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「おらっ、イケ。」
「む…ぁ”“…ぁ♡♡死ぬっ、死ぬぅ”ーーっ♡♡も…ゃ、だぁ…ーー♡♡♡」
──────事の発端は数時間前──────
俺、三途春千夜はウチの組織の幹部・九井一に告白された。
何故俺を好きになったかもわからねぇし、なにより俺の盗撮をデータに集めてるヤバメのやつと付き合うのは、俺自身もあまり乗り気ではなかった。
色々話を聞いて、丁重に断ろうと思っていた。
俺は、マイキーがいいから。
【マイキー以外は全部、ノイズ。】
俺の中でのルールだった。
マイキーを裏切るやつも
マイキーに手を出すやつも
マイキーを舐め腐っているやつも
マイキーから何かを奪うやつも
マイキーは俺のだ。
でも、そんな俺は他の誰かのものだったらしい。
そう、コイツ。九井の。
九井は逃げようとした俺を寝室に運んだ。
過去のトラウマで泣いた俺に優しく声を掛けてくれたのはいいが、
ヤりたくない俺が【嫌】というように言葉を述べると、それで興奮した九井。
やっぱりコイツはどうかしている。
───そして今、俺は九井に犯されている───