テラーノベル
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ෆ r18不定期 連載
ෆ 気分で主が考えたネタを消費していく部屋です
ෆ Rなかったり、あったりします
❥・• 今回rなし・短い・死ネタ
ෆ stpl 赫×瑞
✩.*˚ほうき星
‹coe.side›
偉い人はこう言った。
─ 生きていくならそれ相応の努力を見せろ
と。
遠い過去の人はこう言った。
─ 生きていたいのなら代償を捧げるべきだ
と。
僕の隣にいる奴はこう言った
─ それなら生きていたくはない
と_
ある夕暮れ時、
れるが僕を連れて車を出してくれた。
二人で夕日に当たる海の反射を眺めて風を感じる。
「なぁ」
「ん?」
「たぶんちむに昔話したこと
あると思うんやけどさ」
過去の話だった。
彼が今まで歩んできた話。
とっても辛い話。
「れるはさ、たぶん…なんの努力もしてなかったんやと思う」
「いやでも、そんなこと((」
「してなかったんよ」
僕の声を遮った。
1
泣いている。
ただ何も言わず、こっちを見るその目から涙が溢れて消え入りそうな夕日の反射を受けていた。
「れるさん、、?大丈夫、?」
「あぁ、あったかいよッ、
れるには…勿体ないッ、」
「だめだッ…もうッ、情けなッ、」
「れるさんッ?震えてるけど、大丈夫ッ?」
怖かった。
今にもこの人が消えてしまいそうだった。
全身が震えていた。
溢れる涙が地面に落ち、そのまま染み込んでいく。
「努力ッ、したけどッ…
報われないことばっかやった…ッ
なら…ッ、もうッ、」
「死んじゃったらッ、いいのになッ…」
頭に響く。
ずっとその言葉が残ってる。
体が動かなかった。
動けなかった。
その後すぐに立ち上がって虚ろに歩んでいく後ろ姿が目に焼き付いて離れない。
砂浜に足を引きずっていた。
本当に辛そうで、苦しそうで、
動きたいのに、涙が止まらないのに、悔しいのに、悲しいのに、
立ち上がることが出来なかった。
そのまま彼は真っ黒に成り果てた海に身を沈めた。
僕は彼の最期を見たんだ。
悔しい
いやだ、
彼が太陽だった。
僕は彼が近くにいたから
誰かに向けて愛を与えられた。
誰かの愛を受け入れられた。
まるで蒸発するように消えたあの星が
星が描いたあの足跡が
僕には彗星に見えたんだ。
彼が最期にこう言った
─ ちむなら、いっしょにいてくれるよね
と。
もちろん。
彼の足跡の隣を歩いて
闇の中に飛び込んだ。
ふたつのほうき星_ ✩.*˚
コメント
2件
なんじゃこれはぁ!!!!! 新しいのは激アツすぎる😭😭😭💘💘💘 そして内容が刺さりすぎてなんかのマフィアに囲まれたみたいになってる_:( _* ́ཫ`):_ 本当におもちゃんの書く小説だいすき.... こうしんありがとう!✨️