スマイル「これ……きり兄じゃない……。」
と
そして、彼はこう言った。
スマイル「貴方きり兄にすっごく似てる!すごーい!ニッコリ」
太陽のようにニッコリと微笑む彼を見る。と頭が痛くなってくる…………。
俺は色んな情報にキャパオーバーしてしまったのか、ぐらりと視点が変わってしまった。そして、ゆっくり目を閉じた。
…………………?
目を開けると茶色い天井が目に止まった。木で出来ているのだろうか?……まぁ…いい…
ここはどこか、ということが今の一番の問題点だ。
ガチャ
???「あ、起きたのか」
聞き覚えのある声。年中ずっと聞いている声。そう、俺の声。
きりやん「貴方って…」
改めて見るとすごく似てるなぁ…。この人を見ていると夢だといいなと思ってしまう。これが現実な訳ないって。
きりやん(異)「…ん?あぁ、俺?きりやんだよ、わかってると思うけど。」
だ、だよなぁ、多分あの異世界スマイルが言っていたのはこいつのことか。
きりやん「えっと…俺…」
きりやん(異世界)「あぁダイジョブダイジョブ」
きりやん(異世界)「きりやんでしょ?、俺と顔とか同じだしwやばいね、俺ら運命じゃんw」
運命って………()そうなるかぁ…?
きりやん「え、えとあいつらは…?」
今この部屋にいるのは俺と異世界の俺。
周りの音を聞いても、あいつらの声すら聞こえない。
きりやん(実際まだ信用できないし…)
助けてくれた?のは優しいとは思うけれど、まだ信用はできない。
きりやん(異)「あぁ〜。えーと(゜-゜)」
異世界のきりやんは少し戸惑いながら言った。
きりやん(異)「弟と遊んでる…」
弟…?あぁ、スマイルもどきみたいなやつか、俺主にアイツのせいでぶっ倒れたみたいなところあるけどね。
その時だった。
ッバン!!!!
きりやん「ッビク」
俺があいつらの居場所を聞こうとしたとき、ドアが開いた。
急にドアが開くものでびっくりしたよ、俺を殺す気かいな()
きりやん(異)「あ、この感じは…」
異世界きりやんは聞き覚えがあるのか、なんとも無かったかのように平然としていた。
???「やんさ〜ん!遊びに来たよ〜!やんさんに似た人来たんでしょ〜?」
え…?まてまて、きんとき…?いや、この喋り方はぶるーくだが…声はきんときだ。
きりやん(異)「ドアは優しく開けろって言ったろ、きんとき」
……………(白目)。
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神神神神神神神神神神神神です(白目)