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めっちゃいい話だった!✨ きんときも最後には自分で全部決めてスマイルのオペしたわけだし、縛られず行動できたから色んな人達に会えたから良かった*◜ω◝*
10話です!!最終回です!
俺は走った。たくさん走った。脇腹が痛い。
休憩を、したかった。でも、アイツらは死んでしまいそうなのかもしれない。そう考えたら休憩なんていらないって思える。
きんとき「ハアッハアッ…此処…ハア…だ…」
きんとき「スゥーハースゥーハー」
俺は息を整えた。
ガチャ
俺が部屋に入った瞬間。ものすごい鉄の様な匂いが押し寄せて来た。
きんとき「…!nakamu、きりやんッ‼︎」
俺は目の前にnakamuときりやんが崩れ落ちた体勢になっている事に気づき、すぐに近寄る。
きんとき「nakamu、きりやん、大丈夫?」
nakamu「ハア…早くしないと…」
きりやん「みんな、死んじゃう…。」
きんとき「え…?」
俺はテレビが置いてある方を見た。そしたら
悲惨な光景が目に映った。
Broooockとシャケが床に倒れていて血まみれだった。
きんとき「Broooockッ⁉︎シャケッ‼︎」
俺は二人に近づき傷口を見る。
たくさんのかすり傷口と切り傷…。
きんとき「この二人は包帯を巻けば大丈夫」
そして俺は一人いないことに気づく。
きんとき「スマイルは?」
俺は聞いた。そしたらnakamuが左に指をさした。キッチンの方だった。
俺はキッチンの方に行った。
スマイルが床に倒れていた。
シャケ達よりも沢山血が出ていた。
きんとき「ッ…此処、オペ室あるよねッ⁈」
きりやん「うん。」
きんとき「借りるねッ!きりやん達はシャケ達に包帯を巻いてッ!俺はスマイルを手術するッ!」
タッタッタッ
俺はスマイルを担ぎ即座にオペ室を探した。
割と近くにあり助かった。
一人で出来るかな…?
最低でも、二人でしか手術をやった事がなかったため、不安が芽生える。
きんとき「…やるしかない。」
俺はスマイルのオペを始めた。
数時間後
俺はスマイルのオペを終えて、オペ室を出た
そしてリビングへと向かった。
ガチャ
リビングには4人がソファに座っていた。
きんとき「終わったよ〜。」
俺が声を発したら一斉に俺の方を向いて来た
どうやら気づいていなかったらしい。
nakamu「スマイルはッ⁉︎」
きんとき「…もちろん。手術は成功したよ」
俺がそう言うとみんなの顔は笑顔に変わっていく。
きりやん「よかった…」
Broooock「マジでよかった。」
シャークん「さっすが元病院の先生ッ!」
きんとき「ニコッ(^^)ありがと!」
嗚呼…俺は涙が出て来そうになり上を少し向いた。
きんとき「あ、スマイルの部屋何処?あそこに寝かしておくわけにもいかないし…」
nakamu「あ、スマイルの部屋?俺らが案内するよ。」
きんとき「サンキュ。」
〜スマイルの部屋〜
きんとき「よいしょ」
俺はそう言いながら軽かったスマイルをベッドに寝かせる。
nakamu「きんとき…。」
きんとき「ん?」
俺は返事をする。
nakamu「ーー?」
何かを言ったnakamu。だがnakamuは小声+俯きながら言ったため俺の耳には届かなかった。
きんとき「ごめん、もう一回言って?」
俺は、nakamuに言う。
nakamu「ーこーーの?」
きんとき「ごめん!もう一回ッ‼︎‼︎」
nakamu「きんとき、怒ってないの?」
…予想外の言葉だった。
きんとき「え…?なんで…?」
シャークん「_だって俺ら…急にきんときを避けたじゃん…。」
きんとき「避けたと言うか、来なかったよね?」
