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あの夏、全ての始まりとなった「虹色の結晶のカケラ」は、なお兄が厳重に保管していた。二度と同じことが起こらないように、そして、もしもの時のために、誰にも触れさせないよう、特別な箱にしまわれている。
「あれが、また現れることはあるんだろうか…?」
ある日、もふくんが、虹色の結晶のカケラが収められた箱を見つめながら呟いた。
「どうだろうな。俺が小さい頃、あの結晶はどこから来たのかも分からなかったし、どうして消えたのかも分からなかった」
なお兄が首を傾げる。彼の幼い頃の経験も、今回の出来事も、全てが偶発的なものだった。あの結晶が意図的に現れたり、消えたりする性質を持つのか、あるいは特定の条件が揃った時にのみ現れるのか、それは誰にも分からない。
しかし、からぴちメンバーは、もうあの夏のように戸惑うことはないだろう。彼らはあの夏、想像を絶する困難を乗り越え、何よりも大切な絆と、どんな状況にも対応できる力を手に入れたのだ。
もし再び虹色の結晶が現れ、誰かが小さくなってしまうことがあっても、彼らはきっと、あの伝説の夏を乗り越えた経験を活かし、笑顔で乗り越えていくことだろう。そして、それが彼らの動画活動に、新たな面白さをもたらすことになるかもしれない。
からぴちメンバーの日常は続く。少しだけ特別な体質になった彼らと、その変化を受け入れ、支え合う仲間たち。あの夏が教えてくれたことは、彼らの心に深く刻まれ、これからも彼らの活動と人生を彩っていくはずだ。
これにて完結です!!!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!!!
ハートが300超えてる所もあり、本当に嬉しい限りです、!
明日からはまた新しく別の小説を投稿しようかと思っておりますので、良ければ読んでいって下さい、!!
ここまでありがとうございました〜っ!