諸君!本日はお集まりいただき誠に感謝する。私こそがレオス・ヴィンセントだ。よろしく!
と言っても、この挨拶はもう誰にも伝わらない。
あぁ。タバコもあと一本か。また売っているところを探さなければ。
今日もいい天気だ。地上は…まだ荒れているが
今日は何日だったけな?
今日は…20XX年X月X日。あの大災害から約半年。
天国も地獄も人間界も。そしてこのエデンをも巻き込む大災害。最初は人間界が崩れた。次は天国、地獄。そして…エデン。
エデンにはその大災害に耐えられるような機械がいくらでもあったのに、耐えられなかった。
オリジナルは不老長生。だが、死ぬときは死ぬのだ。
5人組の中では一番非力であったため、一番最初に死んだ。
オリジナルはこのことを予測していたのか、私を、そう。02番を作っていた。
オリジナルは仲間に囲まれながら、私にこれからを託した。目から水を流しながら。私は機械だから、目から水は流れなかった。ただ与えられた感情はある。多分オリジナルは、悲しいと言われる感情で泣いていた。他の4人もそうだろう。目から水…いや。涙を流し、オリジナルの最期を見送った。
その後、4人も順に死んでいった。背の高い彼から、幼子のような彼女、そして残された二人は同じタイミングで。
そして、今この世に居る人間は私だけ。
いや、人間は居ない。
私はこれから、また地球というものを作らなければいけないらしい。最初は…そうだな。やはりエデンだ。その次は…5人が2番目に大事にしていた、人間界を作ろう。そして天界と地獄も。
全て、この大災害が起きる前に戻してしまおう。
まぁ戻したら私は消えてしまうのだがな。
クローンというものはそういうものだ。
だが私は、早く会いたい。オリジナルが大切にしていた仲間、そしてリスナーに。
「諸君!本日はお集まりいただき誠に感謝する。私こそがレオス・ヴィンセントだ。よろしく!」
「はい みなさんこんにちはこんばんは、にじさんじ所属バーチャルプロフェッサーことオリバー・エバンスと申します。みなさんいかがお過ごしでしょうか。」
「こんパター!レイン・パターソンでーす!」
「Yo what’s up! どうもお集まりいただきありがとうございます ローレン・イロアスです 」
「対よろ!アクシア・クローネです!」
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読んでくださりありがとうございました。
自分のクローンを作っているレオスの話を書こうとしたらこんな感じになってしまいました…
いつも通り即興なので、おかしなところあっても優しい目で見てください。
最後の挨拶のところ、ウィキペディアで調べて出てきたやつ使ったんですけど、アクシアくんのだけ決まってなかったのかな?それともマジで無かったことにされてるのか分かんなくて、とりあえず対よろにしちゃったんですけど、あれで合ってましたかね?あとレインちゃんとアクシアくんの挨拶捏造しちゃってごめんなさい。有識者の方教えてくれれば嬉しいです。
改めて読んでくださりありがとうございました
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