テラーノベル
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stくんに好きと言った日、そして出ていってと言った日。
あれからstくんは僕の前に現れなかった。
そしてそのまま丸1日たった。
今日は医者に余命宣告された日からちょうど3日。
予定だと今日僕は◯ぬ。
これでいいんだ。これが正解だったはずだ。
でも、
cl「もっと、生きたかったなぁ」(泣きながら)
st「泣くなよ」
cl「え?stくん!?」
st「やっぱりお前が好き」
cl「っ!だから、」
st「お前にはもっと生きてほしい」
cl「え?」
st「cl、やりたいことあるか?」
cl「、、、stくんと色んなところに行きたい」
st「そっか、」
cl「一緒に色んなもの食べたい」
st「、、、うん」
cl「一緒にいろんな話をしたい」
st「ぜんぶ、、叶えてやる」
cl「どうやって?」
st「こうやって」
シャラン
突然あたりが明るくなった。
僕はあまりの眩しさに思わず目をつぶった。
次に目を開けた時、君はもうそこにいなかった。
それから僕は退院した。
stくんは自分の命と引き換えに僕の寿命を伸ばしてくれたらしい。
僕の手元に残ったのは、僕の命と悲しみとブルースターという青い花。
ブルースターの花言葉は「あなたの幸せを願っています」らしい。
そして僕は今日、墓参りに来ている。
cl「今日、このあと遊園地に行くんだよ」
cl「その後、レストランでご飯を食べるの」
cl「はなしたいことが多くて困っちゃうね」
cl「ねぇ、なんで僕をおいてったの」
cl「stくんがいなきゃ楽しくないよ」
cl「今日は赤色の薔薇持ってきたんだ」
cl「stくんはこの花の花言葉、知ってる?」
赤い薔薇の花言葉はーーー
ーーー「死ぬまで君を愛します」
コメント
2件
重い愛好きぃぃ!♡
うわあ……最後の赤い薔薇の花言葉で、一気に涙腺がやられました。stくんが自分の命を差し出して「叶えてやる」って言ったシーン、なんかもうずるいですよ。ブルースターの「あなたの幸せを願っています」も、あとからじわじわ効く。clくんが楽しいはずの場所を巡る口調が明るいのに、その裏の“いない寂しさ”が痛いくらい伝わってきました。読後感、しんどいけど美しかったです。