テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前世に非業の死を遂げてしまったキャメさんが今世でメンバーやキル軍団から愛されるのってよくないですか?
【前世について軽めの説明】
おなけん、キル軍団サイド
(ニキ、しろ、りぃちょ、はち、キル、にと、シード)の国→以降A国
キャメさんが属している敵サイドの国→以降B国
キャメさんはB国の幹部的なポジション
【前世】
ある日のA国とB国の会合でキャメさんと出会う一同
B国は以前から悪政が民を苦しめているという噂があり、A国のニキたちは警戒して会合に向かう
トップの態度はいかにもな悪政を行う既得権益に縋るようなやつであったが、幹部のキャメさんは穏やか且つ冷静で、そのトップに対して従属しつつも反感を抱いているようだった
会合が終わり、片付けなどをしているキャメさんにニキが密かに接近し、
「お前なんで良いやつなのにあんな奴に従ってんの?」
と率直な疑問を投げかける
その質問に対してキャメさんは
「俺は良い奴じゃないですよ、それになぜ従う理由を貴方に教えなければいけないのですか、申し訳ありませんがお答えすることはできません」
と理由を話すことを拒否する
「ふーん、まぁいいや、てか俺ふつーにお前と友達になりたいんだけど、それならいいでしょ?」
と半ば強引にキャメさんと友達になろうとするのに対し、
「いや、何故ですか?何か情報が欲しいとかならなりません、仮にそうじゃなくてもなりませんよ」
と断るキャメさん
「えー!ねぇ友達なろーよぉぉぉ、じゃないと俺今日帰らないから!」
と駄々を捏ねる
そんなニキを見て、キャメさんは
「わかりましたから💦なりますよ友達」
と渋々承諾し、友達となる
友達となり、国を越えた交流も増え、信頼を築きあっていったニキたちとキャメさん
しかし、あまりにも長く続く悪政に民が苦しめられていることにまだ若干キャメさんを警戒している白井辺りが
「なんでキャメは民のために何もしてないん?苦しんどるのに、」
と厳しい指摘をする
キャメさんは
「それは、こっちの国事情だから関係ないでしょ、」
とシラを切ってしまう
そんなキャメさんを見て
「お前も民のことなんかどうでもいいと思ってるんだろ」
と言われ、キャメさんがカッとなる
「何にも俺のことなんてしらないくせに、勝手なこと言わないで!」
と言い返し、そこから激しい口論になる
時間もあり、その日はその険悪なまま解散する
あの口論から数ヶ月後、B国で大規模な革命が発生したという情報がA国へ届く
A国も革命を支持するため、キャメさんだけでも助けようとするためにB国へと向かう
革命は成功し、悪政を働いたトップたちは捕えられており、その中にはキャメさんの名前もあった
キャメさんは何も悪いことをしていないにも関わらず、革命で紅潮し聞く耳を持たない大衆に
「民を苦しめた最低最悪の幹部の一人」
というレッテルを貼られ、処刑の意見が挙がる
それを聞いたA国側は、
「キャメさんは無実なはず、処刑はおかしい」
と反対するも、確たる証拠も無いため止められるわけもなく、処刑が決定してしまう
キャメさんが投獄されている牢屋に行き、面会する
キャメさんの身体は痣だらけで、縛られたような跡もあった
これは革命側の過激派の人間による憂さ晴らしによって行われた苛烈な暴行、強姦であった
面会は時間も限られているため、そのことについて話せずに本題に入る
「今からでも無実を証明して、ここから出ようよ、」
と涙ながらに訴えるニキ、りぃちょ辺りに対して、
「俺だけ特別ってわけにもいかないでしょ、それに悪政に苦しんでいた民を見ていたのに、止められなかった、助けられなかった俺だって同罪だよ」
と哀しげに笑いながら返すキャメさん
そのまま最期の会話は終わり、キャメさんは
「ありがとね、みんな」
と告げてニキたちを見送る
そしてついに処刑執行の日がやってくる
処刑場までは少しの道を縄に繋がれて歩く
道の両側は処刑を見に来た大衆で埋め尽くされ、キャメさんに対して
「早く死ね!最低野郎が!」
「お前のせいで俺たちは苦しんだんだ!」
と中傷され、中には石などを投げつける者もいた
頭に石が当たり、出血するもキャメさんはただ道を歩き、処刑台へと登る
処刑執行の前最期の言葉として、
「今までありがとう、みんなのこと大好きだよ」
と言い、斬首され、絶命する
キャメさんの死後、赤い猫(キャメにゃん)がA国に匿名の封筒を届ける
その封筒の中には、キャメさんの幹部だった頃の書類、日記、処刑前の手記が入っていた
それを読むために開くニキ一同
そこには
「キャメさんがトップの連中に悪政を止めさせようと進言していたこと」
「断られ、余計なことを言うと民をさらに苦しめるぞと脅されていたこと」