きりやん「うん…。」
きんとき「で」
Broooock「だからッ…怒ってないのって…。その事…。」
コイツら…気にしてたんだ…。
よし。
きんとき「…。俺がお前らと離れてからの事を話すね。」
Broooock「うん」
きんとき「最初は俺、『やっぱりみんなの足手まといになってたからだよね』って思ってて…。だってさほら、俺と一緒にいた時とか仕事してなかったでしょ?やっぱり俺はコイツらに着いてったらダメなんだって思った。だから俺、あれから4、5年外に出なかった。
飯もまともに食べなかった。いっつも………_
自分から出る赤い液体を見て、満足してた」
シャークん「それって、血。毎日…リスカじゃねえか」
きんとき「そうだね。w」
nakamu「きんとk」
きんとき「話を、続けるね?(^言^)」
WT -knsu「ゾクッ」
きんとき「で、どうやったらまた必要とされるか考えたんだ。そしたら、スマイルの病気の事を思い出して。」
Broooock「だから、病院の先生に?」
きんとき「うん。研究者とどっちの方がいいか迷ったけど、『手術とかできた方がいいよな』って思って。でさ、スマイルも助かったし、『病院の先生をやっててよかった』って思った。」
きりやん「じゃあさ、なんで警察になったの?」
きんとき「…強制で病院の先生やめさせられたんだ。でも、お前らの情報収集もできるなって思ったから。」
スマイル「そんなに_」
きんとき「⁈」
後ろから声が聞こえたので後ろを振り向く。
きんとき「スマイルッ‼︎‼︎大丈夫ッ⁈」
スマイル「ああ。なんとか。」
nakamu「よかった〜。」
スマイル「で…なんだけど…。」
スマイル「きんときはさ、そんなに俺らの事思ってたわけ?」
きんとき「…うん。」
スマイル「ふーん。だってよ、お前ら。」
きんとき「?」
俺が横を向くとみんなは、安心した様な表情になっていた。
nakamu「よかった〜。」
Broooock「マジでそれなw」
シャークん「ふう…。」
きりやん「よかった…嫌われてなくて。」
きんとき「…え?逆に俺がお前らの事嫌うわけないじゃん!」
Broooock「なんで?」
きんとき「俺が、めっちゃ信用してる人だから…かな?///」
WT -kn「///////」
nakamu「あ。」
きんとき「どうした?」
nakamu「いや、その白い尾、まだ持ってたんだって思って。」
シャークん「確かに。」
きりやん「意外…か…?」
スマイル「意外はない。」
Broooock「うん!」
きんとき「え、え?この白い尾は、俺の一番の宝物だよ。これを持ってたらずっと繋がってるんでしょ?」
WT -kn「…うん‼︎‼︎」
それから二週間後、俺はアイツらと同居した。もちろん、警察はやめた。
それからまた、一週間後。
nakamu「ねえ、きんとき!」
きんとき「なに?」
Broooock「今日は大事な何処に行くよッ!」
きんとき「大事な何処…?」
シャークん「本部に行く。」
きんとき「ん?え?本部って…怪盗の…?」
スマイル「ああ。」
きりやん「お前をワイテルズに正式に入れてもらうのッ!」
きんとき「正式に…ホントッ⁉︎やった〜‼︎‼︎」
俺は嬉しかった。
nakamu「てことで、レッツゴー!」
きんとき「え?今からッ⁉︎」
〜本部〜
シャークん「いいか、きんとき。俺達が入ろって言ったら入れよ。」
きんとき「うん、わかった。」
nakamu「ーー。〜。」
うう。緊張してきた…。本部長、いい人だといいな。
きりやん「〜〜wーー!」
…楽しそう。
スマイル「入れ。」
きんとき「…!」
タッタッタッ
きんとき「え…と、きんとk…」
Broooock「?きんとき、どうかした?」
きんとき「ーー?」
シャークん「ん?」
きんとき「とも先輩。どうして…。」
そう。俺の前に立っているのは、本部長のはず。なのに、今俺の前に立っているのは、俺が警察の時一緒にペアを組んでいた先輩。
とも先輩だった。
とも先輩「ニコッ 久しぶり、きんちゃんッ!」
きんとき「はい、お久しぶりです。」
nakamu「待って!きんとき、ともさんと知り合い?」
きんとき「あれ?nakamu達もともさんの事知ってるの?」
きりやん「だってともさんは、本部長だし」
きんとき「…えッ⁈⁈⁈⁈」
とも先輩「僕ときんちゃんはね、警察の時、ペアを組ませてもらってた、後輩先輩だよね?きんちゃん。」
きんとき「え、あ、はい。」
Broooocu「へえ〜。知らなかった。」
とも先輩「改めてきんちゃん。これからは僕の事、先輩じゃなくて、1番偉い怪盗だと思って。」
怪盗…。
きんとき「ともさんも怪盗ッ⁈」
ともさん「もちろん。じゃないとこの立場じゃないよ。」
ともさん「今日はパーティーだね‼︎」
きんとき「え、なんでですか?」
ともさん「決まってるでしょ?きんちゃんがワイテルズに正式に入団したお祝いッ!」
きんとき「え…。そんな、申し訳ないです」
ともさん「だめッ‼︎‼︎えーと、日常怪盗呼んで我々怪盗呼んで、らっでぃ達も呼ぼうッ‼︎‼︎」
なぜかはわからないが勝手に話が進み、今日の夜にパーティーが開かれることになった。
〜夜〜
ともさん「え〜と、きんちゃん!入団おめでとうッ!乾杯‼︎‼︎」
怪盗達「乾杯ッ‼︎‼︎」
きりやん「うめ〜。」
シャークん「きりやん、こっちもめっちゃうまい。」
きんとき「みんなお酒飲んでるな〜。」
???「きんちゃんはー飲まないの?」
きんとき「あ、はい。俺は__ん?」
きんとき「誰?」
???「あっははー⤴︎」
???「俺は『我々怪盗』っちゅう何処に入っとる、“コネシマ”。よろしくな〜!きんちゃん!」
きんとき「あッはい!よろしくお願いします。コネシマさん。」
???「え〜。コネさんだけずる〜い!」
コネシマ「おおッ!ぴくとの兄貴ッ‼︎‼︎」
ぴくと「俺は“怪盗ぴくと”。よろしくね、きんとき。」
きんとき「はい。よろしくお願いします‼︎‼︎
ぴくとさん。」
???「俺も喋るッ!」
きんとき「え?w」
???「俺は『日常怪盗』の、ペイントッ!
よろしくね、きんときくん。」
きんとき「よろしくお願いしますッ‼︎ペイントさんッ‼︎‼︎」
???「俺も〜‼︎‼︎」
きんとき「え?」
???「俺は『運営怪盗』って言う何処の、らっだぁ‼︎よろしく、きんとき」
きんとき「はい。よろしくお願いします。
らっだぁさん。」
ともさん「お〜!きんちゃん人気者〜〜‼︎‼︎
まだ来れてない人達もいるけど、みんなと仲良くしてあげて、きんちゃん。」
きんとき「ッ…はいッ‼︎‼︎」
〜パーティが終わって〜
nakamu「今日めっちゃ楽しかったね〜‼︎‼︎」
Broooock「うんッ‼︎‼︎ご飯もチョー美味しかったし‼︎‼︎」
シャークん「て、言ってるBroooocuは、肉しか食ってねえけどな。w」
きりやん「でも、肉と酒の相性めっちゃ良かったじゃん!」
スマイル「俺は酒飲んでねえから知らん。」
…楽しい。こんな空間、誰にも邪魔させたくないな…。
nakamu「きんときッ‼︎‼︎」
きんとき「ん?」
バサッ
みんなが手を俺に差し出して来た。
WT -kn「おかえり。きんときッ‼︎‼︎」
きんとき「…ッ…」
きんとき「ただいまッ‼︎‼︎みんなッ‼︎‼︎」
俺はそう言いながらみんなと手を繋ぎながら帰った。
〜END〜