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私の名前はちさと。お父様は大手企業に就職して、お母様はどこかに出かけては帰ってくる。それの繰り返し。。今日も、明日も、、、ずぅっと。
ちさと「….しんどいなぁ笑笑」
私は高校に進学すると同時に転校した。田舎の高校だ。中学の頃は私立のところに行っていたから、その時の思い出。ずぅっと閉まっていた記憶。
杏奈「ねぇ、お嬢様ぁ?あそこに停まってる黒い車、お嬢様のぉ?」
いつもどうでも良い事で突っ込んでくる杏奈。このグループのリーダー(?)的存在。
沙羅「ねぇ、何か言いなさいよ。」
いつも隣にいる沙羅。自分はそんなに強く無いくせに。
ちさと「そうだけど。だから何?」
私は自分のは結構きっぱり言う派。だけどこの時は少し怒りが勝っていた。
晴美「お嬢様アピールきつすぎぃwww」
何が面白いんだろ。
杏奈「ちさと。良い?あんたは一生暗闇の中で生きていくの。そう言う人生なんだよ。」
ちさと「…………。」
沙羅「何その目?、ほんっと気持ち悪い」【ガンっ】
(そう言い沙羅はちさとのみぞおちに蹴りを入れる)
ちさと「……..ウッ」
痛いッ
晴美「やめてよぉ、私たちが悪いみたいじゃなぁい笑笑」
杏奈「心が痛むぅ笑笑」
「「「wwwwwww」」」
杏奈「今日はこれくらいにしといて上げるわ。」
晴美「感謝は?」
ちさと「……」(静かに3人を睨みつける)
沙羅「きもいっつってんだろ!!」
【ガンっ】(またもや沙羅はちさとのみぞおちに蹴りを入れる)
杏奈「笑笑」
晴美「かえろぉ〜笑笑」
沙羅「じゃあね〜笑笑」
ちさと「…..泣」
??「小娘。」
ちさと「?」(顔を上げる)
するとそこには尻尾が五本ほどある大きな狐がいた。どうやら言葉が喋れるようで男物の着物で宙に浮いている。するとその者は言った。
??「小娘は、何が欲しいんだい?何でも、頼んでみなさい。」
ちさと「…欲しい、物、、、」
??「そう、欲しいもの。」
ちさと「…..愛情が、ほしいです。親にも愛情をそそいで育てられた思い出が、ないから….」
??「分かった。辛かったね。もぅ大丈夫だから。」
ちさと「….?」
すると当たりがくらくなり、私はいつの間にか眠りについていた。