robloxのkaleidoscopeの二次創作です。
Rig x Fall Elseifです。
酷い土砂降りだ。冷たい雨粒が頭に降りかかって気持ち良い。ピンク色の薔薇の花びらにはたくさんの雫。光を反射していてとても綺麗だ。Elseifにあげたらきっと嫌な顔をされるだろうけど。
「うひゃー冷たい!」
突然の声に顔を上げると、ゲームにログインしていたElseifが近くのDummyの家へ走って、屋根の下で雨宿りをしはじめた。
「はーもう最悪。」
不機嫌そうに濡れたバストを脱ぐ彼の側に立つ。こんな時でもElseifと一緒にいれるのは嬉しい。
「…何の用?」
彼は顔色ひとつ変えずに、僕の方すら見ずに言った。
僕は彼に一歩近づく。すると彼は一歩離れる。また近づくと、また離れる。ムキになって近づこうとしていると、
「いい加減にして、鬱陶しい。」
と、怒られてしまった。
頬を膨らませて拗ねたふりをした。
家の中ではいつものようにSadDummyが泣いていた。
かなり時間が経った。が、まだまだ土砂降りだ。
Elseifは少しイライラしている。眉間に皺を寄せて、口角も上がっていない。
僕としては、Elseifと一緒にいることができて嬉しいのだけれど。
「はあ…僕、そろそろ帰るね。」
彼はそう言ってログアウトしようとした。突然のことだったから、どうにか引き止めようと脳味噌を回転させる。そしてようやく言葉を絞り出した。
「雨…」
「ん?」
「雨止みませんね…」
彼は少し沈黙したのち、
「そうだね。」
と言ってログアウトしていった。
悔しさを感じる僕だけが残された。
よくわかんない!!!と言う人は、雨が止みませんねと言う言葉の意味を検索してみよう!!!
コメント
2件
みんな抱いていいですか??いいですよね??いただきま〜す