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ごめんなさい…受験生でべんきょが、…忙しいんです!!言い訳は置いておきましょう。
今回は青水です!というか基本青水、水青の民です!しかもノベル勢!
この2人ならどっちでも好きです!
⚠nmmnです。ご本人様には関係ありません、スクショ、拡散等。ご遠慮ください⚠
irxs 青水 作品中では名前出ます。
ストーカー表現もあるので注意です
・nmmnの意味が分からない方
・夢女子の方はここで引き返して下さい。今なら致命傷です()
そして暇な方はあらすじも見て下さると非常に嬉しいです!
いいですか…?引き返しました?
それではどうぞ
if side
ほとけの様子がおかしい。ないこも同じことを考えていたようで昨日俺に話しかけてきた。
「ねぇ、まろ。ほとけっちのことなんだけど…」
「あぁ…俺も気になっとったんや。最近あいつ変よな?」
「うーん…変というより元気がない…というか、」
「おん、やっぱないこもそう思うよな…」
「しかも最近引っ越したらしいし、何かあったのかな…」
「ぽえ…」
『今日の打ち上げ、僕ちょっと用事あるから先帰るね…!』
『ごめん、今日も!次は空けとくから!』
『…あ、ごめん!ちょっと考え事しててさー…!』
最近のあいつを思い出してみると俺が言った変という言葉よりないこの元気がないという言葉のほうが合っている気がする。何よりいれいすが大事でメンバーと居ることが楽しいと感じているほとけがメンバーといてもぼーっとする時間が増えたのは何でなのか。
「俺以外のメンバーも気付いてて皆ほとけっちのこと心配してるんだよね、」
「まぁ心配にもなるよな…最近は特に忙しい事ないって言っとるのに都合だけが全く合わんしなぁ…」
「…?うん、そうなんだよね…俺、頼りないかなぁ」
「それは絶対にあらへん!ないこが頼りなかったらいれいすはとっくの昔に終わっとったやろ…?俺は頼りにしてるよ」
「うん、ありがと…そうだよね!ありがとまろ!ちょっと元気出た、ほとけっちのことは俺がそれとなく聞いておくよ!」
「あ、そのことなんやけど__」
あの後。俺が聞いてもいいか、と聞いて今俺はほとけの家にいる。ないこには『青組やっぱり仲いいじゃん〜w』と煽られた。配信で言ったら許さんからな!
とりあえずほとけの部屋の前まで来たが本当に居るんやろうか…?前の家は気を付けなければ声が聞こえてくるレベルだったので違和感しかない。まぁ、ええか。と思いインターホンに手を伸ばした。
-hotoke- side
最近、僕は引っ越した。理由はストーカーに合っていたから。でも優しいメンバーにそれを伝えたら心配してしまうかもしれない、悪ければメンバーに被害がいくかもしれない。そんな思いからメンバーと話したり会ったりすることは出来るだけ控えていた。
まぁ、全く会わないわけじゃないけどね!流石に大事な会議とか、打ち合わせは参加している。それ以外はリモートで家からさせてもらっている。
外に出るのが怖いなぁ…なんて。世の中の女性は日々こんな思いをしているのかもしれないと思った。知らなくても良かったけど!最低限必要な食べ物や飲料水、生活必需品を買って家にこもってからもう4日は経っている気がする。
まだ引っ越して荷物を片せていないから初日になんとか頑張ってセットした配信部屋に閉じこもっていた、
ピンポーン
「ひっ…!?…な、んで」
今日もインターホンが鳴る。今までの家はバレていたから毎日毎日飽きずにインターホンを押されていた。インターホンだけじゃない、ポストに入った盗撮された写真も。毎日届く手紙も。挙句の果てには時々ドアに掛けられたお土産のようなものも。いつか家に入ってくるかもしれない。
それが怖くて、嫌で、気持ち悪くて、だから引っ越した。チェーンがドアに付いているマンション。けれど僕は忘れっぽいから、そもそもの防犯がしっかりしている所にした。
インターホンには決まって姿は映っていなかった、嫌だけど犯人がわかって警察に行けるなら。なんて淡い期待を抱きながら毎回見るけれどやはり姿は映っていなくて。
すると視界の端に映るインターホンの画面が動いた気がした。
「映ってる…!?はんに、ん…って、」
証拠が出せるかもしれない、そう思って見ると以外な人物が写っていた。
「いふくん…?」
急いでドアを開けると休みだったのかラフな格好をしたいふくんがそこにいた。
「えっと…こんばんは、?」
「おん、こんばんは。とりあえず中入れてくれん?外寒いんよ」
「あ、え!?い、いらっしゃい…?」
意外な訪問だったけどまともに人に会えていなかったからとても嬉しい。それが例えいふくんでもね!!?
