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💡side
昨日は夜遅くまで機械をいじっていたから、あまり睡眠が取れていない。
眠い目を擦りながら、バックの中身を確認し制服に着替える。
そうやってのんびり支度しているうちにチャイムが鳴る。
(あいつらいつもより早くね!?シャツのボタン止めきれてなっ……)
👩「ライー!お友達来てくれてるよ!」
「はーい!!!」
慌ててドアを開ける。
2階から急いで支度しダッシュしたから、俺は少しだけ汗ばんで制服のシャツがはだけている。
呼吸を整えて前をむくと、カゲツが顔を赤らめて目を逸らしていた。
🥷side
いつも通りタコと一緒にライの家に向かう。
🐙→僕→💡→🐺
の順で家に迎えに行っているのだが、今日はタコが早めに来たから普段より10分ほど早い。
まだ寝てるかな、なんて考えてチャイムを鳴らすと、階段を駆け下りる音と共に鍵が空き普段からは考えられない姿のライがいた。
パジャマのめちゃくちゃ短いズボンとぶかぶかのはだけたシャツに、汗ばんではっはっと声を出して呼吸をしている顔。
(…!?!??なんでライ朝からそんなえろいかっこ…!?いや普段から妄想してるけど急に、??)
なんて考えて顔がぶわっと熱く、赤くなるのが分かった。
「2人ともいつもより早くない……?!めちゃ早で着替えて来るから待ってて……?」
そう言ってライは家の中に入っていった。
「っ…!たこぉ……!!!」
驚きと興奮で口が回らないが、たこには伝わったようだ。
タコが見せてきたスマホには、えろすぎる姿のライと慌てふためく僕が映っていた。
「後で送っといて……!!!」
「パン奢ってくださいね?」
「何万個でも奢るわ」
そんな会話をしているうちにライが支度し終わり、皆でおおかみを迎えに行った。
学校に着き、タコとライは1ーAだから途中で分かれる。
速攻おおかみに今日あったことを報告する。
「あー。良かったじゃん。」
「反応薄いって!まじでライは毎日最高だけど今日のあれは1層良すぎるんや……!!でもライの良さは毎日倍になっとるんよね…いや一番最初のライも今思い出すとーーー」
「長いってwww」
そのまま授業の時間になったけれど、朝の興奮が抑えられず 先生の話はなんにも入って来なかった。