┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🤝が軽く病んじゃう話
🤝×🥷🔫
伏文字無
色々注意
VTA時代含
「 いってつ 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『 お兄さん 、 なんで助けてくれなかったの ? 』
少女が俺に話しかけてくる
『 お兄さんのせいで 、 パパとママが 死んじゃったじゃん !! 』
『 なんで 、 助けなかったの !!! 』
「 ぇ 、 ぁ 、 いや 、 助けられなかったんだよ 、 ? 」
「 もし助けに行ったら 俺も一緒に死んでたかもしれない 、 」
『 言い訳 ? もういいよ 、 死んじゃったものはもう生き返らないもんね 』
『 だからお兄さんも … 』
俺はバサッと飛び起きた。
「 夢か … 、 」
変な夢しか見ない。
正直に言うと、つらい
また最悪な日が始まる
最近ぼーっとするようになった。家にいる時も人と話してる時も任務をしてる時も。
自分って本当に必要なのかなーって、考えちゃう
リトくんとかは必要だよ!って言ってくれるけど、ヒーロー達以外に必要とされたい
そもそもリトくん達は本当に思ってるのか分からないし
スマホが鳴っている
すぐに誰からの電話か見る
「 カゲツくん 、 ? 」
電話に出るとカゲツくんは焦っているような声で言ってきた
『 イッテツ !!! 逃げろ !! 』
理解が出来なかった。なんで逃げなきゃ行けないのか、何処へ逃げればいいのか
『 KOZAKA-Cが そっちに向かっとる ! 』
「 え 、 ! 俺 出動した方がいいかな 、 !? 」
『 出動してくれた方が 僕は助かる !! 』
『 僕達 Dyticaも KOZAKA-C追いかけとるから !』
「 … ! じゃあ 今向かうね ! 」
『 気をつけてな !! 待っとるから ! 』
カゲツくんに、必要とされた。
うれしい
俺は今までで1番と言っても過言ではないくらいの速さで変身をし、向かった
俺が着いた頃にはカゲツくんもロウくんも星導くんもライくんも、皆血塗れで倒れていた
後ろから声をして振り返る
そこに居たのは俺が昔通ってた学校、VTA時代の星導くんとロウくんが居た
「 星導くん 、 ! ロウくん !! 」
勇気を振り絞って声をかけてみる
『 あ 、 一徹じゃん 。 』
『 ほんとだ ! 一徹 〜 !! 』
2人の元へ行こうとする
『 イッテツ !!! そいつは偽モンや !! 』
血塗れのカゲツくんが俺を足を引っ張って、叫ぶ
「 カゲツくん 、 ごめん 、 俺 あっち行くよ 、 」
『 は … 、 ? KOZAKA-Cやぞ ! 死んでまうからな 、 !? 』
『 一徹 〜 ! 』
『 一徹 早くこっち来いよ 〜 。 』
『 一徹 ! 一緒に遊ぼ !! 』
『 ね !!! 一徹 !!!!! !! 』
俺って誰だっけ
一徹 ? イッテツ ?
あれ、
『 イッテツ … おねがい 、 そっち行かへんで 、 』
泣いているカゲツくん
心が痛む
痛い
痛い痛い痛い
俺は幸せになりたいだけなのに
「 星導くん 、 ロウくん … 、 」
「 そっち行くからね 」
『 イッテツ 、 ! イッテツ !! 僕を 置いていかへんで 、 ! 』
後ろから聞こえるカゲツくんの声を無視し、星導くんとロウくんの方へ向かう
『 やだ 、 ! イッテツがそっち行ったら 僕一人になってまうやん !! 』
一人
俺だって、ずっと一人だったよ
だけどカゲツくんも俺と同じ気持ちにさせたくない、
もうわかんないよ、カゲツくん、
俺どっちにいけばいいのかなあ、
カゲツくんがこっちに来て俺を抱き締めた
「 ぇ 、 」
『 ぼく 、 イッテツがいないと 何も出来ひんから 、 一緒に帰ろ 、 ? 』
この感情、表せない。
でも一言で言うと
愛おしい。
「 カゲツくん … 、 ありがとう 。 」
「 すきだよ 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
主 / 続きは書く気になったら書きます
コメント
3件
書く気になって欲しい