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時刻は午前10時。
天庭玲桜は廃ビルの屋上に立っていた。
手にはスナイパーライフルを持っている。
彼女は完全に目が虚ろで感情が無くなっていた。
スナイパーライフルのスコープを覗きながら呟く。
「プライマリーターゲット。排除開始。」
玲桜が引き金を引こうとした瞬間だった。
「動くな。」
彼女が振り向いた先には神城怜が立っていた。
「お前が『天庭 玲桜』か。」
「…」
怜は気づく。
(こいつ、誰かに操られてる?)
玲桜は冷たい声で怜に問いかけた。
「お前がプライマリーターゲットか?」
「プライマリーターゲット?」
怜と玲桜が会話してる間に大和が入り込む。
「天庭玲桜。お前を保護する。」
玲桜は無言でスナイパーライフルの引き金を引く。
弾丸が怜の肩を掠める。
「…っ」
「今日はここまでにしておこう。」
玲桜はそう言い残して消え去った。
ーー
警視庁。
響木昂真は資料を見つめていた。
「また連続狙撃事件についてか。」
「昴真さん。また残業ですか?」
朱璃が険しい顔で昴真をみていた。
「あぁ、連続狙撃事件についてまとめなければ行けないからな。」
• ───── ✾ ───── •
午後3時頃、 銃声が響いた。
射殺されたのは内閣総理大臣だった。
「おい…まじかよ…」
怜の声は震えていた。
それでも覚悟を決める。
「絶対に玲桜を救い出す。 」
• ───── ✾ ───── •
廃ビルの地下。
そこには”黒幕”の存在がいた。
「マスター。命令を。」
「…神城怜を殺せ。」
「了解」