「過去に民衆が反乱を起こした際、首謀者やその関係者たちは凄惨な仕打ちを受け、もう2度とこのようなことを経験させないようにしていたこと」
「何とか自分にできることはないかと考え、密かに孤児院に匿名の寄付を行ったり、民衆の話を聞いたりして負担を軽減しようとしていたこと」
等のキャメさんの苦労と努力、後悔が記されていた
そして、最期の手記には、
「誰も傷ついてほしくなかっただけなのに」
「なぜこのようなことになってしまったのか」
「ニキくんたちともっと話したかった、最後があんな形になってしまって申し訳ない、ごめんなさい、」
とニキたちへの謝罪の言葉が綴られていた
これらの記録を読み、言葉を失う一同
りぃちょは号泣し、白井は
「なんで、あんなこと言ったんや、俺は、」
と自責の念に駆られる
「俺たちがもっと動いていれば、キャメさんは処刑されずに済んだのではないか」
と後悔に塗れる
ここで前世は終了です
お次は今世に参ります
【今世】
今世では現実の彼らと同じく配信者として活動をします
女研結成後、初の全員集合で、キャメさんが前世の人物と同一であるということが発覚し、他のメンバーも緊急招集される
そして、キャメさんを呼び出し、みんなで待ち構える
集合場所に来たキャメさんはみんなが神妙な顔をしていることに対して
「え?何?何かのドッキリ?」
と困惑する
ニキが
「キャメさん、あのさ、前世とかで俺らと会った記憶とかある?」
とニキが聞く
「え、それは、あるけど、でも、信じられないでしょ笑」
と苦笑しながら返すが
「キャメさん、いや、B国の幹部のキャメロン、俺たちは前世A国側の人間だったんだよ」
とキル辺りが告げ、お互いしか知り得ないことを言い続ける
そんな話をして
「ほんとに、あの時のみんななの?」
と目に涙を溜めながら言うキャメさん
ニキたちも
「そうだよ、だから、今日呼んだんだよ、キャメさん、 」
と泣きそうになりながら言う
そして、涙を流すキャメさんを抱きしめて
「やっと、やっと会えた、ほんとに会いたかった」
とニキたちが言うと、
「おれも、みんなにまた会いたかった、あんな別れ方でごめん、」
とキャメさんも言う
その後前世の話をしたりして和やかに過ごす一同、みんなキャメさんへの好意を自覚して、前世のこともあってか、
「俺/私がキャメさんを幸せにする」
と思いを馳せ、できる限りキャメさんと一緒に居たいと考える
すると、りぃちょが
「キャメさんと俺ら同棲したらいーじゃん」
と名案を出し、それにニキたちも賛成して同棲することが決定する
住む家を決め、色々と準備を済ませて同棲がスタートする
みんな毎日絶対キャメさんにアピールしていく日常生活がスタートしていく
あとぜっったいに白井は前世のあの口論で言ったことについてずっと後悔しててほしいので、後日夜にキャメさんの部屋に行き、キャメさんに
「キャメ、ほんまにあのときはすまんかった」
と苦しそうに謝罪の言葉を述べる
そんな白井を見てキャメさんは、
「謝らないで、俺が民のために何もしてなかったのは事実だよ、俺も言い方が悪かったし、そんなに自分を責めないで、」
と優しく微笑んで白井の謝罪を受け入れる
またもや泣きそうになりながら立つ白井の元へ歩み寄り、優しく抱きしめる
「苦しかったでしょ、ごめんね、せんせーにそんな思いさせちゃって、 」
と背中をポンポンとしながら言う
この一件以降、白井のキャメさんに対するアピール、過保護度がアップしていく
そんな白井をみて対抗心を燃やすかの如く他のメンバーもキャメさんへのLOVEを伝えようと奮闘し、キャメさん愛されの日々が続いていく
みたいなキャメさん愛されよくないですか?
めちゃんこ長い(おそらく過去1)ものができてしまった
文章がしちゃかちゃな気がするけど一旦この状態であげます
ここまで読んでくださった方たちありがとうございます😭
以上です
追伸
今世のキャメさんの体には前世の傷跡が あってほしいと考えます
背中か腹辺りに痣の跡だったり、首の傷跡だったりがあってほしいです
そして、前世の牢屋で受けた暴行、強姦について震えながら、泣きながらみんなに話して、それにみんな殺意を抱くが、まずはキャメさんのケアをするために一緒に寝たり、精一杯美味しい料理を作ったり、一緒にお風呂に入ったりする
風呂に入る時も、キャメさんが
「あざ、ぜったい嫌な気持ちになるけど、ほんとに大丈夫?」
とみんなに言い、
「嫌な気持ちになんてならない、俺らはキャメさんのこと愛してるから」
と返し、一緒にお風呂に入る
そんで実際に傷跡を見て、そこに優しくキスを落として上書きする
このシチュもやはり大事だと思って付け加えました
コメント
2件
愛され良いですよね〜!
やっぱkymさんは愛されしか勝たんですね 、、😭 皆にたくさん愛されててほしいすき