if side
なんや、元気やん。ほんまに良かった。…けど。
「…今のほとけの部屋、まろの家より汚ぁい」
「はぁ〜!?しょうがないでしょ!!引っ越したばっかなの!」
ぽえぽえしながら言うとほとけは高い声でキャンキャンと返してきた。だってほんとやもん。
「ていうか…こんな時間に何しに来たの?いふくんならもう寝てると思ったんだけど〜?」
「今まだ10時やぞ…?お前の中の俺寝過ぎちゃう…?」
「だって前いふくん何時間寝ても疲れが残るって言ってたじゃん」
「それはええねん!!」
いつもの言い合いの応酬。やはり元気がないなんてウソだったんだろうか。
けれど一応聞いておかなければ
「なぁ、ほとけ」
「何いふくん」
「お前最近何かあったやろ」
「…え、」
途端に動揺している。分かりやすいやつやなぁ…
「何もないよ!」
と、ほとけ。嘘つけ、目が泳いでんのバレてるからな?
「じゃあ何で玄関のチェーン掛けとるんや」
「そ、れは…」
「…何かあったやろ」
言い淀むコイツに確信を得た俺はもう一度言った。
「う、ひっ…く、…から」
「なんて…?」
「だからっ、ストーカ、っにふ、っうわぁぁん!」
「…は?」
「怖かっ、ふ、ぐす、」
俺の聞き間違えじゃなければ今ほとけはストーカーといっていた。怖かった、と泣くほとけの目の下にはクマができている。
…ほんまに怖かったんやな。
「なぁ、ほとけ」
「ふっ、ぅぅ…!な、に…?」
「俺と一緒に暮らすか?」
「え…え!?なに、どういうこと!?」
「あー、ちゃうちゃう。相当怖かったんやろうから居候してやってもええでって」
「え…それ、いふくん迷惑なんじゃ、」
「迷惑じゃねぇから、むしろメンバーがそんなんなってて心配せんわけないやろ」
思ったままを口に出したつもりだったが言葉のチョイスが悪かったようで聞き返された。びっくりしたのか目が丸になっている、それに涙も止まっている。
「いふくんがいいなら…」
「ん、じゃあ一旦家に荷物取りに行ってくるな」
-hotoke- side
あれからいふくんは本当に僕の家で暮らしてくれている。一緒に暮らすか、って聞いてくれた時。真剣な顔しててかっこよかったのは秘密。朝起きていふくんが隣にいるのが当たり前になってしまった。最初の頃は何でこんなに顔がいいんだっていつもドキドキしていたけど!
「いふくん、起きて!今日はお仕事早いんでしょ!」
「んぅ…うるせぇ…あと10分…」
「もう…あと10分でほんとに起きるんだよね!?」
「おきる…」
「も〜…」
新婚みたい、なんて舞い上がっちゃったりする。あれ以来いふくんにドキドキすることが多くなって何でだろうって考えてみたら好きなのかもしれない、という結論に至った。流石にすぐには受け入れられなかったけど今はこの生活を楽しんでいる。
「いふくん…?入るよ」
「お、ほとけ。おはよ」
「おはよ、いふくん!それより朝ごはん出来てるから早く食べなよ」
「サンキュ、いつもほんまごめんな」
「いいよ!お仕事頑張ってるんでしょ?ほら早く食べて!」
元々料理は苦手だったし失敗も多かったけど今はいふくんに食べてもらえるから頑張ってる!まだミスはするけどね?結構成長したから褒めて!
