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緑谷「わぁ〜!!みんなだー!!」
キラキラと目を輝かせた緑谷がそこにいた。
どこも見た目は変わらない、いつも通りの緑谷だ。
麗日「デクくん?」
轟「?どこも変わんねぇ気がするが」
飯田「見た目は変わらないな..」
緑谷「えへへ、実は僕は未来から来ました!」
イェイ!と手を広げて満面の笑み。
「「「はぁぁぁぁ!!!???」」」
芦戸「じゃあプロヒーローなの?!」
峰田「俺は美人女優と結婚してんのか?!」
わあわあと質問攻め。
やっぱりな〜と余裕がある緑谷には
確かに大人独特のオーラがあった。
緑谷「ごめんね、未来が変わるようなことは言えないんだ」
上鳴「まぁそうだよな〜!!」
芦戸「くぅぅ〜!!でも気になる!!」
緑谷「あ、峰田くんは独身だよ」
峰田「なんでだよっー!!!!」
緑谷「んふふ、冗談かもね?」
麗日「..///」
緑谷がクラスメイトをイジるのは初めて見る光景で、その緑谷の表情は新しいおもちゃを与えられた子供のようだった。
緑谷「あ!かっちゃん!」
爆豪「あ”?」
緑谷「ありゃ、まだ尖ってる時期か〜」
まだ尖ってる
まるで未来では丸いと言っているようだが?
上鳴「爆豪も丸くなるんだな〜」
峰田「関心深いよな〜」
爆豪「アホとブドウ殺す」
上&峰「「涙」」
緑谷「んふふ、可愛い〜」
「「「・・・」」」
何が起こっているのか、理解しているものはこの場に何人いるのだろうか。
いや、いなのかもしれない。
爆豪「っ…?!…っ?!」
あの爆豪でさえ抵抗せずに動揺してるだけ。
あの爆豪が、である。
八百万「これが出爆..??」
芦戸「ヤオモモ!地雷の人もいるから!!」
麗日「嘘やん、麗出しか許さんよ?!」
轟「・・・・・・緑谷が、俺の..緑谷が..」
上鳴「・・・カオスじゃん」
いわゆる緑谷セコムはこの光景に絶望。
ヤオモモは変な扉全開。
なんと緑谷が、あの緑谷が爆豪の頭を撫でているのである。
爆豪「…ッ何すんだクソナードが!!」
緑谷「おっと、危ないな〜」
麗日「ちょ、誰か..個性はいつ解けるん?!」
轟「これはきっと別の個性事故だ。」
麗日「それや!!嫌いな奴ほど好きになる」
麗日「あかん、想像しただけで吐き気が..」
オロロロロロ
峰田「カオスすぎる..」
上鳴「なぁ緑谷?爆豪と麗日、轟の中にさ」
緑谷「?うん」
上鳴「・・・結婚したやついんの?」
(((まじか上鳴!!!)))
飯田「それは聞いてはいけないのでは..」
麗日「そうだよ!私に決まってるじゃん!」
飯田「麗日くん!?」
轟「あ?俺だろ、どう考えても」
飯田「轟くんまで..」
爆豪「デクの面倒見れんのは俺だけだろ」
芦戸「で!答えは!?」
緑谷「んふふ//内緒!」
瞬間、緑谷を白い光が包み込んだ。
緑谷「いてて..」
八百万「緑谷さん..ですの?」
葉隠「えぇ?!もう解けちゃったの?!」
緑谷「あ、えっと..個性事故のことかな?」
轟「あぁ」
麗日「大丈夫やった?変なことされてへん?」
爆豪「・・・」
緑谷「あ…///」
緑谷の顔が真っ赤に、それはもう真っ赤に染まる。
轟「まさか、なにかされたのか?」
麗日「うそ、うそやん!」
緑谷「っごめん!僕、報告!職員室!」
そう叫んで走り去ってしまった。
残されたA組クラスメイトはただ呆然と、彼の真っ赤な耳を見ていることしか出来なかった。
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緑谷「んふふ..」
「?..どうしたんだ?出久」
緑谷「ちょっと過去の君と会ってきたんだ。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈end