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ROFMAO登録者数100万人突破おめでとう!!ってことで、おめでたい事があったらここに書いてく事にしました!剣持さんの誕生日逃したことについてはお許しください。それでは前置きはこのくらいで、、スタート!
剣持side
何でもない日常が今日も来る、、、そう思っていた数十分前の自分を殴りたい。
事の発端は、社長が僕に電話を掛けてきたことが始まりだ。何かのドッキリの為の電話か?とも思ったが、今日は何も収録が無かったため、何か自分がやらかしたのかと思いながら、電話に出る。
「はい、」
加賀美「すみません剣持さん、今速攻で来てください、私達は甲斐田さんの家のリビングにいます」
電話に出て2秒、いつも冷静なあの社長がこんな早口で「来て欲しい」なんて何が合ったのだろうか、しかも他に人がいるような言い方だったし、、
そんなことを想いながら甲斐田の家に来てリビングまで向かうと予想のはるか斜め上いく光景が広がってた。
「社長、これはどういうことですか」
加賀美「あぁ、やっと来たんですね、見た通りですよ」
机に突っ伏していた社長が顔を上げて、僕を見てくる。
対してふわっちはずっと何かを撫でてる感じだった。
「ふわっちは何を持って…」
だが自分の言葉を紡ぐ前に、ふわっちが抱えていたものが見えてくる。それが余りにも衝撃的だった。
ショタ晴「あぅ、、、アニキ、、」
不破「なんや?はる」
僕の後輩、、甲斐田が幼児化していた!、、、なんで?
「ねぇ社長、どうして甲斐田が小さくなってんの?」
加賀美「それが一切わからないんですよ」
げっ、これ絶対めんどくさいやつじゃん。あの雷ゴリラ、、絶対僕いらなかったでしょ
加賀美「誰がこの甲斐田君を世話するのか決めたいんですよ、だから剣持さんも呼んだんですよ」
おい!人の心を勝手に読むな!
ショタ晴「アニキ、、、あのむらさきの、にいしゃんはだれ?」
不破「あぁ、あの人は持さんや」
ふわっちがそう言うと甲斐田はふわっちから降りて、僕の前まで歩いてきた。
ショタ晴「もちしゃん、、はじめ、まして」
涙目で挨拶する様子がとても可愛らしく、甘い声で甘やかしてるふわっちの気持ちがわかったような気がする。
「初めまして、甲斐田君」
そう挨拶すると、やはり僕が怖いのか今度は社長にしがみついてきた。正直に言わせてくれ、、なんか僕甲斐田君に悪いことしたか!!ふわっちはずっと笑い転げてるね、後でぶっ飛ばそうかな
そんなこんやで結局なつき、今は僕の膝の上で眠っている。ちなみに甲斐田君の同期に連絡した所、任務でかなり遠い所に行かなくてはならないため最低でも1ヶ月間帰ってこれないとのことだそう。
加賀美「取り敢えず、誰の家で甲斐田さんの面倒見ますか?」
その言葉に僕たちは我に帰った。さっきまで取り合いが起こってたから本来の目的を忘れていた。
不破「俺の家はパス、配信部屋に晴が間違って入って目を悪くさせるのは勘弁」
「僕の家も駄目っすね、そもそも親と姉がいるので」
加賀美「となると…」
「社長の家ですね」
まぁわかりきってた事だけども。
そもそも「あの」エナドリ常習犯の家に晴君を預けることなんて恐ろしくて出来ないし、僕の家に預けると色々面倒なことになる未来しか見れないし、社長の家だったら何も不便なことはないだろう。まぁゴリラだから潰さないかは心配だが。
加賀美「…次会った時覚えておいてくださいね」
あ、地雷踏んだ…ってかさっきから人の心を勝手に読むなよ!
加賀美side
2人と話し合った後、自分の家に晴を連れて行った。剣持さんにはあとでお灸を据えてやりますか。
「さて、何か食べたいものありますか?」
先ほど目を覚ましたばかりの可愛い姿となった後輩に言葉をかける。現在時刻は午後8時、食事をとる時間帯なので何か食べたいものはあるか聞く。
ショタ晴「んぅ……はんばぁぐ?」
首を傾げて言う様子がとても愛らしく、思わず笑みが溢れてしまった。
ショタ晴「うぅ〜、わらわないでぇ」
「ふふっ、すみません、あまりにも可愛かったのでつい、今ハンバーグを作りますね」
まだ不満がありそうな様子だったが、ハンバーグを作るという言葉に反応したのか、頬を膨らませたまま椅子に座って行った。あぁ、こんな可愛いなんて、、ショタ好きの人の気持ちがわかった気がする。
晴君がハンバーグを食べ終わった後、うつらうつらと眠そうにしていたためベットで眠ってもらった。
現在時刻は午後9時、、あ、そういえば今日配信する日だった。幸い配信を開始する時刻は9時30分なので今から準備しても間に合う時間帯であることを確認し、配信を開始するための準備を進める。
ゴトッ
配信開始して暫く経ったころ、家の何処かで音がした。それに気づき、扉の方へ顔を向けると、、、
「、、、晴君?」
寝かしつけたはずの後輩がいた。眠そうな顔をした後輩は、よちよちとこちらに歩きながら言葉を綴る。
ショタ晴「しゃ、ちょっ、ぼく、おきたらだれもいなくて、、、ひとりでねれない、からっ、いっしょに、、ねよ」
涙目になって必死に伝える様子が、、、ああああああああ可愛い!!ごめんなさい!!1人にさせてごめんなさい!!でも可愛い!!落ち着け私、ここで焦ったら泣かせるかもしれないですし!
取り敢えず配信を終わらせねば、、その思いで配信画面に目をやったら、凄まじい勢いでコメントが流れてた。しまった、ミュートにしてなかったか、、このままだと最悪炎上してしまう、、絶対に炎上だけは避けないと!
「えっと、取り敢えず落ち着いてください!」
ごめん、晴君、説明だけさせてくれ!
説明し終えると、まだコメ欄の勢いは普段より強めだが、最初の勢いはなくなってきた。ちなみに晴君は、私の膝の上に乗っています。
【晴君にバイバイしてもらいたい!】
そんなコメントが流れた、、と同時にコメ欄が【確かに!】で溢れかえった。まぁ確かに騒がせたのは私の確認不足だし、、そう思い、晴君に言葉をかけた。
「晴君、挨拶します?」
ショタ晴「ぃいの?」
「えぇ、」
ショタ晴「えっと……みんにゃ、、、いっしょに、ねよ?」
晴君がそう言うと【ああああああ】コメントとスパチャで埋め尽くされた。
「取り敢えずもう終わりますね!おやすみなさい!」
そう言って終わらせた。
そして次の日の朝、まだ幼児化している後輩と、「次は僕の番ですからね!」という剣持さんのLINEにトレンド入りした私の配信、そして配信終わりのコメント欄に「晴…」と呟いた不破さんというカオス状況に落ち合ったのは言うまでもなかった。