テラーノベル
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晩ご飯食べて、コーヒーを飲んでいる。
この日、久しぶりに渡辺が向井の家にやって来た。
ドラマ撮影で忙しい向井。
渡辺も単発で取材だっり、ラジオ収録だったり。
向井ー翔太くん、またあの海行きたいなぁ。
渡辺ー撮影だろ?
向井ーそやねん。次もいつ会えるか分からんし。
渡辺ー頑張れ。
向井ー翔太くんの写真撮りたいねん。もうすぐ俺ら2年経つで。
渡辺ー2年かぁ。よくバレなかったよな。
向井ー俺は必死やったわ、バレたら別れる言われてみ?
渡辺ー目黒以外知らないもんな。
2人は向井の誕生日が来たら、丸2年の付き合いになる。
知ってるのは目黒だけ。
向井がまだ渡辺を想っている頃から目黒には相談していた。
向井から想いを告げられた渡辺からも相談されていた。
その、ほんの少し前から目黒は阿部と付き合い始めている。
だから、向井の気持ちも、渡辺の気持ちも目黒は分かる。
コーヒーを飲んだら渡辺は帰って行く。
明日も、向井は撮影があるし、渡辺は夜に仕事がある。
向井ーちゃんと食べるんやで?
渡辺ー食べてる。
向井ーちょっと痩せたんちゃうか?
渡辺ーそんなことないって。
向井ー何でもええから食べや。
渡辺ー分かってる。
本当は、向井になかなか会えなくて寂しくて食欲の落ちた渡辺。
ほんの少し痩せた。
渡辺の写真をいつも撮っている向井だから気がつく。
渡辺ーそろそろ帰る。
向井ー送ろか?
渡辺ーいい、タクシー拾うから。
向井ーまた、時間出来たら連絡するし。
渡辺ーん。
向井の家の玄関で、触れるだけのキス。手を振って帰って行く渡辺。
向井ー絶対、痩せてる。
次の日。
いい天気で向井は撮影に行くのが残念だった。
仕事はちゃんとするけど、気持ち的にあの海に行きたい。
渡辺の写真を撮りたいと思っていた。