「ん、美味い。俺これ好きかも」
「え!ほんと?どれ?」
「この…何や、ハンバーグ?」
「、!それ豆腐ハンバーグ!味にもこだわったから嬉しいかも!」
かも、じゃない。ほんとはめっちゃ嬉しい!いふくんに褒めてもらえた、嬉しい。の気持ちで朝から幸せ。それに最近はストーカー被害もなくて…
ストーカー被害が無かったら、いふくんはもう出てっちゃうのかな。
チェーンなんて結局翌日しか付けていない。後は忘れてた気がするし。インターホンだって鳴らないし変な手紙も届かない。袋もかかってない。折角朝から幸せだと思ったのにそんな考えがぐるぐる回ってしょうがない。
「あ、俺もう時間やから」
「うん!いってらっしゃい!」
「ん、行ってきます」
いふくんはお仕事に行く時間だったようで行ってきます、と律儀に返してくれた。不仲と言われているけどいふくんは義理堅いから一度言った手前戻れなくなっているだけかもしれない。
「はぁ…やめやめ!こんなの僕らしくないよね!」
部屋の掃除をすることにした僕は同居の際にいふくんに与えた部屋はどうなっているんだろう、と思い部屋に入った。
「…汚い」
大方予想していた通りだった。けれど思わず声が出てしまうほどには汚かった。いやなんで!?まだ一ヶ月くらいしか経ってないのに…。いふくんは忙しいから掃除できないことは知っているけど、最早強盗が入ったレベルで荒れてるよ?
「はぁ…しょうがないから掃除してあげよーっと、あー僕優し!」
自己満足かもしれないけどもしかしたら帰ってきてありがとうって言ってくれるかもしれない、なんて想像しながら部屋を片付ける。にしてもほんとに汚いな…なんでこうなるんだろう。仕事の物もあったからそれは見ないように机に移動させようとした。
「よっ、と…っ、うわっ!?あ…やっちゃった…」
あとは置くだけで掃除は終わりなはずだったのに…僕のミスでいふくんの仕事の資料をばら撒いてしまった。これ、褒められるというより怒られるやつでは?慌てて全て拾い集めようと資料に手を伸ばす。
「…え?この、字って…」
僕が良く知ってる字。だってこれは
一ヶ月前まで毎日届いていた手紙の字だ。
なんで?なんで、いふくんの資料に…
あれ、僕…
「家の場所、いふくんに話したっけ」
最初から思い返せばおかしい点ばかりだった。
チェーンを掛けたのは引っ越した翌日だけだった。
いふくんが来たのはその1週間後、知っているわけがない。
僕がチェーンをつけていたことなんて。
僕は迷惑を、心配をかけたくなくてあんまり話してなかった。
ストーカーのこと。…家の場所。
勿論部屋番号なんてもってのほかだ。
なんで部屋の前まで来てインターホンを押せてるの?
ここは防犯がしっかりしているからロビーで鍵を差し込まなきゃ入れない。
それか部屋番号を押して入れてもらうか。
そんな通知は来ていない。
そもそも部屋番号を知らないはずなんだ、いふくんは。
ストーカーなんて最初からいなかったみたいに被害はなくなった。
…いふくんが来てから。
「ただいま〜…ほとけ?」
ガチャ、と音がしてドアが開いた。
…チェーン結局使わなかったな、なんてね。
「おかえり!いふくん!今日の晩ごはんは麻婆豆腐だよ!」
僕が何も見てないことにすれば、何も知らないってことにすれば
いふくんはずっとここにいてくれるんでしょ…?
なんて、そんな事を考える僕が一番
『__』
if side
いつも通り家に帰ると電気がついていなかった。ただ俺の部屋だけ電気がついていて覗くとニコリと同じようにほとけは笑った。今日の晩ごはんはほとけの好物やん、笑顔が見れるかもしれへん、なんて惚れ込み過ぎやろ?
部屋に荷物を置こうとして机を見ると一枚だけグシャリ、とされていた資料があった。
ご飯も食べ終わり既に隣で寝ているほとけ。早い時間だがすぅすぅと健やかな寝息が聞こえるし相当疲れたんかな。
「あー…ちゃうか、ほとけ。全部知ってしまったもんな」
いつもならついている電気。
資料は一つグシャグシャにされていた。
手紙、見てくれとったんやな。嬉しい。
留守の日にマンション内に入るのは苦労したんやで?
それでも、全部知った上で俺と生きてくれるんやな。
「ほんまに、アホで、可愛くて、愛しとるよ」
なぁ、ほとけ。ほんまに俺は
『__』