テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「いつから日本はこんなザ・ファンタジーになったんですの?」
皆様初めまして。わたくしは「ノア・アーデルハイト」ですわ。これでも純粋な日本人です。
さて、先ほど言った言葉の説明をしましょうか。
まず、わたくしが住む、日本というか世界各国では「悪魔召喚」が流行っていますの。………馬鹿馬鹿しい?。お黙り。こちらとしても厨二病扱いされて困っていますの。
そして、わたくしは今、悪魔召喚の準備をしていますの。
………あれだけ馬鹿にしていたの結局やるのか?
そう、反論されてもしょうがないです。ですけど、これはあのクソガゲフンゲフン、救いようがない幼馴染に脅されてやっていることですの。わたくしは悪くありません。……ほんと、所在不明なのにいきなりメールを送られてきてしかもその内容が「悪魔召喚してみてよ!。あ、拒否権はないからね!」という時の対処法を教えてほしいですわ。思わずスマホをぶち壊してしまいそうでしたの。
というか、悪魔召喚なんて本当に悪魔が出てくるんですの?。信用がないですし、第一そんな厨二病じみたこと……
『ボフンッ』
…………
それはフリルのヘッドドレスをつけた綺麗な銀髪をショートボブにし、サイドを三つ編みにした、ヴィクトリア朝のクラシカルなメイド服を着た女性だった。
〜目と目が合う〜♪瞬間好きだと気づいた〜
「なんですのこのイントロ!。というか不審者!?。どうやって入ってきた!!」
「………さい」
「え?」
「私をあなたのお側に永遠に居させてください」
…はぁ?。何を言っているんだ、コイツ。
「どうしてもです。図々しいということは分かっています…。ですから、せめて、メイドとして雇ってください…」
…なんでわたくしがいじめているみたいな事になっているんだ???
『やーい、ノアちゃんのいじめっ子ーw』
…カsゲフンゲフン、気分屋なあいつの幻聴が聞こえてきた。忘れよう。というか泣いてるよ…。わたくし、泣き落としには弱いんだよ……。気づいてやってるなコイツ(決めつけ)。
「…泣くな!!!!。はぁ、しょうがないので認めてやりますけど。こき使ってこの家を埃ひとつないようにしなさい。いいですわね?」
「本望ですわ。あなた様のおそばにいられるのでしたら………」
………(ドン引き)。何コイツ、レズ?レズなのか?。いや、悪魔に性別なんてあるのか?。どちらにしろ怖…
「そう言えば、自己紹介がまだでしたね」
本当だ。え、コイツ自己紹介もしてないのに雇ってくださいって言ったのか…?。え…?。
「…と、とりあえず。わたくしの名前は「ノア・アーデルハイト」ですわ。純粋な日本人でしてよ」
わたくしはただの悪魔です。そうですね…好きに呼んでもらって構いません」
「えぇ…」
なんなんだコイツ。名無し?。悪魔はそれが普通なのか?。怖いわ…。
「…決めましたわ。あんたの名前は「しぐれ」。しぐれですわ」
「………!」
え、何コイツ。泣き出したんだけど。きっs…こほん、個性的な悪魔…。
「ウッウッ…。分かりました…私の名は「しぐれ」です…!。一生この身に刻んで生きます…!」
そこまでしなくてもいいんだけどね???。
「お嬢様、これからは私に何なりとお申し付けください。例え火の中水の中、半身が滅びようとも遂行してみせます」
「そこまでしなくてもいいですわ!!」
コイツはヤバい…。そう直感で感じました。悪魔はこんなイカれた…こほん、頭のネジがおかしい人たちしかいないんですか?。いないんでしょうね。名無しがこうだと。
「なんでしたら、不届きものも排除致しましょうか?」
「やめろ!」
こうして、悪魔との謎すぎる主従関係が始まった。それは、非日常の始まりでも合ったということを…心のどこかで感じていたのでした。