恋人ごっこに付き合わせて。ローレンの気持ちすら、俺は受け入れられなくて。信じられなくて。自分の何かと比べて。余計なプライドで傷つけて。
「俺のこと、好きにさせてごめん、ごめんなぁ」
「……俺のこと、好き?湊」
「っ……好きやない」
「だったら何で、俺との約束守ってたの?俺に失望されるのが嫌だったんじゃないの?1ヶ月眠れない生活より、約束破って眠剤使ったほうが楽だったんじゃない?ねぇ、好きじゃないなら、なんで俺と別れて傷ついてんの?やけ酒して、記憶無くなるまで飲んでさ、引きずってんじゃないの?」
やめて、やめて、もう繰り返したくない。ローレンを受け入れたくない。もう傷つきたくない。もう、傷つけたくない。
「……ちが、違う。全然、ちゃうから…」
「ふぅん?……じゃ、もう辞める?本格的に距離とろっか、そろそろ」
やだ、それは、違うやん。それは…お前と会うのは辛い。でも、会えないのも、辛い。もう、わけわからん。
「ね?湊、後は湊が頷くだけよ?」
こういうときばっかり決まって俺に決定権を押し付けるの、ほんまこいつのこういうところ嫌いや。
でも、こいつに俺を諦めて欲しくない。
「っ…また恋人になりたかったんちゃうん?嘘やったん?……あっさり、諦めてんじゃねぇよ」
「ふはっ……つまり、どういうこと?ちゃんと言ってくれなきゃ、またすれ違うよ?俺も湊も隠したがりの臆病者だから」
なんであの時、利用する形になっても、こいつと友達以上になろうとしたのか思い出した。
俺は、こいつの、ローレンの、こういうところが、答えを出すまでいつまでも待ってくれて、最後はどんな答えを出しても頷いてくれるところが、どうしようもなく、好きで、安心できたから。そんな奴の特別になりたくて、俺の特別にしたかったからだ。
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逃さない。もう、俺以外の誰にも触れさせたくない。その欲に素直になると決めた。だって湊は、それがいいみたいだから。
答えが出たのか、湊はずっとそらしていた目を、ようやく合わせてくれた。
「俺は、ロレの言う通り臆病者やけど、それでいて欲張りなんやで?一度、手に入れたものが自分のものじゃなくなっても、絶対にまた俺の所有物にしたい」
「え?ごめん、俺はモノ扱い?」
「にゃはは、俺もローレンのものになったるって言うたら、文句ないやろ?」
この人、本当にずるいんだよなぁ。やっぱ敵わんわ。まぁ、だからこそ、惚れてしまったんだけど。
「そーね?文句はないけど、まだ答えという答えを聞かせてもらってないんだが?」
湊は、キョトンとした後、恥ずかしそうに目を伏せては、俺を見て、またそらして。口を開けたり閉めたりと、忙しそうだ。
「はぁ…俺が聞いたほうが答えやすい?」
小さく頷く湊が可愛くて、思わず引き寄せて、自身の上に座らせた。
「俺のこと、好き?」
答えやすいように、改めて聞けば、今度こそ開いた口から呂律の甘い声が届いた。
「っ……好き、大好き……頭、変になるくらい、ほんま、好きすぎてやばい」
顔どころか首まで真っ赤にしたかと思えば、抱きついてきた。
「顔、見られたくない?」
「…当たり前やろぉ…火、出るわ…///」
可愛すぎて、嬉しすぎて、好きすぎて、俺もやばい。
「ね、また、湊の恋人にしてくれる?今度は、利用してとかされてとかじゃないよ?俺を、湊の最後の男にして」
「……うん…もう、薬の代わりとかやない。ロレの枠はローレンでしか埋められへんから。優しくなんかしなくていい。束縛して、俺だけ見てて?さっき言ってたこと、全部してええよ。泣かせて善がらせたかったんやろ?ね、ロレ、俺のこと、いっぱい愛して?ロレじゃなきゃやだって言わせて」
不安そうに、それでいてどこか嬉しそうに、でもやっぱり艶めかしく笑う湊が愛おしくてたまらない。
もうとっくにアンタにしか興味ないって話なんだよね?
もう遠慮しない。きっとこの人は、俺の欲をすべて受け入れてくれる。だってこの人には、少し、いやドロドロに重いほうが丁度いいから。そして俺も、湊の全部を知り尽くしたい。受け入れたい。もう二度と“本当の俺を知っちゃったら、ローレンは“絶対”俺のこと捨てるから”なんてそんな台詞は言わせない。言わせたくない。
「もういらないって泣いちゃうくらい、愛してあげる」
「ふはっ、キザっぽい!」
「えぇ!?ちょー真面目なんだけど!?」
「うん、知っとる。だから俺も、真面目にちょー嬉しいで?ところでロレ、俺が起きたら、抱き潰そうって思ってたって話、忘れとらんからな?」
「っすー……いいの?」
「んふ、ええよ。ロレ、いっつも優しく抱いてくれとったけど、本当はそうしたかったんやろ?」
「湊も、そうしてほしかったんでしょ?」
「……ええから、はよ!」
「はいはい、ベッド行こーね」
あー、加賀美さんに別れたって言っちゃったなぁ…。
ラブラブですって報告しよ(笑)
湊をドロドロに溶かしてから。
ごめん、私がかくfw可愛すぎんか?
コメント
3件
最高すぎる…
かわええ🤦🏻♀️主様のかくfwが可愛すぎるのはずっと前から知ってます!!