テラーノベル
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ある日。
机の上に俺そっくりの人形が置いてあった。
……似てるな。やけに。
作った人は素晴らしい技術を持っていそうだ。
それにしても似てる。
若井 「ん?何これ」
若井がスタジオに顔を出す。
大森 「俺そっくりの人形だね」
若井 「へぇー似てる」
見比べている。
若井が人形の頭を撫でる。
俺の頭がふわりと撫でられる感覚。
大森 「……誰か今、…」
後ろを向いたけど、誰もいない。
涼ちゃんは買い出しに行ってるし、スタッフさんはそんなことをする人はいない。
……じゃあ誰が…??
若井 「何どしたの」
大森 「いや、誰かに頭を撫でられた気がして」
若井 「ふーん、??なーるほどねー」
大森 「えなに」
若井 「別に笑」
気になるなこいつ。
『大森さーんレコーディングしましょうか』
スタッフからの呼び出しだ。
大森 「あ、はーい」
若井 「………なーるほどね」
若井が何かを察した顔で俺を見送った。
よし、やるか。今日は何もかもできそうな気分。
大森 「夏の暑さのせいにして、ただ所為にして」
お、俺いい感じじゃね??
声の調子がいい。
ただ、アクシデントが起きる。
急に乳首を誰かに触られた感覚がきた。
大森 「ぁ、”っ、…♡」
やばい。歌止まっちゃった。
『大森さん?大丈夫ですか??』
ヘッドフォン越しからスタッフの声が聞こえる。
……いや、誰も乳首なんて触ってないのに。
大森 「大丈夫で、んん、ッ”…♡♡」
なんで、なんで、感じちゃうの。
違う誰も触ってないはずなのに、おかしい。
体が変だ。
『ほんとですか?休みましょう』
大森 「ほんとに、大丈夫ですから、……」
『……じゃあ始めます』
若井 「元貴頑張れよ!!」
若井が何やらニヤニヤしながらこちらを応援してくれてる。
……手には俺の人形を持って。
ただ、俺の視点からは見えなかった。
思いっきり息を吸う。
大丈夫。何もない。触られてない。
よし、いける。
大森 「吹いたそよ風が夏を揺らすの。」
大森 「ゆっくりとゆっくりと見えない速さで進んでいく」
よし、サビ。
思いっきり息を吸って、
大森 「夏の暑さのせいにしてただ所為にして」
大森 「火照った…ぁ、”ん、””…♡」
な、なんでぇ、♡?
俺の体変なのかな……??
毎回乳首を服の上から触られる。
『大森さん?休みましょうか』
大森 「ごめんなさい、……」
俺はお茶を手に取る。
さっきの正体はなんなんだ。
大森 「んん、”っ♡なんれぇ、…♡」
大森 「ぁ、”ッ♡!?まっ、やだ、”…♡」
大森 「服の上からやったじゃん、”♡なのに、直接触ってこないれよ””ぉ、…♡♡」
服の上からだったのに♡♡
なんで直接になってるの!!??♡♡
やばい、感じちゃう。
大森 「ぁ、””ッ〜〜!!♡」
……防音で助かった。
喘ぎ声聞こえてたら終わってた。
すると、ドアから若井が入ってきた。
若井 「……笑」
不適な笑みを浮かべて。
乱れた顔の俺を見ている。
すると、若井が俺の人形の服を脱がして乳首をいじり倒していた。
すると、
大森 「ぃ、”ぁああ、”ッ♡!?なんれぇ、♡?」
乳首に激しい快感。
若井 「人形と一緒なんだよ、」
若井 「ほら、ちんこを触ると……??」
ぐりっ
大森 「いやああ、”ッ♡やめて、…♡」
若井 「レコーディング中喘ぐなよ笑」
大森 「だって、…感じちゃうんだもん…♡」
若井 「可愛いな、笑」
若井 「じゃあ全裸でレコーディングしたらどう?笑十分感じられるよ??」
は??
大森 「何言ってるの??」
若井 「万が一元貴がイってもズボンが濡れないよ??ほら、ほら、」
俺の人形が全裸になった。
……なんでだ。俺も脱ぎたくなる。
若井 「笑まさか自分で脱ぐなんて。」
大森 「…へっ、……??」
若井 「やっぱり一緒なんだね。人形と運命共同体ってやつ笑?」
若井 「ほらほら、スタッフさんが見てるよ?」
若井 「事情は俺が適当に言っとくから笑レコーディング始めちゃおうよ……??♡」
大森 「ぁ、”っぅ、……♡」
恥ずかしい。死にそう。死にたい。
裸でレコーディングなんて嫌だ。
なのに、なんで体は勝手に、
『…大森さん、大丈夫ですか??』
大森 「ぁ、はぃ、…」
『全裸の事情は若井さんから聞いてますけど』
『変態なわけではないですよね??』
大森 「は、はい、……」
嘘だ。大変態だ。
何も起きませんように。
大森 「吹いた、そよ風がッ、」
声がうまく出ない。
大森 「夏を揺らすの、」
やばい。乳首きてる…♡♡
大森 「伸びたっ♡影が、限りを知らせるの…♡」
んん、だめほんとに、今はレコーディング中。
でも、気持ちいい…♡♡今すぐに喘ぎたい。
大森 「汗ばんだ、シャツで未来を語るの、」
あっ、まって、
大森 「そこだめぇ”ッ♡」
若井 「……♡可愛いなぁ、…♡」
大森 「ッごめんなさ、っああ、”ッ♡!?」
指、入ってきてる。
『大森さん!?落ち着いてください!!』
大森 「ッだめだめ、”♡やめてよ、”♡」
大森 「ん〜〜ッ!!♡」
びゅるるるる……
大森 「ぁ、……♡」
若井 「……♡イっちゃった、……」
大森 「……見ないでください、……お願いします、……””ッ、…♡」
そのまま結局レコーディングは続かなかったらしい。
コメント
30件
この尊い作品によって私の寿命は10年縮みました。((
若井かなり色んな人に迷惑かけてるけどいいものが見れた
ウグッ、、私の心臓がぁっ、持ちませんよ、、