テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
いきなり始まるよん
_________________
あるゲームでの会話とでも思ってください!!!
「おーい、皆ー!」
「ぺいんとさん、変わらずうるさいですね……」「いや、それよりもさ!」
「皆も聞いただろ!地球が終わるって!!!」「聞いたけど…本当なのかな?」
「多分…本当…?」
「なんで疑問形なんだよ」
「それより、皆はなんか……」
「地球が終わるまでにやりたいこと、ある?」「終わるまでにやりたいこと……?」
「好きな漫画買ったり、友達と過ごしたり?……まあ、取り敢えずさ。」
「やりたいこと……ですかぁ」
「俺は、皆と会ってみたい」
「あ、それ俺も思ってた」
「僕もです!」
「俺も…って、全員同じじゃん」
「でも、ぺいんとは何でそんなことを聞いたの?」 「それはー~…」
「トラゾーには前言ったけど」
「何かをしなきゃいけない気がして」
「その何かが分からないけど……」
「それが、やりたいことをやるって事なんじゃないか、って思って 」
「あと、皆と話したかった」
「…そうですか」
「じゃあ、皆で会わない? 」
「折角ですしね、どうせ地球滅ぶんですしおすし」「は?」
「…てか、俺半年くらい家から出てねえぞ!!??」
「そこはがんばれ」
「トラゾー!!」
「まあ、でも……」
「久しぶりに皆と話して、俺」
「……ちょっと、元気出たかも」
「それは」
「僕たちも同じですよっ!」
「そっか、……」
ああ、やっぱり、俺の居場所は、
【ここ】だったんだ!!!
『本当に? 』
「__ えっ」
「ぺいんと?どうかした?」
「いや…、何でもありません」
(何だ、今の…、幻聴?空耳…?)
「俺のやりたいことは、皆と会うこと……」「皆と会って、たくさん話して、もっと仲良くなって」
ベットの上で1人呟く。
顔を上げるとそこには、自分の部屋がある。
そこには、【現実】が在る。
ピロン。
スマホの着信音。
久しぶりに、半年ぶりに聞いた。
「なんだよ……、」
スマホのラインを開き、届いたメールを確認する。
__部活仲間から。
それだけで、メールを見るのを拒みたくなった。けど__
「…、せめて、これだけは……」
メールの内容は__
[絵斗、皆お前と会いたがってる。せめて、地球が滅びるって日の前は、学校来てくれないか?]
「……なんで、今更……」
「ずっと、ずっと、俺の事なんか見てなかったクセに…っ、 」
ふつふつと、怒りが湧いてくる。
前はこんなことしていなかった。
俺の事なんか気にしてなかった。
それなのに、地球が滅びる…
そんな異常事態に”乗っかって”、
こんなメールを送ってきた。
「…クソが」
悪態をついたあと、ばったりとベットに横たわる。
今はもう、何も考えたくない。
何も、……………
『じゃあ、僕と変わってよ』
「__え」
_________________
はい、じゃ
次回 ♡100
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!