(傑)「……悟…?」
「悟?」
「何処だ?!悟!」
「悟!!」
「今さっきまで、此処に居た筈なのに…。」
「 ————彼れ。」
「〝悟〟って…何だ?」
「誰だ————?」
(硝子)「夏油ー。」
(傑)「……硝子…。」
「おはよう。」
(硝子)「はよー。」
「どうしたの?元気無いじゃん。」
(傑)「いや…何か、大切な事を忘れてしまって…。」
「忘れたらいけない事だったんだけどね。」
「でも、何を忘れてしまったのか、思い出せなくてさ。」
(硝子)「夏油も?」
「奇遇じゃん、私もなんだよね。」
「なんか、夏油のとこに行けば、思い出せる様な気がしてさ。」
(傑)「そうか…。」
「思い出せた?」
(硝子)「ん?」
「…や、全く。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!